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SDLアプリコンテスト東京予選 & 大阪予選 in2019

東京予選『Car Eng』
大阪予選『優良ドライバーチェッカー』

Award 2019

1st

グランプリ受賞

Award 2019

1st

グランプリ受賞

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SDLアプリコンテスト2019に応募しようぜハッカソン@東京
(2019/7/27, 7/28)

参加動機は???

2013年頃の転職活動で、カーナビ開発会社や全国の駐車場DBを持つ企業での面接&内定を受けたことがありました。
当時のは、カーナビや駐車場を活用したアイデアがまったく浮かばず、カーナビは、GoogleMap(Android端末)などに代等されて先細りすると推測したものです。
一方で、2018年には、観光×ゲーミフィケーションの企画でコンテストに出ることも増えて、NAVITIME様の技術に驚かされていた背景もありました。

comassで「SDLハッカソン東京」の募集を見つけた時に、最近の自動車業界がどうなってるのかな?とこの記事紹介を拝読し、「ハッカソン参加すれば面白いエンジニアと知り合えるかな?」という期待を持って参加してみました。

1日目午前は、参加者全員でグループワーク
(アイデアだし作業)

同テーブル4人で、自分の考えたキーワードメモに、ベルトコンベアーのように用紙を回しあってアイデアを足していきます。
「おかしな○○」と頭文字に付けることで、発想を拡げていく手法です。

参加者(私以外)のアイデア

参加者の中には、コミカルなアイデアをどんどん出せる天才的なアイデアマンの方もおられました。
「相席屋、カイジ、テラスハウス、ドリフト、YOUTUBER」のようなキーワードは「センスがあるなぁ」と感じて聞いてました。

私のアイデア

写真左上は私のアイデアですが「免許返納、安全運転、高齢者事故、自動車教習所」というキーワードを、既にこの時に浮かべていたようですね。ただ他の方の面白いアイデアを聞いてるうちに「私のは正統派で、ちょっと真面目すぎるかなぁ?」

少し思考を変えて発言したのが「人志松本の○○な話」で千原ジュニアが紹介していた「捨て左折」や、宮川大輔の「チンさむロード
「おふざけアプリで、一般的な型にハマらない方がいいよなぁ〜』とウケ路線を考えていたのです。

チームビルディングで、私は異例の4チーム横断!

「SDLアプリコンテスト2019に応募しようぜハッカソン@東京」の参加チームは、1日目は6チームでした。
(1チームは学生チームと、あと2チームが2日目に途中離脱)。
学生以外の参加者は、全員がエンジニア(デザイナーやプランナー不在)でした。

そこで、1日目は、私が4チームの発表スライド下準備を一気にお手伝いすることになりました。
私の参加目的が「誰かと組んで挑戦したい!」「チームメンバーを探したい!」と考えておりましたので、チーム横断してのスライドや素材準備は初チャレンジでした。

受賞作品「優良ドライバーチェッカー」でJINS-MEMEをメインツールとして利用したため、受賞後のインタビューで「何故?JINS-MEMEを利用したのか?」という質問もいただきました。そこで当時を振り返ります。

1日目のランチタイムでの雑談

JINS-MEMEとの出会いは?

私はこの東京会場の参加エンジニアから「JINS-MEME」という眼鏡のIOTツールの存在を教えて頂きました。
キッカケは、初日のチームビルディングでのランチミーティングの雑談です。

この東京ハッカソン(2019年7月)の私は、プライベートで特許取得申請中(2019年9月取得)の時期だったため、顔認証(表情分析)、感情分析、屋内のGPS検知、AR×位置情報、マッチングシステムの技術知見を、同席していたエンジニアに質問&雑談してました。
この際に、エンジニアに「JINS-MEMEって知ってる?」と存在を教わったことです。

関心を持った「JINS-MEME」の機能を調べてみると、既に2015年11月15日発売してから約4年が経過していたので「やや古いデバイスで使いものになるのかな?」と疑問を感じつつも、この時、JINS-MEMEの特徴的な機能である「視線、姿勢、まばたき」というキーワードが私の脳内にインプットされたのでした。

「SDLって何なの?」をキャッチアップ

「SDLってどんなの出来るの?」という白紙状態の参加だったため、2日目昼には、実際に本物のクルマのアクセルを踏んで、SDLのテストシュミレーターを見学する機会がありました。

SDLとJINS-MEME×クルマで、私の脳内に閃めいた
  • 巻き込み確認
  • 信号や標識の確認
  • 歩行者や自転車の確認!を視線確認できないだろうか?
企画に加えた+α のエッセンス
  • 前職までの教育業界でのオンライン教育サービスの立上げの経験値
  • ソーシャルゲームでのゲーミフィケーション
  • イベント特許の、顔認証(表情分析)、感情分析、趣味嗜好のマッチング、成績や診断結果のアウトプット

これらを自動車業界に置換してアイデア出しをしてスライド準備しておりました。
(この時は発表よりも、アイデアをマインドマップにメモしていた感じです)

(App1)
車で英語学習をするアプリ「Car Eng」で、東京会場でのMVP作品に選出される


3チームの中で「TFきりんさん、一緒に発表しましょう!」と声がけしてくれた、寺田さんと共同作品として「CarEng」を発表!
この「CarEng」アプリは、東京ハッカソンにおけるMVP作品として受賞致しました。

(App2)
「優良ドライバーチェッカー」の誕生は?
私のために臨時企画「アイデアソン」の発表機会をいただけたこと

ハッカソン運営者に「選考対象外にはなるけども、TFきりんさんもアイデアベースで発表してみて良いよ!」
運営スタッフの方に特別にお声がけいただいたので、アイデア発表をすることに致しました。

発表者の私 と会場のオーディエンスとのブレストが、臨時イベントとして開催された感じの時間でした。

この時は、ゲーミフィケーションの要素を強めにして、
加点や減点で評価する!内容で発表しました

「運転直後に標識なんだった?というクイズ風にするのとか、アイデアはとても面白いよね!」
とお褒めの言葉をいただいたことが
、「優良ドライバーチェッカー」アプリの誕生のキッカケです。

この発表に関しては審査対象外でしたが、LINE様から特別に“アイデア賞”を頂戴しました。

 

この時、私がやりたかった別プランApp
「作曲もできる鼻歌ドライバー!」

チーム横断して、お手伝いしたチームの中には、音楽系アプリが存在してました。
同じ音楽系アプリだと「ネタ被りするなぁ」と考えて、この企画はお蔵入りになりましたが、私の中では自信があった企画です。

App概要
私「一人でドライブした時に、ふと寂しくなる時間が訪れるんですよね。」
アップテンポ風、DJバトル風、ドラクエ冒険風など、気持ちのバロメーターを計測して、伴奏を再生してくるアプリです。
ドライバーはワイパーを動かしながら、鼻歌を歌い、録音できる。それを友達にシェアする!って企画です。

SDLハッカソン東京を終えて・・・。自宅にて
(2019/8月)

頭を整理する意図もかねて、SDLハッカソン東京での復習。
マインドマップにアウトプットして整理

JINS-MEMEとの出会いは?

メガネIOTデバイスである「JINS-MEME」が2015年11月15日に発売されてから、約4年が経過していたようですが、私はこの東京会場の参加者との雑談から「JINS-MEME」の存在を教えて頂きました。

JINS-MEMEを購入(2019/8/26)

寺田さんとの共同作品アプリ「CAR-Eng」でこの日いただいたMVP賞金(2人で折半)が、JINS-MEME購入額とほぼ同額だったので即購入を決意しました。

SDL実装で、Raspbery Pi シュミレーターが動かない

素人が開発すると、プロエンジニアから見ると
「なんでそんな簡単なところで躓いて悩んでるんだ?って思われているんだろうな」
「このエラーの度に、時間の浪費に思えて心が折れてました。」
「私の実力では、早々に限界が来たなぁ・・・ヤベェ・・・。汗」

SDLコンテストへ応募する本命は「CarEng」で準備開始!

寺田さんとの応募アプリは「CarEng」を優先して、SDLコンテストに提出することを決定!
「CarEng」を、10月のSDLコンテスト応募本命の作品にする形で、UI作成やスライド、英語教材(TOEIC問題集や音声など)素材集めの準備を始めていました。

優良ドライバーチェッカー」の開発は、どうしようかな・・・

「アプリ開発したいんだけど、私の実力では実装が難しいのだろうな・・・」
「他に開発してくれそうなエンジニアを探すべきだろうか?」
「JINS-MEMEとか、ゼロから調べてやりたい!という物好きで手伝ってくれる人は少ないよな」
「実装を誰かにお願いすると、自分は技術知見の収穫が減るし、どうしようかな・・・。」

遅咲きながらエンジニアになりたい!願望もある私。
「よしっ!自分で開発してみよう!」と決意しました。

まずは東京会場で、SDLシュミレーター(Raspbery Pi )の利用方法を教わっていなかったから、自分で実行してみよう!。

そう思ったのも束の間。すぐに自宅での開発は壁にぶつかりました。
「駄目だ・・・Raspbery Pi でうまく動かない・・・。」
「誰か手伝ってもらえないし困ったなぁ・・・。」
それから、運営スタッフの方の御厚意に甘えて、SlackやFacebookで質問攻めをして・・・」
「素人レベルの質問を続けて、ご迷惑をかけて申し訳ないという自覚も芽生えて・・・。

よしっ!次回の大阪のハッカソンへ行って解決しよう!

「よしっ!SDLハッカソン大阪が9月に開催されるから、大阪へ行こう!」
JINS-MEMEも購入したことだし、開発に挑戦してみよう!運営スタッフの方に、直接、教えていただく方が早いと思う!!」

SDLアプリコンテスト2019に応募しようぜハッカソン@大阪
(2019/9/14, 9/15)

大阪ハッカソンの参加者にも、凄いエンジニアの方々がおられて圧倒されました。
「チームでやろう!」という共創の誘惑もありましたが、東京ハッカソンの時のように「結局、自分で実装しないと技術も覚えないし、開発スキルも成長しない。大会が終わったら実装できずにまた困ってしまう」
不安も大きかったのですが、「今回は1人で挑戦してみよう!」いう目標を定めました。

1日目

運営スタッフの方に、全面的にサンプル提供&技術支援いただき、1日目の成果は満足の終了!

成 果
  1. 「Raspbery Pi でWEBビュー表示。
  2. M5Stackの「ボタンを押す=アクセル」として、Raspbery Pi シュミレーターが動くようになって終了。

1日目の進捗が少しでも進んだことに感動!軽く調子に乗る

「M5Stackを使用していけるのであれば、今後は私の企画も拡がるし、実装もどんどん進む気がするっ!」
「IOTの実装をどんどん進めて行けるんちゃう!?」とテンション上がってました。
(※その後、一人での実装は進捗がSTOP…。泣。今後の目標ですね。)

2日目

1日目の深夜からは、2日目最終の発表スライドを事前準備。

2日目の目標
  • カーナビに、JINS-MEMEを動かしてみたい!
  • カーナビとアプリの画面を「WebSocket」で繋げたい!
  • 余力があれば、M5Stackを利用したい!
フロー構想図

さて、LINE-thingsやm5Stackとどう連携させていけば良いかとシステム構成図を考えて見ました。
実装には至りませんでしたが・・・。

プレゼン

そして2日目の15時頃からプレゼン。
プレゼンの準備や心構えが私が出来ておらず、反省すべき点もありました。

前回の東京での発表に加えて、大阪でのプレゼンは以下を加えました。
・ゴールド免許
・JINS-MEME
・巻き込み確認の要素

発表後に賞状&コメントを沢山いただきました

バーベキューで打ち上げ

運営側のご厚意で夏のバーベキューが開催されました。
上質の肉が美味かったぁ〜!

SDLアプリコンテスト 2019 決勝大会 グランプリ受賞

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