Planning

カリー店「garam-dinings」の販売促進物

2013.03.20

INDEX of this page
概要
新店舗開店時の販促サポート
紙媒体販促物DTP
Web媒体販促物DTP
まとめ

概要

制作概要

新店舗OPENに向けて、紙媒体とWeb媒体の販促物を短期間で制作

この記事では、カリー店の新店舗開店時に行った販促サポートについて紹介します。

新店舗のOPEN時は、まずお店の存在を知ってもらうことが重要です。どれだけ料理がおいしくても、店舗の場所、メニューの特徴、店内の雰囲気、シェフの魅力が伝わらなければ、来店にはつながりにくくなります。

そこで、紙媒体のポスター・メニュー・ドリンクメニューに加え、PCサイト、スマホサイト、携帯サイトまで、店舗の立ち上げに必要な販促物を制作しました。

特に意識したのは、「特徴ある2色のカリー」を視覚的に伝えることです。

カリーの色、器、写真、見出し、余白、価格情報などを整理し、初めて見る人にも「どんなお店なのか」「何が食べられるのか」が伝わるようにデザインしました。

キリン TFキリン
新店舗OPEN時は、料理の魅力だけでなく、お店の印象を短時間で伝える必要があります。
パンダ 司会パンダ
紙媒体とWeb媒体の両方を整えることで、来店前の不安を減らせますね。

この記事で整理していること

  • 新店舗開店時に必要となる販促物の考え方
  • 紙媒体で制作したポスター・カリーメニュー・ドリンクメニュー
  • 「特徴ある2色のカリー」を伝えるための見せ方
  • Web媒体で制作したPCサイト・スマホサイト・携帯サイト
  • シェフとメニューを広報するための情報設計
  • バナー広告費を使わずに閲覧数を獲得した公開初期の記録
  • 店舗販促における紙とWebの役割分担

この制作で大切にした視点

この制作で大切にしたのは、単に見た目を整えるだけではなく、来店前のユーザーに必要な情報をわかりやすく伝えることです。

飲食店の販促では、メニュー名や価格だけでなく、料理写真、店の雰囲気、シェフの印象、どんな味が楽しめそうかという期待感が重要になります。

紙媒体では、店舗前や店内で目に留まりやすく、すぐに内容が伝わることを重視しました。

Web媒体では、OPEN前の情報発信として、PC、スマートフォン、携帯電話など複数デバイスから閲覧できるようにし、店舗情報やメニューを確認しやすくしました。

01. 概要 ― 新店舗開店時の販促サポート

開店支援

店舗の魅力を短期間で伝えるため、紙とWebの販促物をまとめて整備

新店舗開店時の販促サポートをさせていただきました。

飲食店のOPEN時には、店舗の準備、メニュー開発、内装、仕入れ、スタッフ体制など、やることが非常に多くあります。

その中で、販促物の準備は後回しになりがちです。

しかし、開店直後は「どんな店なのか」をお客様に知ってもらう大切なタイミングです。

お店の前を通った人に興味を持ってもらう。

Webで検索した人にメニューや雰囲気を伝える。

来店前に価格帯や料理内容を確認してもらう。

このような接点を作るために、紙媒体とWeb媒体の両方を制作しました。

販促物に求められる役割

  • 新店舗の存在を知ってもらう
  • お店の特徴を短時間で伝える
  • 看板メニューの魅力を視覚的に伝える
  • 来店前に価格やメニューを確認できるようにする
  • シェフや店舗の雰囲気を伝える
  • 紙媒体とWeb媒体で情報の一貫性を持たせる

今回の制作方針

今回の制作では、カリーの写真を中心に、料理の色味や店舗の印象が伝わるように構成しました。

特に「特徴ある2色のカリー」を視覚的に訴求することで、一般的なカレー店との差別化を図りました。

紙媒体では、店内や店頭で見たときに印象に残ることを意識しました。

Web媒体では、OPEN前の限られた期間でも公開できるよう、必要な情報を絞って、PC・スマホ・携帯向けに展開しました。

02. 紙媒体販促物DTP

紙媒体DTP

「特徴ある2色のカリー」をアピールする紙媒体の販促資料

紙媒体では、ポスター、カリーメニュー、ドリンクメニューを制作しました。

店舗で使う紙媒体は、お客様が最初に目にする情報でもあります。

特に飲食店の場合、料理写真の見え方、メニューの読みやすさ、価格のわかりやすさ、店の雰囲気が伝わるかどうかが重要です。

今回の紙媒体では、料理の魅力を前面に出しつつ、店舗の個性が伝わるように意識しました。

紙媒体で意識したこと

  • 料理写真を大きく見せ、食欲を刺激する
  • 2色のカリーという特徴をわかりやすく伝える
  • メニュー名と価格を読みやすく整理する
  • 店頭や店内で見たときに印象に残る構成にする
  • ポスター・メニュー・ドリンクメニューのトーンを揃える

ポスター

ポスターは、店舗の第一印象を作る重要な販促物です。

通りがかりの人や、店内で案内を見る人に対して、短時間で「どんなお店なのか」を伝える必要があります。

今回のポスターでは、カリーの写真を中心に配置し、料理の存在感が伝わるようにしました。

また、2色のカリーという特徴を見せることで、普通のカレーとは違う印象を与えられるようにしています。

ポスターの役割

  • 店頭で足を止めてもらう
  • 看板メニューの魅力を伝える
  • 料理の色味や雰囲気で興味を引く
  • OPEN直後の認知拡大につなげる

カリーメニュー

カリーメニューでは、料理の種類や価格をわかりやすく整理しました。

メニュー表は、単に商品を並べるだけではなく、お客様が注文を決めるための道具です。

  • どの料理が看板メニューなのか。
  • どのメニューが初めての人におすすめなのか。
  • 価格帯はどのくらいなのか。

これらがすぐに伝わるように、情報の優先順位を意識しました。

カリーメニューで意識したこと

  • 料理写真とメニュー名の対応をわかりやすくする
  • 価格を探しやすくする
  • 看板メニューが目に入りやすい構成にする
  • 料理の色味や盛り付けが伝わるようにする
  • 初めて来店した人でも注文しやすい紙面にする

ドリンクメニュー

ドリンクメニューは、追加注文や客単価に関わる重要な販促物です。

料理メニューとは別にドリンクメニューを整理することで、食事と一緒に注文しやすくなります。

また、ドリンクの見せ方によって、ランチ利用だけでなく、夜の利用や軽い飲み会にもつながる可能性があります。

ドリンクメニューで意識したこと

  • 料理メニューとデザインの統一感を持たせる
  • ドリンクの種類を見やすく整理する
  • 価格をわかりやすく表示する
  • 食事と一緒に注文したくなる構成にする
  • 店舗の雰囲気に合う見せ方にする
キリン TFキリン
紙媒体は、店頭や店内で一瞬で印象が決まるので、料理写真の見せ方が大切でした。
パンダ 司会パンダ
ポスター、カリーメニュー、ドリンクメニューで統一感を出すことも重要ですね。

03. Web媒体販促物DTP

Web媒体

OPEN前の1週間で、PC・スマホ・携帯向けのWeb販促物を制作

2013年1月の店舗OPEN前、約1週間でWeb媒体の販促物を制作しました。

当時は、現在ほどスマートフォンサイトが当たり前ではない時期でもありましたが、PCサイトだけでなく、スマホサイト、携帯サイトも用意しました。

バナー広告費を利用せず、公開から1カ月で500UUのプレビューがありました。

実際に公開されている公式サイトは、2013年に公開され、2025年閉店のため終了されました。

Web媒体で意識したこと

  • OPEN前に店舗情報を確認できるようにする
  • PC・スマホ・携帯の各デバイスに対応する
  • シェフやメニューの魅力を伝える
  • 広告費をかけずに検索・紹介から閲覧される状態を作る
  • 紙媒体とWeb媒体で印象を揃える

デバイス別に制作し、シェフとメニューを広報する

Webサイトでは、単に店舗名や住所を掲載するだけでなく、シェフとメニューを広報することを意識しました。

飲食店の場合、料理の味だけでなく、誰が作っているのか、どんな思いで店を開いたのか、どんなメニューがあるのかが来店動機になります。

そのため、Web上でも料理写真や店舗の雰囲気が伝わるように構成しました。

PCサイト

PCサイトでは、画面の横幅を活かして、店舗の雰囲気やメニュー情報を見やすく配置しました。

PCで閲覧するユーザーは、店舗情報をじっくり確認する可能性があります。

そのため、料理写真、メニュー、店舗紹介、アクセス情報などを整理し、来店前の情報収集に使いやすい構成にしています。

PCサイトで意識したこと

  • 店舗の雰囲気を写真で伝える
  • メニュー情報を見やすく整理する
  • シェフや店舗の個性を伝える
  • アクセス情報へたどり着きやすくする
  • OPEN前の告知サイトとして機能させる

スマホサイト

スマホサイトでは、外出先でも見やすいことを重視しました。

飲食店のWebサイトは、来店直前にスマートフォンで確認されることも多くあります。

そのため、店舗情報、メニュー、場所、営業時間などにすぐアクセスできるようにする必要があります。

スマホサイトで意識したこと

  • 縦長画面で情報を読みやすくする
  • 料理写真を見やすく配置する
  • 店舗情報へすぐアクセスできるようにする
  • 来店直前でも確認しやすい構成にする
  • PCサイトと印象が大きく変わらないようにする

携帯サイト

当時は、まだ携帯電話向けサイトを必要とするユーザーもいました。

そのため、スマートフォンだけでなく、携帯サイトも制作しています。

携帯サイトでは、画像やレイアウトの表現に制限があるため、情報を絞って見せる必要があります。

携帯サイトで意識したこと

  • 必要な情報を絞って掲載する
  • 読み込みやすさを意識する
  • メニューや店舗情報を簡潔に伝える
  • スマホを持っていないユーザーにも対応する
  • OPEN告知として最低限の役割を果たす

広告費を使わない初期集客

バナー広告費を使わず、1カ月で500UUのプレビューがあったことは、OPEN前の販促として一定の効果があったと考えられます。

新店舗の場合、広告費を大きく使えないことも多いため、まずは公式サイトを整え、検索や紹介、SNS、口コミから見てもらえる状態を作ることが大切です。

Webサイトは、紙媒体と違って公開後も更新できます。

そのため、OPEN後のメニュー変更、営業時間変更、イベント告知、写真追加などにも対応しやすい販促基盤になります。

04.チラシ案の補足

チラシ補足

高級レストラン風・左右比較型

赤カリーと白カリーを左右に大きく分け、
左が「伊風 RED」、右が「和風 WHITE」と一目で対象比較できるようにしています。

特徴は、以下です。

  • 赤と白の対比が明確
  • 料理写真を大きく見せて、食欲を引き出しやすい
  • 下部にドリンク、アルコール、店舗情報、地図をまとめている
  • 高級感のある濃い赤・黒・金の配色

情報量が多いため、メリハリを気にしてました。

05. まとめ

まとめ

新店舗OPEN時は、紙媒体とWeb媒体を連動させて店舗の魅力を伝える

今回の制作では、カリー店の新店舗OPENに向けて、紙媒体とWeb媒体の販促物を制作しました。

紙媒体では、ポスター、カリーメニュー、ドリンクメニューを制作し、店舗前や店内で料理の魅力が伝わるようにしました。

Web媒体では、PCサイト、スマホサイト、携帯サイトを制作し、来店前に店舗情報やメニューを確認できる状態を整えました。

この制作で得た学び

  • 新店舗OPEN時は、料理の魅力を短時間で伝える販促物が必要
  • 紙媒体では、写真・メニュー名・価格・雰囲気の見せ方が重要
  • Web媒体では、来店前に必要な情報へアクセスしやすい構成が重要
  • PC・スマホ・携帯など、閲覧環境に合わせた見せ方が必要
  • 広告費を使わなくても、公式サイトを整えることで初期認知につなげられる
  • 紙媒体とWeb媒体の印象を揃えることで、店舗ブランドの一貫性が出る

店舗販促における紙とWebの役割

紙媒体は、店頭や店内で直接見てもらうための販促物です。

通りがかりの人に興味を持ってもらう、席についた人に注文してもらう、ドリンクの追加注文を促すなど、現場での役割があります。

一方で、Web媒体は来店前の情報収集に役立ちます。

店の場所、メニュー、雰囲気、営業時間、シェフのこだわりなどを事前に伝えることで、来店の不安を減らせます。

新店舗OPEN時には、この2つを連動させることで、初期の認知拡大と来店促進につなげやすくなります。

キリン TFキリン
紙媒体は店頭での印象づくり、Web媒体は来店前の情報提供に役立ちますね。
パンダ 司会パンダ
はい。新店舗OPEN時は、両方を整えることでお店の魅力が伝わりやすくなります。

旅とグルメが好きなUI/UXデザイナー

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