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前談
レーザーカッターやUVプリント等が可能な工房=“Techshop”
工房(TechShop)に2週間程お世話になり、初心者ながら数多くの作品を製作しました。
今回の記事では『100均で購入した商品』への印刷をご紹介したいと思います。
UVプリンタって何だ?
■メリット
UV(紫外線)照射装置が付いているプリンタです。
印刷直後に紫外線を照射し、瞬時にインクを硬化させることができます。
好きなデザインを唯一無二のオリジナル製作やプロトタイプ製作できることがメリットです。
世の中の有形物(例えば、スマートフォンケース、革やソフトケース、アクリル、ガラス 繊維、PCキーボードなど)への印刷が可能です。
■デメリット
1)曲線や凸凹など歪な形は不得意であること
2)印刷硬化するため柔らさ等の硬度が異なる素材だと印刷の耐久性が悪いこと
3)印刷物を機器にセットしたり、印刷時間が長いこと(1品20~40分)
【作品1】スマホケースにUV印刷
ケース材も原料が様々であり、白以外のスマホケースは色ノリが悪く下地にホワイト処理が必要だったりします。印刷後にコーティングするグロス処理も、斜線など模様をグロス処理で挑戦すると、時間経過と共に剥がれてきたりします。
自前のアクリル用ニスを手作業で塗布すると、逆にインクを溶かしたり、塗装が浮いて剥がれてきたりします。
失敗を繰り返しながら試行錯誤で挑戦しました。
- 同じプラスチックでも素材によって塗装耐久性が変わる
- ペットを印刷すると可愛い!
【作品2】パソコン用ケース
【作品3】マウスパッド
【作品4】クリアファイルケース
【作品5】犬用のコスプレ服
繊維に印刷できるか?を確認しつつも、白色だと印刷が薄く3回印刷してみました。それだけでも作業は40分はかかります。
またセンタリング(中心合わせ)が難しく、繊維で再印刷を繰り返すと次第に配置がずれるミスが起きやすい。