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ドコモゼミWebアプリラボ in 2013

知育アプリ『インド式かけ算塾』~2ケタかけ算の名人をめざせ!

Award 2013

1st

Award 2013

1st

※企画、デザイン、システムすべて著作権等は、TFきりん個人の著作物です。
当頁の印刷、転載、転用は禁じます。ご了承ください。

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コンセプトと特徴コンテスト応募前の経緯アプリ概要iPhone版公開

コンセプトと特徴

『ドコモゼミWebアプリラボ』最優秀賞を受賞

『docomoゼミWebアプリラボ』にて「インド式かけ算アプリ」で応募。
共同開発したAさんと共に『最優秀賞』を受賞。

コンテスト応募前の経緯

予告CM

実は受賞を目指す戦略の1つとして、応募時に簡易予告CMも公開しました。

インド式かけ算をテーマにした動機

元高校の数学教師Aさん(当時60歳)のエンジニアと、「子供に役立つ教育アプリを作りたいね」 という会話から実現させたアプリです。

当初「2ケタの掛け算」をご提案されたのはAさん。
元数学教師らしい発想だと感じました。
「TFきりんさん!新しい公式を思いついたんです!」理系出身の私ですが、はじめは全く理解できず…。
「でも、あれ?昔コンビニで立ち読みしたインド式算数に似ている気がします…」
Aさん「え?もう既にインドの算数にあったのですか?」
※Aさんは独自でかけ算公式を生み出し発見した為、既存に驚かれました。
私「しかし問題は、子供には難しい論理と計算だから理解できるかな???」
私はユーザー目線での不安を感じたところからスタートしました。

アプリ概要

インド式算数って?

書籍を含めて「インド式算数」を調査すると2ケタの掛け算以外にも多くの種類の計算式が存在します。
「○○の場合は、●●を!△△の場合は▲▲の計算式を用いる」 など、数式によってどの手法を利用するべきか?状況判断が素人には難しいと感じます。
1つを覚えたら全ての“かけ算”に利用できる万能な公式ではないのです。
日本の算数教育では、日本の子供にインド式算数は混乱を招く気のでは?
これをどう解決していくべきか?のチャレンジだと思いました。

【アプリでのコンセプト】

インド式算数の中でも、 とくに「2ケタの掛け算」は、基礎計算力がつき、暗算力を養えます。
中学で習う因数分解の「たすきがけ」にも似ています。(因数分解は、掛けるのみで足すはない)
実際にルールを理解し習得できれば、計算力は必ずつきます。
私はプランナーの立場として、この難解に思える「2ケタの掛け算」における ユーザビリティーを改善し、 子供に「シンプルな感覚」で遊んでもらう!ことに尽力致しました。

私が企画に込めた要点

  1. 3段階の基礎コースを設けました。(応用コースと同じレイアウトを3分割にした)
  2. 不正解で減点にすることは中止し、途中計算を見なおして修正すれば+5とした
  3. 1ターンごとに約5段階の結果を表示。最高レベルを目指す目的を提示
  4. 前記の最高レベルまでの対策を「通信簿」としてアドバイス
  5. 初期では全10問(約8分)だったが、ユーザー心理を考慮し全5問(約3~4分)に設定変更
  6. 暗算の快感を味わってもらうために、暗算の量によってボーナス3点、1点を設定
  7. 計算速度の理想となる20秒、30秒でのボーナス点を設定

【時間設定】 全5問(約3~4分)に

前項目5で述べたとおり、ユーザー心理を論理的に考慮し、反復の練習をしなければ意味がない。 そこで遊戯時間を3分に設定して、プランニングしました。

【配点設定】 5段階評価のためのパラメーターを設定

順当に正解すれば10点、誤答でも修正をして再正解すれば5点、 加点としては、速答で3点、暗算で5点、2点などがあります。 これらの点数を、5段階のに評価に仕分けします。 上のレベルを目指してもらうための配点と、実力にあった評価となるように、 ゲームのパラメーターは、私で設定しました。 間違えたまま放置し、理解を深めないまま進むと、最下位。 基礎力が身についても、速度や暗算を駆使できる名人レベルになってこそ、最高位。 となります。

下記ボタンで「WEBアプリ版」を試技いただけます。

PCでも遊べるWEBアプリ版が、『ドコモゼミWebアプリラボ』で受賞しました。

Webアプリ版を試す

余談

応募に利用した「WEBアプリ版」の制作期間は5日間程でした。
締切日を考慮する中で、早期に応募することも我々の作戦でした。
私が2日間で構想とUIを制作し、Aさんが3日間でプログラミングをしていただく。
私は東京在住、Aさんは京都在住。
遠隔でのやりとりで開発を進めることになりました。
受賞パーティ時には、参加者らに驚かれました。

iPhone版公開

『WEBアプリ版 ⇒ iPhone版』でデザインを一新!

後日「iPhone版」を開発する際にデザインも改善し、機能を強化しました。

※2015年3月~2016年3月までAppstore公開しておりましたが、
2016年4月に公開終了致しました。

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