概要
制作概要
毎年の年賀状を、近況報告ではなく“初笑いの作品”として届けていた記録
このページでは、これまで制作してきた年賀状作品を紹介します。
私にとって年賀状は、単なる新年の挨拶ではありませんでした。
幼少期から転校が多く、各地に友人がいたため、疎遠にならないように、毎年100枚以上の年賀状を出していました。
当時は、今のようにSNSで近況を気軽に伝えられる時代ではありません。
だからこそ、年賀状は友人とのつながりを保つ大切な手段であり、自分らしさを届ける表現の場でもありました。
大阪のお笑い文化の中で育ったこともあり、普通の年賀状を送るよりも、少しボケたり、替え歌を入れたり、流行ネタをパロディ化したりして、「新年の初笑い」になるような年賀状を作っていました。
30歳を過ぎてからは少し落ち着きましたが、それでも一部の友人から「最近、手を抜いてない?」「TFきりんの年賀状を見ないと年始を迎えた気がしない」と言ってもらえることがありました。
そうした声をもらえるのは、今でもとても嬉しいことです。
司会パンダ この記事で整理していること
- 年賀状を毎年100枚以上出していた背景
- 転校が多かった幼少期と、友人とのつながり
- 大阪のお笑い文化から影響を受けた年賀状づくり
- 画像加工やパロディ年賀状を作っていた頃の作品
- 2005年ごろからイラスト制作へ広がった変化
- FLASHアニメや双六サイトなど、Web表現へ広がった流れ
- 過去作品を振り返って感じた、クリエイティブの原点
掲載作品について
このページに掲載している年賀状作品には、当時の流行や時代背景をもとにしたパロディ表現が含まれています。
公開時には、著作権・肖像権・商標権などの権利関係に配慮し、必要に応じて固有名詞や表現を調整する前提で整理しています。
01. 年賀状制作の原点
原点
転校が多かったからこそ、年賀状は友人とつながる大切な手段だった
私が年賀状を大切にしていた理由のひとつに、幼少期から転校が多かったことがあります。
住む場所が変わると、それまで仲が良かった友人とも簡単に会えなくなります。
今のようにSNSやメッセージアプリがあれば、近況を伝えることは簡単です。
しかし、当時はそうではありませんでした。
だからこそ、年に一度の年賀状は、離れた友人に自分の近況を届ける大切な機会でした。
毎年100枚以上出していた年賀状
私は、各地の友人と疎遠にならないように、毎年100枚以上の年賀状を出していました。
それだけの枚数を出すとなると、ただ名前を書いて送るだけではなく、どうせなら自分らしいものにしたいという気持ちが出てきます。
受け取った人が、少し笑ってくれる。
「今年も来たな」と思ってくれる。
そういう年賀状を作りたいと思うようになりました。
新年の挨拶を、初笑いの作品にする
大阪のお笑い風土で育った影響もあり、私は昔から「人と違うことをする」ことが好きでした。
通常の年賀状を作って送る作業は「楽しくない」「干支をそのまま送っても、自分らしくない」と思ってました。
そのため、替え歌を書いたり、流行ネタを入れたり、パロディ風に加工したりして、新年の初笑いになるような年賀状を作っていました。
今見ると少し恥ずかしい作品もあります。
しかし、当時は本気で「どうすれば笑ってもらえるか」を考えていました。
司会パンダ 02. 2005年の年賀状作品
2005年作品
画像加工中心の作風から、イラスト制作へ広がり始めた時期
2005年の年賀状作品
トルシエジャパンとCMを真似た作品
サッカーやCMを題材にした作品も制作していました。
スポーツの熱狂や広告の印象的な表現は、年賀状のパロディ素材として相性が良かったです。
特に日韓W杯のような大きな出来事は、当時の社会全体の空気感も含んでいます。
この頃の年賀状から画像加工をスタート
2005年の年賀状作品は、私にとって少し転機になった時期の作品です。
それ以前は、画像加工やパロディを中心にした年賀状が多かった傾向があります。
流行しているドラマ、スポーツ、CM、芸能ネタなどを題材にして、自分なりに加工し、笑いにつなげるような作品を作っていました。
しかし、この頃から少しずつ、画像加工だけでなく、イラストを描いて作品化する方向にも関心が広がっていきました。
パロディからイラストへ
画像加工は、元になる素材や流行ネタの面白さを活かしやすい表現です。
一方で、イラスト制作は、自分で世界観やキャラクターを作る必要があります。
つまり、発想だけでなく、構図、線、色、見せ方まで自分で考える必要があります。
2005年ごろは、そのような表現へ少しずつ挑戦し始めた時期だったと思います。
年賀状が表現練習の場になっていた
今振り返ると、年賀状制作は、毎年の小さなクリエイティブ課題でした。
- 誰に届けるのか。
- どう笑ってもらうのか。
- どんな流行を取り入れるのか。
- どこまでふざけるのか。
- どこまでデザインとして見せるのか。
そうしたことを考えながら作っていた経験は、後のデザイン制作や企画づくりにもつながっていると感じます。
司会パンダ 03. 個性ある年賀状が、年始の風物詩に
年始の風物詩
「TFきりんの年賀状を見ないと年始を迎えた気がしない」と言われる喜び
年賀状を毎年作り続けていると、一部の友人から反応をもらうようになりました。
「最近、手を抜いてない?」
「TFきりんの年賀状を見ないと年始を迎えた気がしない」
そう言ってもらえると、嬉しい反面、少しプレッシャーも感じます。
しかし、自分の年賀状を楽しみにしてくれる人がいるというのは、とてもありがたいことです。
年賀状は、自分らしさを届けるメディアだった
年賀状は、年始の挨拶です。
しかし、私にとっては、それ以上に自分らしさを届けるメディアでした。
近況報告だけでなく、笑い、流行、パロディ、イラスト、画像加工、メッセージを組み合わせることで、年賀状そのものを作品として楽しんでもらいたいと思っていました。
30歳を過ぎてからの変化
30歳を過ぎてからは、少し恥も覚えて、昔ほど勢いだけでふざけることは少なくなりました。
それでも、どこかに自分らしい視点やユーモアを入れたい気持ちは残っています。
年齢を重ねると、表現の仕方は変わります。
昔は勢いで笑わせる表現が多かったかもしれません。
今は、少し落ち着いた見せ方や、思い出として残る表現も考えるようになりました。
司会パンダ 04. 過去作品紹介:流行ネタを取り入れたパロディ年賀状
過去作品
その年の空気感や流行を、自分なりに年賀状へ落とし込む
ここからは、過去に制作した年賀状作品を紹介します。
今見ると少し恥ずかしい作品もありますが、当時の自分なりに、流行や時代の空気を取り入れようとしていたことが伝わる作品群です。
大流行した某ドラマのパロディ年賀状
この作品は、当時大流行していたドラマを意識したパロディ年賀状です。
流行作品の空気感を借りながら、自分なりの年始挨拶へ変換しました。
パロディ年賀状は、受け取った人が元ネタを知っているほど笑いやすくなります。
その一方で、時代が経つと懐かしさも生まれます。
東日本大震災後にクリエイティブへ向き合った2012年作品
2012年の作品は、東日本大震災後に、改めてクリエイティブの意味を考えるきっかけになった時期のものです。
年賀状で笑いを届けること。
前向きなメッセージを届けること。
自分ができる表現で誰かに何かを伝えること。
そうした意識が、以前より強くなっていた時期だったと思います。
作品を振り返る意味
過去の年賀状を振り返ると、その年に自分が何に興味を持っていたのか、何を面白いと思っていたのかが見えてきます。
年賀状は、年始の挨拶でありながら、自分の感性の記録でもあります。
当時の流行や、自分の表現の癖が残っているため、見返すと少し恥ずかしくもあり、懐かしくもあります。
05. Web表現へ広がった年賀状制作
Web表現
FLASHアニメや双六サイトなど、紙の年賀状からデジタル表現へ
年賀状制作は、紙の作品だけにとどまりませんでした。
2007年ごろには、FLASHアニメを使った双六サイトも制作していました。
紙の年賀状に加えて、Web上で遊べる表現や動きのあるコンテンツにも関心が広がっていた時期です。
2007年の作品:FLASHアニメと双六サイト
この頃は、年賀状を単なる印刷物として考えるだけでなく、Webコンテンツと連動させることにも挑戦していました。
FLASHアニメを使えば、動きや音、ゲーム的な要素を加えることができます。
今でいえば、インタラクティブコンテンツやミニゲームのような発想に近いと思います。
紙とWebを組み合わせる面白さ
紙の年賀状には、手元に届く嬉しさがあります。
一方で、Webコンテンツには、動きや体験を加えられる面白さがあります。
この両方を組み合わせることで、年賀状は「読むもの」から「遊ぶもの」へ広がります。
当時の自分は、まだ今ほどUI/UXという言葉を意識していなかったかもしれません。
しかし、受け取った人がどう楽しむか、どう反応するかを考えていた点では、現在の体験設計にも通じるものがあります。
司会パンダ 06. お笑い・スポーツ・CMを取り入れた年賀状
ネタ表現
その年に話題だったものを、自分らしい初笑いに変換する
年賀状作品では、お笑い、スポーツ、CM、ドラマなど、その年に話題だったものを題材にすることが多くありました。
流行ネタは、受け取る側にも伝わりやすい反面、時間が経つと懐かしさが出ます。
今見ると時代を感じますが、それもまた年賀状作品の面白さです。
M-1グランプリを意識した2008年の年賀状
この作品は、M-1グランプリを意識した年賀状です。
お笑いを題材にすることで、新年らしい明るさや勢いを出そうとしていました。
大阪で育った自分にとって、お笑いは身近な文化です。
年賀状でも、どこかに笑いを入れたいという気持ちが自然に出ていたと思います。
韓流ドラマブームの頃の作品
韓流ドラマのブームが来ていた頃の作品です。
当時の流行を取り入れることで、年賀状を受け取った人が「ああ、この頃はこれが流行っていたな」と思い出せる作品になります。
年賀状は、個人的な挨拶であると同時に、その時代の空気を閉じ込める小さなタイムカプセルでもあります。
07. 画像加工に挑戦し始めた頃
画像加工
人生初に近い画像加工作品から、表現の幅が広がっていった
年賀状制作の中で、画像加工に挑戦し始めた時期もありました。
今見ると粗さもありますが、当時の自分にとっては、新しい表現方法に触れた大切な経験でした。
画像加工の人生初に近い作品
この作品は、画像加工の人生初に近い作品です。
当時は、画像を加工して別の文脈に置き換えること自体が新鮮でした。
写真や素材を組み合わせることで、普通の年賀状ではできない表現ができるようになります。
画像加工から学んだこと
画像加工では、素材選び、切り抜き、合成、文字入れ、色の調整、全体のバランスを考える必要があります。
最初は遊び感覚でしたが、続けていくうちに、見た目の説得力や構図の大切さを学んでいきました。
これは、後のDTP制作やWebデザイン、UIデザインにもつながる経験だったと思います。
司会パンダ 08. 年賀状制作で学んだこと
制作の学び
誰かに笑ってもらうために、企画・デザイン・伝え方を考えていた
年賀状制作を振り返ると、ただふざけた作品を作っていただけではなく、企画やデザインの基礎につながることを自然にしていたように感じます。
受け取る相手を想像する。
どのネタなら伝わるか考える。
どの写真や素材を使えば面白くなるか考える。
文字や構図を整える。
印刷して、実際に届ける。
これは、小さな制作プロジェクトのようなものでした。
年賀状制作で意識していたこと
- 新年らしく、明るく笑える内容にする
- その年の流行や話題を取り入れる
- 友人が見てすぐ反応できるネタにする
- 近況報告だけでなく、作品として楽しめるようにする
- 画像加工やイラストで見た目のインパクトを出す
- 毎年続けることで、恒例行事として覚えてもらう
現在の制作活動につながっていること
今の自分が、企画、UI/UX、DTP、ブログ、画像生成、プレゼン資料などを作るときにも、この年賀状制作の経験はどこかでつながっていると思います。
誰に届けるのか。
どう伝えるのか。
どこで笑ってもらうのか。
どう印象に残すのか。
年賀状は、身近な表現でありながら、そうした問いを毎年考える機会でした。
司会パンダ 09. まとめ
まとめ
年賀状は、友人とのつながりと自分らしい表現を届ける作品だった
私にとって年賀状は、単なる新年の挨拶ではありませんでした。
転校が多かった幼少期から、各地の友人とつながり続けるための大切な手段でした。
そして、大阪のお笑い文化で育った自分にとっては、新年の初笑いを届ける表現の場でもありました。
画像加工、パロディ、替え歌、イラスト、FLASHアニメ、双六サイトなど、さまざまな形で年賀状を作ってきました。
今見ると恥ずかしい作品もあります。
しかし、その一つひとつには、当時の自分なりの工夫や熱量があります。
この制作で得た学び
- 年賀状は、友人とのつながりを保つ大切なメディアだった
- 流行ネタを取り入れることで、時代の空気感を作品に残せる
- 画像加工やイラスト制作は、表現力を広げる練習になった
- 受け取る相手を想像することは、企画やデザインの基本につながる
- 毎年続けることで、自分らしい恒例行事になる
- 笑いを届ける制作にも、構成力やデザイン力が必要になる
「TFきりんの年賀状を見ないと年始を迎えた気がしない」
そう言ってくれた友人がいたことは、今でも嬉しい記憶です。
年賀状は、紙一枚の小さな作品かもしれません。
しかし、そこに自分らしさや相手への気持ちを込めることで、年始の記憶に残る作品になります。
この年賀状制作の積み重ねは、現在のクリエイティブ活動にもつながる、自分の原点のひとつです。
司会パンダ











