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前談
レーザーカッターやUVプリント等が可能な工房=“Techshop”
工房(TechShop)に2週間程お世話になり、初心者ながら数多くの作品を製作しました。
今回の記事では、友人へ製作した『ロゴ看板』をご紹介したいと思います。
私がレーザーカッターで制作した人生初作品になります。
レーザーカッターで看板作成!
レーザーカッターは、紙やアクリル、木材を切断することができる機器です。
Adobe Illustratorで作成したデーターを切断や彫刻をしてくれるので便利です。
Illustratorを自由に使える私には大きな武器です。
ナイロン袋を製造する企業のロゴを看板で製作
この企業ロゴは公式ロゴではないのですが、友人に確認をとりながら、仮案でロゴを考えながら勝手にクリエイティブさせてもらいました。
Tips園の文字上には草冠がある「薗」という漢字です。
この漢字を”ナイロン袋”の形で表現したために、草冠に棒を通しました。
ロゴをイラスト風に作成
Tips書体選択は、ロゴ作成で重要な工程です。
どの書体で薦めるべきか?文字の太さや間隔などをどのように調整すべきか?
プロであればもっと日数をかけて吟味する筈です。
今回は趣味制作ということもあり、書体の模索に時間を割けずに製作へ
ロゴの書体を模索
レーザーカッター機器に認識させるためにデータ変換
レーザーカットには、機器(トロテック社製)に指定される色や線の細さの仕様に従って、
データ作成をすることで、切断や彫刻する位置を図面で指示します。
レーザーカッターに切断の指示をするためにデータ作成
【作品1】文字を切り抜かれた側の気を黒板に貼り付け
- 「薗」の漢字は、ビニール袋を表現!
文字を白色塗装して再度、パズルのように戻しました - 「袁」の周囲には彫刻部分を施して手作り感を出す
- 刳り抜かれた文字部分に加工に迷いつつも、
奥行きと文字奥の黒板が見えるシンプルに! - 木材は緑の黒板と背景が馴染むように、
白の木肌をケヤキ用ニスで焦げ茶色に塗装!
文字を切り抜かれた側の気を黒板に貼り付け
20×10センチのサイズ間で、壁やドアにさりげなく飾れます。
【作品2】黒板に金色文字を貼りつける
- 「薗」の漢字は、ビニール袋を表現!
草冠は木でなく塩ビ素材を利用しました!
園の部分も木材でなく同素材にすべきだったかも - 「小、製、袋」の3文字も白にせず金色で塗装
- 木枠の白色をケヤキ用ニスで塗装し、枠が色主張するのを回避
刳り抜いた文字をA5サイズの板に接着
【作品3】黒板にポップな文字を接着!
女性に見せると「わぁ~いいねぇ~」と好評価をいただけた作品です。
- 女性に可愛い!と言われるポップなロゴ!
Tの文字彫刻はレーザーカッターで削る - 黒板背景色に白木文字!色対比を目指す
- 下辺の両脇には袋イラストロゴを配置
木の素地感をそのまま残して制作
【作品4】文字を切り抜かれた側の気を黒板に貼り付け
- 3種のロゴイラストでポップな雰囲気に
- ケヤキニスでビニール袋の感じを出そうとランダムな方向に刷毛塗り
- 白の木肌のままにすべきだったと若干後悔
ビニール袋の素材感を出す為にケヤキ用のニスをランダムな方向に塗装
【作品5】木材で作成したiPhone6
部品カットしたいが工房でのレーザーカッターが使用できない為、自宅で紙粘土を使用してみたが「園」の紙粘土の手業が冴えない…。「製袋(せいたい)」の文字も紙粘土で作成予定だったが断念。
パズルのように入れ込む前に塗装すれば良かったのだが、後で塗装しようとして、数回塗り直しする羽目に。段々、クオリティーが下がってしまいました。とほほ。
- ナイロン袋のシワの素地感はなんとなく出せた気がする
- コルクボードにもニス塗装し可愛い仕上がりを目指す
紙粘土を埋めたが、繊細さと根気がいる作業に集中力が薄れて品質が低下
【おまけ】木材で作成したiPhone6
ボタンやカメラなども彫刻しておりますが、もう少し深く掘るべきでした。ボタン彫刻は、グラデーション写真を準備すれば滑らかな曲面で彫刻が可能です。
理想系は木材ではなくアクリル材でスケルトンな作品を目指したかったのですが、実験検証時間が足りませんでした(残念)。LINE画面は、会社説明を掲載しました。