概要
企画概要
サッカー観戦をもっと便利に、もっと楽しくする「スマートスタジアム」構想
この企画は、サッカー観戦における不便や物足りなさを、IT・アプリ・位置情報・映像・AR・ネットワークカメラ・会員データを使って解決する「スマートスタジアム」構想です。
構想自体は2012年ごろから温めていたもので、2016年にはKIRINアクセラレーターのビジネスプランコンテストにも応募しました。
結果としては落選しましたが、スタジアム観戦の体験をデジタルで拡張するという方向性は、今振り返っても大きな可能性があると感じています。
サッカー観戦は、試合を見るだけではありません。
会場へ向かう移動、チケット確認、座席探し、トイレや施設案内、選手情報の確認、応援歌、ゴールシーンの振り返り、グッズや飲食、周辺イベント、試合後の余韻まで、すべてが観戦体験です。
しかし、初めてスタジアムに来た人やライト層、女性、子ども連れ、遠方から来た観客にとっては、わかりにくいことも多くあります。
そこで本企画では、スタジアム専用アプリを中心に、観戦前・観戦中・観戦後の体験をつなぎ、ファン満足度の向上、来場者数の増加、スポンサー価値の向上、チームのファン育成につなげることを目指しました。
司会パンダ この記事で整理していること
- スマートスタジアム構想を考えた背景
- KIRINアクセラレーターへ応募した理由
- スタジアム観戦における集客・利便性・女性客獲得の課題
- チケット情報入力からAR演出までの観戦前体験
- 座席案内、トイレ案内、迷子案内などの施設サポート
- 会場限定プリクラ、選手情報、ゴール動画などのファン体験
- 応援歌支援、実況ラジオ、実況ツイートによるライト層向け支援
- ゲーム・クイズ・選手評価アンケートによる参加型観戦
- ネットワークカメラ連携による戦術理解や学習体験
- 売り子ビール対策、スタジアム周辺イベント、他スポーツへの横展開
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00. スライド紹介
01. 企画背景
企画背景
2012年から温めていた、サッカー観戦の体験価値を高める構想
私は2012年ごろから、サッカー観戦をもっと便利に、もっと楽しくするための「スマートスタジアム」構想を考えていました。
当時から、スタジアム観戦には多くの魅力がある一方で、初めて来場する人にとっては不便な点も多いと感じていました。
たとえば、座席の場所がわかりにくい、トイレの場所や混雑状況がわからない、応援歌を知らないと参加しづらい、選手情報をその場で確認しにくい、遠い席からはプレーが見えづらいといった課題です。
また、2016年ごろには、米国シリコンバレーの事例や、SAP社のサッカー解析システムの存在を知り、スポーツ観戦とITの組み合わせには大きな可能性があると感じました。
スタジアム観戦は巨大な市場になり得る
スタジアム観戦のソリューションは、Jリーグや海外サッカーだけでなく、国体、国際大会、地域スポーツイベント、大型コンサート、展示会などにも横展開できます。
特にスポーツ観戦では、会場にいるからこそ得られる体験が重要です。
テレビ観戦や配信では味わえない、現地の熱気、応援、臨場感、周辺イベント、限定コンテンツをどう高めるかが、来場価値を左右します。
実現には大手企業・運営組織との連携が必要
一方で、この企画を個人や中小企業だけで実現するのは難しいと感じました。
スマートスタジアム化には、Wi-Fi環境、チケットシステム、スタジアム運営会社、クラブチーム、スポンサー、広告代理店、決済事業者、セキュリティ管理、映像権利など、多くの関係者が関わります。
だからこそ、当時は「スマートスタジアム構想は、圧倒的な権力や交渉力、信用力が必要な企画だ」と感じていました。
KIRINアクセラレーターへの応募
このような背景から、2016年に日本代表のスポンサーでもあるKIRIN様のアクセラレーターへ応募しました。
結果としては落選しましたが、この企画はスタジアム以外にもイベント運営へ横展開できる可能性があります。
観戦体験、イベント体験、会場案内、ファンマーケティングを一体で考える企画として、自分にとって大切な事業構想のひとつです。
司会パンダ 02. 問題提起:スタジアム観戦に必要な集客力
観戦初心者・女性・家族連れも来場したくなるスタジアム体験が必要
スタジアム観戦における集客力には何が必要なのでしょうか?
スタジアム観戦の集客力を高めるには、試合の魅力だけでなく、会場体験全体を改善する必要があります。
もちろん、強いチーム、人気選手、話題性のある試合は大きな集客要因になります。
しかし、それだけではライト層や新規来場者を継続的に増やすことは難しいかもしれません。
初めて来る人が迷わないこと。
女性や子ども連れが安心して楽しめること。
試合前後にも楽しめるイベントがあること。
応援歌や選手情報を知らなくても参加しやすいこと。
こうした体験設計が、スタジアム観戦の価値を高めると考えました。
国家戦略特区の活用
スタジアムは、立地も重要です。
電車やバスなどの公共交通機関が使いやすく、ナイター観戦後でも帰宅しやすい場所であることが求められます。
自家用車中心になると、渋滞や駐車場問題が起きやすくなります。
そのため、駅から近いこと、帰宅しやすいこと、周辺施設と連携できることは、集客力に直結する要素だと考えました。
東京23区につくるべきという考え
郊外ではなく、東京23区内にスタジアムがあることで、仕事帰りの観戦や平日ナイターの来場ハードルが下がります。
東京ドームのように、仕事帰りでも立ち寄れる立地は大きな強みです。
また、球団・クラブ企業とスタジアム管理会社が異なると、企画実行時の意思決定が難しくなります。
できれば、クラブ側と施設管理側の決裁権が一致している方が、スマートスタジアム施策は実行しやすいと考えました。
スマートスタジアム化
Wi-Fi環境やデバイス環境が整備されれば、観戦中の利便性をデジタルで向上できます。
座席案内、混雑状況、選手情報、応援歌、ゴール動画、クイズ、アンケート、飲食注文、グッズ販売、周辺イベント案内など、アプリで支援できる領域は多くあります。
私が目指したのは、まさにこの観戦体験のデジタル化です。
女性客をいかにして掴むべきか
世の中の消費活動をけん引するのは女性であり、女性が楽しめる場所は、カップルや家族連れの来場にもつながります。
そのためには、女性トイレの快適さ、清潔感、会場内の安心感、写真を撮りたくなる演出、子ども向けイベント、グッズや飲食の魅力などが重要になります。
未来の強いチームを育てる場所
スタジアムは、試合を見るだけの場所ではありません。
「○○選手を応援したい」「○○選手のようになりたい」と思う子どもが生まれる場所でもあります。
選手、チーム、ファン、運営企業、スポンサーが相乗効果で成長できる場所として、スタジアム体験を設計することが重要だと考えました。
司会パンダ 03. チケット情報入力と観戦前体験
観戦前体験
チケット情報をアプリに登録し、会場情報や特典を事前に届ける
独創性:
| 自信度:
| 実現しやすさ:
観戦前にアプリをインストールし、チケット情報を登録することで、会場情報やイベント情報、参加特典を事前に届けられるようにします。
来場者にとって、スタジアム観戦は試合当日だけでなく、チケット購入後から始まっています。
- どんなイベントがあるのか。
- 何時に行けばよいのか。
- どの入口から入るのか。
- グッズ販売はどこで行われるのか。
- 飲食ブースは混むのか。
こうした情報を事前に知ることができれば、来場前の不安を減らせます。
チケット情報を登録するメリット
- 座席情報に合わせた入場ゲート案内ができる
- 会場イベントや参加特典を事前告知できる
- スタジアム限定コンテンツを配信できる
- 来場予定者にリマインド通知を送れる
- 当日の混雑やアクセス情報を伝えられる
- 来場後のクイズやアンケートとチケット番号を連携できる
来場するメリットを事前に作る
アプリの役割は、単にチケットを管理することではありません。
来場前からワクワク感を高め、現地へ行く理由を増やすことです。
限定イベント、来場特典、選手メッセージ、応援歌予習、スタジアムグルメ案内などを事前に届けることで、観戦体験の期待値を高められます。
04. ARキャラクター演出
AR演出
チケットにスマホをかざすと、CGキャラクターが登場する観戦前エンタメ
独創性:
| 自信度:
| 実現しやすさ:
チケットにスマホをかざすと、CGキャラクターが登場する演出です。
BGMや応援歌に合わせてキャラクターが踊ることで、試合前から気分を盛り上げる体験を作れます。
類似した演出は、アイドル系コンテンツやARキャンペーンでも見かけることがあります。
これをスタジアム観戦に応用することで、チケットそのものをエンタメ化できると考えました。
AR演出で期待できる効果
- 試合前のワクワク感を高める
- チケットを単なる入場券ではなく記念品にできる
- SNS投稿につながりやすい
- 子どもやライト層にも楽しみやすい
- スポンサーやキャラクターIPとの連携がしやすい
観戦初心者にも入りやすい体験へ
サッカー観戦に慣れていない人にとって、試合前の時間をどう過ごすかは意外と重要です。
ARキャラクターや応援演出があると、チームや選手への親近感を持ちやすくなります。
試合前から参加できる小さな体験を用意することで、観戦初心者でもスタジアムの空気に入りやすくなると考えました。
司会パンダ 05. 座席案内・施設案内・迷子案内
会場案内
初めて来た人でも迷わない、スタジアム内ナビゲーション
自分の観客席まで案内
独創性:
| 自信度:
| 実現しやすさ:
位置情報には誤差がありますが、カーナビ感覚で方向がわかるだけでも、スタジアム内の利便性は高まると考えました。
大きなスタジアムでは、自分の座席、入口、トイレ、売店、グッズ売り場、イベントスペースがどこにあるのか迷いやすいです。
特に初めて来た人や、子ども連れ、年配の方にとっては、移動の不安が大きくなります。
施設紹介・トイレ案内・迷子案内
独創性:
| 自信度:
| 実現しやすさ:
自分の座席に近いトイレの場所や、トイレの混雑状況がわかるようにします。
また、迷子案内、救護室、授乳室、喫煙所、グッズ売り場、飲食店、イベントブースなども確認できるようにすると、観戦体験の安心感が高まります。
会場案内で解決できること
- 自分の座席まで迷わず移動できる
- 近くのトイレや売店を探しやすくなる
- 混雑状況を見て移動判断できる
- 迷子・救護・授乳などの安心機能を案内できる
- イベントブースやスポンサー企画へ誘導できる
司会パンダ 06. 会場限定プリクラ・フォト体験
会場限定体験
スタジアムに来たからこそ残せる、記念写真コンテンツ
独創性:
| 自信度:
| 実現しやすさ:
スタジアム限定のエンタメ要素として、会場でプリクラ風の撮影ができるサービスを考えました。
観戦に来た記念として、選手風フレーム、チームカラー、応援メッセージ、試合日、対戦カードなどを入れた写真を作れるようにします。
選手の肖像権や著作権の許諾は必要ですが、芸能タレントや公式キャラクター、スポンサーとのタイアップなど、類似したサービス展開も可能だと考えました。
フォト体験の価値
- 来場記念として思い出に残る
- SNS投稿につながりやすい
- 女性客やファミリー層に訴求しやすい
- スポンサーやグッズ販売と連携しやすい
- スタジアム限定感を演出できる
試合以外の楽しみを増やす
ライト層にとっては、試合内容だけでなく「行って楽しかった」「写真を撮れてよかった」「友人と盛り上がれた」という体験も重要です。
会場限定の写真体験は、スタジアムへ来る理由を増やす施策になります。
07. 選手情報・選手動画・ゴールシーン再生
選手理解
手元の端末で、選手情報やゴールシーンを確認できる観戦支援
選手情報や選手動画
独創性:
| 自信度:
| 実現しやすさ:
会場では、ゴール裏席や遠い席からだと、選手の表情や細かい動きが見えにくい場合があります。
また、目が悪い観客にとっては、会場モニターの映像も見づらいことがあります。
そこで、手元のタブレットやスマホで選手情報や選手動画を確認できるようにします。
試合前にPVや選手紹介動画を見ることで、選手への親近感が高まり、応援する気持ちも強くなると考えました。
試合会場のポジション上のエアタグから、選手情報を得られるようにする構想です。
試合が始まると、昨今のサッカー戦術ではポジションチェンジが頻繁に起こります。
自分の応援する選手がどこでプレーしているのか、ライト層にはわかりづらいこともあります。
そのため、選手位置やポジション情報と連動して、手元で選手情報を確認できる仕組みがあると便利です。
ゴールシーンの動画再生
独創性:
| 自信度:
| 実現しやすさ:
得点シーンは、スタジアムで見逃したり、遠くてよく見えなかったりすることがあります。
帰宅してスポーツニュースを見るまで確認できない場合もあります。
そこで、ハーフタイムや試合終了後に、手元の端末でゴールシーンを振り返れるようにします。
練習風景も再生
GOALシーンも再生
動画再生で高まる観戦満足度
会場でしか見られない映像、試合直後に見返せるゴールシーン、選手の練習風景などは、現地観戦の価値を高めます。
配信やテレビとの差別化として、スタジアム限定の映像体験を作ることが重要だと考えました。
司会パンダ 08. 応援歌支援・実況ラジオ・実況ツイート
応援支援
ライト層でも応援に参加しやすい、会場同期型コンテンツ
会場サポーターと同期して応援歌(chant)支援
独創性:
| 自信度:
| 実現しやすさ:
サッカー観戦に誘うと、「会場の応援は楽しそうだけど、選手や応援歌を知らないから不安」と言われることがあります。
特にライト層や初観戦の人にとって、応援歌やチャントを知らないことは、参加しづらさにつながります。
そこで、タブレットやスマホで歌詞カードのように応援歌を表示し、会場のサポーターと同期して楽しめる仕組みを考えました。
実況ラジオや実況ツイート
独創性:
| 自信度:
| 実現しやすさ:
副音声テレビやラジオ放送のように、芸人やタレント、OB選手による解説を楽しめる仕組みも考えました。
会場の雰囲気に集中したい人も多いと思いますが、ライト層にとっては、わかりやすい解説があることで試合をより楽しめる場合があります。
実況ツイートや簡単なルール解説、選手の特徴紹介などを入れることで、観戦初心者の理解を支援できます。
応援支援で目指したこと
- 応援歌を知らなくても参加しやすくする
- 試合の見どころをわかりやすく伝える
- ライト層や初観戦者の不安を減らす
- 応援文化への入口を作る
- スタジアムの一体感を高める
司会パンダ 09. ゲーム・クイズ・選手評価アンケート
参加型観戦
会場に来た人だけが参加できる、観戦連動型エンタメ
独創性:
| 自信度:
| 実現しやすさ:
スタジアムに来た観客だからこそ得られる特権があっても良いと考えました。
チケット番号と会員番号を連携してログインすれば、来場者限定のゲームやクイズ、プレゼント企画、選手評価アンケートなどを実施できます。
プレゼントは後日配送にすれば、会場内の受け渡し負担を減らすことも可能です。
交代選手クイズ
観戦あるあるとして、監督采配への批評があります。
「どのタイミングで誰を交代させるのか?」を、交代選手クイズとして実施します。
ただ見るだけでなく、観客自身が監督目線で試合を考えることで、戦術理解や試合への没入感が高まります。
ゴール・アシスト予想
誰が何ゴール、何アシストをあげるかを予想するのは難問です。
しかし、予想することで、選手の特徴や試合展開に注目するようになります。
ライト層でも、予想をきっかけに選手を覚えやすくなると考えました。
ルール確認クイズ
観戦初心者がつまずきやすい例として、「オフサイドがわからない」という課題があります。
そこで、映像を使ったルール確認クイズを用意します。
また、得点者以外の動き、サポートで走っていた選手の動きなど、テレビ中継では見えづらい部分もクイズ形式で学べるようにします。
選手評価アンケート
スポーツ新聞やサッカー雑誌では、記者目線で選手採点やMVPが選ばれます。
一方で、一般観客の声もチーム運営側にとっては気になる情報です。
好き嫌いや感情的な評価も含まれるため、データの精度には注意が必要ですが、ファン参加型イベントとしては楽しめる施策になると考えました。
リアルタイムコメント・観戦の声
「今なぜシュートを打たずにパスしたんだよ!」というような発言は、サッカー観戦あるあるかもしれません。
こうしたリアルタイムの声は、放送やニュース編集のポイントにもなり得ます。
ニコニコ動画のようにコメントを流すだけでなく、投稿内容を整理・絞り込み、マーケティングデータとして活用することも考えられます。
司会パンダ 10. ネットワークカメラ連携
戦術学習
コアファンや子どもが、戦術や選手の動きを学べる観戦体験
独創性:
| 自信度:
| 実現しやすさ:
ネットワークカメラ連携は、実現ハードルが高い機能です。
セキュリティ上の問題や、対戦チームによる情報収集リスクもあるため、慎重に考える必要があります。
しかし、コアファンの満足度を高めたり、子どもたちがサッカーを学んだりする観点では、大きな可能性があると感じています。
戦術理解を深める観戦体験
近年は、サッカー雑誌やテレビ番組でも、元プロ選手による戦術解説が増えています。
ボールを持っている選手だけでなく、オフザボールの動き、スペースの作り方、守備の連動、サポートの動きなどを学ぶことは、サッカー理解を深めるうえで重要です。
ネットワークカメラや映像解析を使えば、観客が普段見落としがちな選手の動きを可視化できる可能性があります。
子どもの育成にもつながる
サッカー選手に憧れる子どもや、部活動・クラブチームでサッカーをしている子どもにとって、プロ選手の動きを学べることは大きな価値です。
観戦が単なる娯楽ではなく、学習の場にもなれば、日本サッカー全体のレベルアップにもつながるのではないかと考えました。
司会パンダ 11. 売り子ビール対策と飲食・グッズ支援
飲食支援
スタジアム内の購入体験を便利にし、飲食・グッズ売上にもつなげる
独創性:
| 自信度:
| 実現しやすさ:
野球場では、好きなビールメーカーの売り子さんを呼べるアプリが話題になったことがあります。
スタジアム内の飲食購入は、観戦体験の満足度に直結します。
ビールを飲む人にとっては、売り子さんを探しやすくなることが便利です。
一方で、ビールを飲まない人にも、ノンアルコール、ソフトドリンク、軽食、限定グッズなど、別の楽しみを提案できます。
購入体験で改善できること
- 売り子さんや販売場所を探しやすくする
- 座席から近い飲食・グッズ販売情報を確認できる
- 混雑している店舗を避けられる
- 限定メニューやスポンサー商品を告知できる
- ビールを飲まない人にも別の購入理由を作れる
売上支援と観戦体験の両立
スタジアムアプリは、観客の利便性を高めるだけでなく、飲食・グッズ・スポンサー施策の売上にもつながります。
ただし、売り込みが強すぎると観戦体験を邪魔します。
そのため、ユーザーが必要なタイミングで必要な情報を受け取れる設計が重要です。
12. スタジアム周辺イベント
周辺回遊
試合前後の時間も楽しめる、地域連携型イベント案内
独創性:
| 自信度:
| 実現しやすさ:
スタジアム観戦の価値は、試合時間だけではありません。
試合前後の周辺イベント、飲食店、グッズ販売、スポンサー企画、地域観光、ファン交流も含めて、1日の体験になります。
アプリで周辺イベントを案内できれば、来場者の滞在時間を伸ばし、地域経済にもつながります。
周辺イベント案内でできること
- 試合前イベントの案内
- キッチンカーや飲食ブースの紹介
- スポンサーイベントへの誘導
- 子ども向け体験ブースの案内
- 周辺飲食店や観光スポットの紹介
- 試合後の混雑分散にもつながる情報提供
地域とスタジアムをつなぐ
スタジアムが地域とつながることで、試合観戦は地域体験にもなります。
遠方から来たファンが周辺店舗を利用したり、地元のイベントに参加したりすることで、スポーツが地域経済にも貢献できます。
13. あらゆるスポーツへの横展開
横展開
サッカーだけでなく、さまざまなスポーツ観戦に応用できる
このスマートスタジアム構想は、サッカーだけに限定されるものではありません。
ゴルフ、ラグビー、バレーボール、卓球、バスケットボール、水泳、バドミントン、弓道など、さまざまなスポーツ観戦に応用できると考えています。
スポーツごとに観戦体験は異なりますが、共通する課題もあります。
他スポーツにも共通する課題
- 会場案内がわかりにくい
- 選手情報をその場で確認しづらい
- 初心者にはルールが難しい
- 遠い席からは細かなプレーが見えづらい
- 試合後の振り返りコンテンツが不足している
- ファン参加型の仕組みが少ない
イベント運営にも応用できる
スポーツ以外にも、音楽フェス、展示会、企業イベント、地域イベント、国際大会などにも応用できます。
チケット情報、会場案内、混雑状況、限定コンテンツ、クイズ、アンケート、飲食・グッズ情報、周辺回遊などは、あらゆる大型イベントで活用できる要素です。
司会パンダ 14. 実現に向けた課題
実現課題
技術だけでなく、権利・運営・スポンサー・安全管理の調整が必要
スマートスタジアム構想は、技術的には実現可能な要素が多い一方で、実際に導入するには多くの課題があります。
特に難しいのは、技術そのものよりも、関係者調整です。
スタジアム運営会社、クラブ、スポンサー、チケット会社、映像権利者、通信事業者、警備、自治体、飲食・物販事業者など、多くの関係者と連携する必要があります。
実現時に考えるべき課題
- スタジアム内Wi-Fiや通信環境の整備
- チケット情報・会員情報との連携
- 映像配信や選手画像の権利処理
- ネットワークカメラのセキュリティ管理
- スポンサーや広告枠との調整
- 飲食・グッズ販売との連携
- 迷子案内や緊急時対応などの安全面
- 個人情報や位置情報の取り扱い
小さく始めるなら
いきなりすべてを導入するのではなく、小さく始めるなら、以下のような機能から着手しやすいと考えます。
- 会場マップ・トイレ案内
- 試合前イベント情報
- 応援歌の歌詞表示
- 選手情報ページ
- 来場者限定クイズ
- アンケート機能
まずは低リスクな情報提供や参加型コンテンツから始め、その後に映像連携や座席ナビ、飲食注文、ネットワークカメラ連携へ広げる方が現実的です。
15. まとめ
まとめ
スマートスタジアムは、観戦体験を「見る」から「参加する」へ変える構想
このスマートスタジアム構想は、サッカー観戦をもっと便利に、もっと楽しくするための事業アイデアです。
チケット情報の登録、ARキャラクター、座席案内、トイレ案内、会場限定プリクラ、選手情報、ゴール動画、応援歌支援、実況ラジオ、クイズ、アンケート、ネットワークカメラ、飲食支援、周辺イベント案内など、さまざまな機能を組み合わせています。
目的は、単にアプリを作ることではありません。
観戦初心者でも迷わず楽しめること。
ライト層でも応援に参加しやすいこと。
コアファンがより深く戦術や選手を楽しめること。
女性や家族連れが来場したくなること。
そして、スタジアムに来たからこそ得られる体験を増やすことです。
この企画で得た学び
- スタジアム観戦は、試合だけでなく会場全体の体験設計が重要
- ライト層や初観戦者にとっては、会場案内や応援支援が大きな価値になる
- 選手情報やゴール動画は、現地観戦の満足度を高める
- クイズやアンケートを入れると、観客が参加する体験に変わる
- ネットワークカメラや映像解析は、戦術理解や育成にもつながる可能性がある
- 実現には、技術だけでなく権利・運営・スポンサー・安全管理の調整が必要
- サッカー以外のスポーツや大型イベントにも横展開できる
スマートスタジアムは、観戦体験を「見る」だけのものから、「参加する」「学ぶ」「共有する」「応援する」体験へ変える可能性があります。
2012年から温めていた個人構想ではありますが、今後のスポーツ観戦やイベントDXを考えるうえで、自分にとって大切な企画のひとつです。
司会パンダ


















































































