概要
地方創生構想
石川県加賀市の地域資源を、観光・工芸・教育・ITでつなぐ地方創生プラン
石川県加賀市は、山、川、湖、海がそろい、温泉、伝統工芸、農業、漁業、町屋、教育、ロボットコンテストなど、多様な地域資源を持つ魅力的なまちです。
私は2016年11月、山中漆器や九谷焼といった伝統工芸に関心を持ち、初めて加賀市を訪問しました。
東京から夜行バスで早朝に加賀温泉駅へ到着したとき、旅行客の目線だからこそ気づく不便さや、もっと伝え方を工夫できそうな観光資源が多くあると感じました。
駅前の案内、観光チラシ、移動手段、町屋エリアの見せ方、伝統工芸の魅力発信、教育やIoTの取り組みなど、加賀市には「磨けばさらに光るお宝」がたくさんあると感じました。
このページでは、加賀市の地域資源を活かした地方創生プランとして、伝統工芸、婚活、工場見学、観光、祭事、観劇、町屋再生、教育ICT、駅前改善、ゴルフ、ロボット国際大会など、複数の企画案を整理しています。
ひとつの施策だけでまちを変えるのではなく、観光、教育、産業、体験、ITを横断的につなぎ、加賀市全体の魅力を高める構想として考えました。
司会パンダ この記事で整理していること
- 石川県加賀市の魅力と地域資源
- 加賀市を初めて訪問して感じた旅行客目線の課題
- 地方創生に必要な協力者・資本・開発リソース
- 鯖江市コンテスト受賞プランを加賀市へ横展開する考え方
- 伝統工芸×IoT、婚活×IoT、工場見学×IoTの可能性
- スポーツ観戦、観光、祭事、観劇、町屋、教育ICTの企画案
- 駅前改善、ゴルフ、加賀ロボレーブ国際大会との連動案
- 一人では成し遂げられない地方創生に必要な視点
消滅可能性都市について
※消滅可能性都市とは、2010年から2040年までの30年間で、20〜39歳の女性人口が5割以下に減少する市区町村と定義されるものです。地方創生では、人口減少や若年層の流出をどのように防ぎ、地域に新しい魅力や仕事を生み出すかが重要なテーマになります。
00.スライド紹介
01. 加賀市の魅力
地域資源
山・川・湖・海・温泉・工芸がそろう、豊富なお宝コンテンツのあるまち
加賀市は、石川県の西南部に位置するまちです。
山、川、湖、海がそろう立地に加え、小松空港にも近く、電車では福井駅と金沢駅の中間地点にあります。
交通面では、北陸観光の周遊ルートに組み込みやすい場所にあり、温泉、伝統工芸、農業、漁業、自然体験などを組み合わせれば、観光地としての見せ方をさらに広げられると感じました。
豊富なお宝的なコンテンツ
加賀市には、地域資源として活用できるコンテンツが数多くあります。
- 山中漆器
- 九谷焼
- 温泉地
- 台湾との友好関係
- 町屋再生
- 地域おこしの取り組み
- 農業・漁業などの一次産業
- ロボット国際大会
- 教育ICTやプログラミング教育
これらは、単独でも魅力があります。
しかし、より大きな価値を生むには、それぞれを点で終わらせず、観光導線、学習体験、地域回遊、商品開発、イベント、ITサービスとつなげていくことが重要だと考えました。
加賀市に感じた可能性
加賀市は、観光資源が少ないまちではありません。
むしろ、素材は豊富にあります。
課題は、それらの魅力をどう整理し、どう見せ、どう体験として提供するかだと感じました。
- 旅行者にとってわかりやすい導線をつくること。
- 地域住民や職人、事業者の想いを伝えること。
- ITやデザインの力で、地域資源を体験価値に変えること。
その余地が大きいまちだと感じました。
司会パンダ 02. 加賀市を知ったきっかけ
伝統工芸への関心から訪問し、旅行客目線の課題に気づく
私が加賀市に関心を持ったきっかけは、伝統工芸でした。
2016年11月、山中漆器と九谷焼に関心を持ち、初めて加賀市を訪問しました。
東京から夜行バスに乗り、早朝に加賀温泉駅へ到着しました。
そのとき、旅行客として現地に立ったからこそ、いくつかの不便さに気づきました。
観光案内の見つけやすさ、駅前での過ごし方、目的地への移動手段、観光チラシの見せ方、町屋や工芸の情報発信など、改善できそうな点が複数見えてきました。
旅客だから気づく不便
地域に住んでいる人にとっては当たり前でも、初めて訪れる旅行客にはわかりづらいことがあります。
たとえば、
- どこに行けばよいのか。
- どの順番で回れば効率的なのか。
- 駅に着いてから次の移動まで何をすればよいのか。
- どこで食事や休憩ができるのか。
- 伝統工芸を見たい場合、どこに行けば深く知れるのか。
こうした情報が整理されていないと、旅行者は迷ってしまいます。
東日本大震災と熊本地震を経て考えたこと
私は2011年の東日本大震災の際に、「自分に政治家の素質はないけれど、民間企業の力で日本を元気にできないだろうか」と考える機会がありました。
その後、2016年に熊本地震が起こり、地方創生への関心が再燃しました。
国内を巡りながら、地域の魅力や課題に触れる中で、加賀市にも大きな可能性を感じました。
地域の魅力は、外から来た人の視点で見直すことで、再発見できることがあります。
司会パンダ 03. 旅行者の多様なニーズ
観光ニーズ
旅行者ごとに求める体験が違うからこそ、目的別の導線設計が必要
旅行者が求める体験は、人によって大きく異なります。
温泉でゆっくりしたい人もいれば、工芸を深く学びたい人もいます。
自然を楽しみたい人、食を楽しみたい人、家族で遊びたい人、教育やIoTの取り組みに関心がある人、外国人観光客のように「日本らしさ」を期待する人もいます。
そのため、観光情報を一律に並べるだけでは不十分です。
目的別に、わかりやすく導線を設計する必要があります。
旅行客が求めるニーズ
- 農業、漁業、伝統工芸、温泉などの観光資源を深く知りたい
- 紅葉や花畑、自然を感じるトレッキングを楽しみたい
- 郷土料理や地酒を味わいながら巡りたい
- アスレチックや川下りのような冒険体験をしたい
- 家族連れで遊べる公園や体験施設を探したい
- 日本でしか見られない、加賀でしか見られない体験を期待する外国人観光客
- IoTやプログラミングなど、教育の取り組みを知りたい
- 日本企業の学習や産業理解として、工場見学をしたい国内外の観光客
目的別に見せ方を変える
観光案内では、すべての情報を平等に並べるよりも、旅行者の目的に合わせて見せ方を変える方が有効です。
たとえば、
- 伝統工芸を知りたい人には、工房見学、職人インタビュー、体験教室、購入できる店舗、歴史背景を見せる。
- 家族連れには、公園、体験施設、移動しやすいルート、休憩場所、食事場所を見せる。
- 外国人観光客には、日本らしさ、写真映え、英語対応、文化体験を見せる。
このように、目的別のルートや情報設計を行うことで、旅行者の満足度は高まりやすくなります。
滞在時間を増やすことが重要
初めて訪問した旅行者の不便や非効率を減らし、魅力ある場所での滞在時間を増やすことが重要です。
迷う時間や移動の不安が減れば、その分、工房、温泉、飲食店、町屋、自然体験などに時間を使えます。
加賀市には魅力あるコンテンツが豊富にあるため、成功事例をつくりやすく、プロデュースのやりがいがある地域だと感じました。
司会パンダ 04. 成功に必要なもの
実現条件
地方創生は一人では成し遂げられない。協力者・資本・開発リソースが必要
加賀市で何か事業や企画を成功させるには、一人のアイデアだけでは不十分です。
地域住民、自治体、事業者、職人、観光関係者、教育関係者、開発者、投資家など、多くの人の協力が必要になります。
成功に必要と考えるもの
- 地域住民や自治体の協力者
- 資本金、販促費、開発費
- 開発リソース、人員、技術
地方創生では、目先の一攫千金ではなく、未来を見据えた資産、資源、利益を考えることが重要です。
- 地域に残る価値をどう作るか。
- 人々に喜ばれるものをどう世に残すか。
- 周囲をどう巻き込んで成功させるか。
その視点が欠かせません。
プランナーとして感じたこと
私は、加賀市を訪問している最中にも、「この観光資源はこう見せた方がよいのではないか」「この場所はこういう導線にできそうだ」「この工芸は体験コンテンツにできそうだ」と、次々と発想が湧いてきました。
これは、プランナーとしての職業病のようなものです。
しかし、どれだけアイデアがあっても、それを実行するには仲間が必要です。
地域の人が納得し、事業者が参加し、自治体が協力し、資金と技術がそろって初めて、実現に近づきます。
司会パンダ 05. 鯖江市コンテスト受賞プランの横展開
横展開
福井県鯖江市コンテストで受賞した3案を、加賀市の地域資源へ応用する
独創性:
| 自信度:
| 実現しやすさ:
過去に、福井県鯖江市のコンテストで3年連続受賞したプランがあります。
それらのプランは、加賀市の地域資源にも応用できると考えました。
伝統工芸×IoT
加賀市には、山中漆器と九谷焼があります。
特に、漆器産業技術センターでの職人養成や、熱意ある職人が新たな販路開拓に挑戦している姿に共感しました。
鯖江市の受賞プランを発展させた「伝統工芸×ITソリューション」は、加賀市の工芸産業とも相性が良いと考えています。
工芸品にIoTやAR、ストーリー発信、購入導線、職人体験を組み合わせることで、伝統工芸を新しい形で伝えられる可能性があります。
婚活×IoT
人口減少や若年層流出が課題となる地域において、婚活支援は有効な施策のひとつだと考えます。
加賀市でも、商工会議所主催の婚活パーティなどが開催されているようです。
そこにIoTやイベント支援の仕組みを組み合わせることで、話題性のある婚活イベントを作れる可能性があります。
単なる出会いの場ではなく、地域の飲食店、観光地、工芸体験と組み合わせることで、地域回遊にもつなげられます。
工場見学×IoT
加賀市や周辺地域には、自動車、石材、紙博物館、漆器産業技術センターなど、見学や学習につながる施設があります。
工場見学や産業観光にIoTやAR、音声ガイド、クイズ、スタンプラリーを組み合わせれば、観光促進と学習体験を同時に提供できます。
国内外の観光客にとって、日本のものづくりや工芸を学べる場は魅力的です。
司会パンダ 06. スポーツ観戦×IoT
スポーツ支援
大会運営や競技体験をデジタル化し、地域スポーツの魅力を高める
独創性:
| 自信度:
| 実現しやすさ:
スポーツ観戦×IoTは、大会運営管理や競技体験をデジタル化するソリューションです。
スコア管理、試合進行、選手情報、観戦支援、ランキング、参加者管理などをアプリやWebで扱えるようにすることで、地域スポーツの運営負担を減らし、観戦体験を高めることを目指します。
北陸とバドミントンの可能性
北陸は、バドミントン競技において国内でも強者が多い地域という印象があります。
そのため、スポーツ大会運営ソリューションのテスト地として相性が良いと考えました。
個人が管理できるソーシャルゲーム的な要素を盛り込み、試合記録、ランキング、成長記録、地域大会情報を連動させれば、競技者のモチベーション向上にもつながります。
スポーツを観光資源にもする
地域スポーツ大会は、参加者や保護者、応援者が地域を訪れる機会にもなります。
大会と観光、飲食、宿泊、地元イベントを連動できれば、スポーツは地域経済にも貢献できます。
07. 観光×IoT
観光DX
観光アプリを単発で終わらせず、町おこしのプラットフォームへ広げる
独創性:
| 自信度:
| 実現しやすさ:
私は過去の実務で、AR観光アプリに関わった経験があります。
観光アプリでは、クーポン、スタンプラリー、店舗巡回、観光名所案内、見学スポット紹介などの機能がよく使われます。
しかし、観光アプリには難しさもあります。
- 広告宣伝費がかかること。
- ダウンロードしてもらうハードルが高いこと。
- エンドユーザーから直接売上を回収しづらいこと。
- 自治体単位の施策では、スケールしづらいこと。
これらの課題をどう乗り越えるかが重要です。
民間事業スケールで考える
観光×IoTを成功させるには、自治体単位にこだわりすぎず、全国展開できる民間事業スケールで考える必要があります。
たとえば、「桃鉄」や「ポケモンGO」のように、地域を移動すること自体が楽しくなる設計です。
有力IPを使わない場合でも、地元で公募した多数のキャラクターを町中に登録し、観光地や学習地で出会えるようにすることも考えられます。
ゲーミフィケーションで現地を楽しむ
観光地、学習地、工房、店舗、史跡を巡りながら、クイズ、スタンプ、キャラクター収集、現地ミッション、賞品授与などを組み合わせると、現地体験が楽しくなります。
さらに、駅前の改善、移動手段の確保、時間効率のフィルタリング、AIによる観光コンシェルジュなどを組み合わせれば、旅行者の不便を減らせます。
町おこしのプラットフォームへ
私の構想では、観光アプリを単発の自治体アプリで終わらせるのではなく、リリース後に地方創生の「町おこしプラットフォーム」として拡張することを想定していました。
観光、学習、地域店舗、工芸、イベント、移住、教育を横断するサービスへ育てることで、他社が行っていないサービスに広げられると考えています。
司会パンダ 08. 祭事&催事×ITソリューション
祭事支援
山車の位置情報や混雑状況を可視化し、祭りの安全性と楽しさを高める
独創性:
| 自信度:
| 実現しやすさ:
祭事や催事では、人の混雑、移動導線、安全管理、山車やイベント位置の把握が重要になります。
自治体や協会などの協力を得て、山車のリアルタイム位置情報、人の混雑状況、ネットワークカメラなどを公開できれば、来場者にとって便利な祭事サポートになると考えました。
実現できると便利なこと
- 山車やイベントの現在位置がわかる
- 混雑しているエリアを避けられる
- トイレや休憩所、飲食ブースを探しやすくなる
- 迷子や緊急時の対応に活用できる
- 観光客が祭りの流れを理解しやすくなる
実現難易度が高い理由
一方で、この規模で祭事をサポートするには、大がかりな人員体制と安全管理が必要です。
位置情報やカメラ映像を公開する場合、防犯上のリスクもあります。
犯罪に利用される可能性や、混雑誘導の失敗による事故リスクも考える必要があります。
そのため、防犯対策、安全管理、公開範囲の設計が、実現難易度の高さになります。
09. 観劇×ITソリューション
文化体験
伝統芸能の理解ハードルを下げ、外国人観光客にも楽しみやすくする
独創性:
| 自信度:
| 実現しやすさ:
観劇×ITソリューションは、伝統芸能や舞台鑑賞の理解ハードルを下げるための企画です。
すでに競合として、NHK様の類似サービスが存在します。
しかし、競合が多い領域ではないため、地域文化や観光との組み合わせ次第で可能性があると考えました。
伝統芸能の課題
伝統芸能は魅力的ですが、初めて見る人や外国人観光客にとっては、内容を理解するのが難しい場合があります。
言葉の意味、背景となる歴史、登場人物、演目の流れ、所作の意味などがわからないと、十分に楽しめないことがあります。
ITでできる支援
- 多言語字幕
- 演目の事前解説
- 登場人物や背景の紹介
- スマホやタブレットでの補足説明
- 音声ガイド
- 観劇後の学習コンテンツ
外国人誘致を考えるなら、伝統芸能の理解の敷居を下げることは有効です。
文化体験を「難しいもの」から「理解して楽しめるもの」へ変えることが、観光価値を高めると考えました。
10. 町屋×ゲストハウス
町屋再生
大聖寺の町屋エリアを、滞在・学習・交流の場として再編集する
独創性:
| 自信度:
| 実現しやすさ:
加賀市の大聖寺エリアには、町屋街が存在します。
大聖寺駅から徒歩10分ほどのエリアを、鹿児島・飫肥の「城下町散策」のような施策で活性化できないかと考えました。
ゲストハウス×工房×たこ焼き×プログラム学習
私はこの地に、「ゲストハウス×工房×たこ焼き×プログラム学習」の場を設けたいと考えました。
一見すると異なる要素の組み合わせに見えますが、滞在、食、ものづくり、学習、交流を組み合わせることで、町屋エリアに新しい目的を作れると考えています。
町屋を活かす方向性
- 宿泊できるゲストハウスとして活用する
- 工芸やものづくり体験の場にする
- 地域の人と旅行者が交流できる場にする
- 子どもや大人がプログラミングや電子工作を学べる場にする
- 飲食や小商いと組み合わせ、滞在時間を伸ばす
町屋は、単に保存するだけでなく、現代の生活や学習、観光とつなげることで価値が高まります。
11. 教育×ICT
教育ICT
プログラミング教育や電子工作を、地域コミュニティの活性化につなげる
独創性:
| 自信度:
| 実現しやすさ:
加賀市は、総務省の「若年層に対するプログラミング教育の普及推進」に関わる取り組みに選出されています。
私は過去にICT講師をした経験があり、この取り組みに強い関心があります。
大聖寺の町屋エリアに、電子工作、ドローン、IoT、VRに触れる機会を設けるTechShop的な場を作れば、地域のコミュニティスペースとして活性化できると考えました。
子ども向け・大人向けの学習機会
子ども向けプログラミングとしては、Scratch、MOONBlock、プログラミン、VISCUIT、Google Blocklyなどがあります。
大人も活用できるものとしては、LEGO MindstormsやArduinoがあります。
これらを使い、親子や地域住民が一緒に学べる感動機会を作ることが、地域活性化に重要だと思います。
成功に必要なこと
- 講師と部品をEC通販などで調達できる仕組みを確立する
- 作業できる設備とスペースを確保する
- ビジネス教材として精度を高め、将来的に拠点展開を想定する
教育は地域の未来をつくる
教育ICTは、単なるプログラミング教室ではありません。
子どもたちが新しい技術に触れ、地域の大人と交流し、ものづくりや課題解決に興味を持つ場になります。
加賀市が教育やロボット分野に力を入れるなら、地域の未来を担う人材育成にもつながると考えました。
司会パンダ 12. 駅前の改善
都市導線
駅舎と駅前の利便性を高め、観光地への入口として整える
独創性:
| 自信度:
| 実現しやすさ:
都市計画において、駅舎と駅周辺の活性化や利便性は重要です。
旅行者にとって、駅はまちの第一印象になります。
駅に着いたときに、どこへ行けばよいのか、何が見どころなのか、どこで休憩できるのか、移動手段はあるのかがわかりづらいと、観光の満足度は下がってしまいます。
大聖寺周辺で感じた課題
大聖寺周辺には、温泉町や町屋の魅力があります。
しかし、その魅力を駅前から十分に活かしきれていないと感じました。
理由は大きく3つあります。
- 観光案内所やDM・チラシの見せ方
- バスやレンタルバイクなどの本数と観光コース
- 駅前の休憩地、足湯、カフェなどの不足
駅前で改善できること
駅前には、観光の入口としての役割があります。
たとえば、目的別の観光ルート案内、デジタルサイネージ、レンタルサイクル、足湯、カフェ、荷物預かり、町屋散策マップ、工芸体験の予約案内などがあると、旅行者の動きが変わります。
駅前の不便を減らすことで、観光地での滞在時間や満足度を高めることができます。
13. ゴルフ×ITソリューション
ゴルフ支援
ゴルフ場や練習場を、IT活用の実験フィールドにする
独創性:
| 自信度:
| 実現しやすさ:
加賀市にも、ゴルフ場や練習場が複数存在します。
ゴルフは、フォーム改善、スコア管理、ラウンド記録、練習データ、レッスン、会員管理など、IT活用と相性が良いスポーツです。
考えられるIT活用
- スコア管理アプリ
- フォーム動画の記録
- レッスン予約
- 練習場での打球データ管理
- 会員向けランキング
- 観光客向けゴルフ体験プラン
地域にゴルフ場があるなら、観光や宿泊と組み合わせたゴルフツーリズムも考えられます。
14. 加賀ロボレーブ国際大会
国際大会
世界へ発信できるロボット大会を、観光・教育・地域ブランディングにつなげる
独創性:
| 自信度:
| 実現しやすさ:
加賀ロボレーブ国際大会は、世界に向けてSNSで拡散しやすいイベントだと考えます。
国際大会であるため、国内外の参加者や関係者が加賀市を訪れる機会になります。
この大会を単なるコンテストで終わらせず、観光、特産物、教育、地域体験と連動させることが重要です。
コンテスト以外の時間をどう活用するか
大会参加者が加賀市に滞在するなら、競技以外の時間も価値ある体験にできます。
- 加賀の特産物を知る。
- 伝統工芸を体験する。
- 温泉に入る。
- 地域の子どもたちと交流する。
- 町屋や教育ICT拠点を訪れる。
こうした「おもてなし」によって、世界への拡散力が変わると考えました。
教育×ITとの連動
先ほど紹介した教育×ICTと連動できれば、開催地である加賀市の技術教育やロボット教育のレベルアップにもつながります。
世界からこの加賀のコミュニティスペースへ訪問する目的を増やすこともできます。
また、大会進行を含む運営ソリューションを立ち上げれば、イベント管理の面でも横展開できる可能性があります。
司会パンダ 15. まとめ
加賀市の地域資源を、点ではなく面でつなぐ地方創生へ
加賀市には、山中漆器、九谷焼、温泉、町屋、農業、漁業、教育ICT、ロボット国際大会など、多様な地域資源があります。
これらを単独の観光コンテンツとして見せるだけでなく、IT、デザイン、教育、体験、イベント、回遊導線とつなげることで、加賀市全体の魅力を高められると考えました。
地方創生は、一つのアイデアだけで成功するものではありません。
地域住民、自治体、事業者、職人、教育関係者、観光関係者、開発者、投資家など、多くの協力が必要です。
目先の一攫千金ではなく、未来を見据えた資産、資源、利益をどう残すかが重要です。
この企画で得た学び
- 地域には、外から来た人だから気づく魅力や課題がある
- 観光資源は、目的別に整理すると旅行者に伝わりやすい
- 伝統工芸、教育、観光、イベント、ITは横断的につなげられる
- 地方創生には、地域住民や自治体の協力が不可欠
- 駅前や移動手段など、観光の入口改善が満足度に直結する
- 国際大会や教育ICTは、地域ブランディングの大きな武器になる
- 小さな成功事例を作り、横展開できる形にすることが重要
加賀市には、豊富なお宝的なコンテンツがあります。
大切なのは、それらをどう見せ、どう体験化し、どう地域の未来へつなげるかです。
このページで整理した複数の企画案は、私が加賀市に感じた可能性をもとにした地方創生プランです。
一人では成し遂げられない壮大な取り組みだからこそ、周囲を巻き込み、人々に喜ばれるものを世に残せるかが重要だと感じています。
司会パンダ













































