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Startup Weekend Tokyo 地方創生×NoCode in2021

宿泊施設 x 地域密着型インフルエンサー

MVP受賞

1st

MVP受賞

1st

Startup Weekend Tokyo 地方創生×NoCode @online

2021-4-23(金)19:00 〜 2021-4-25(日)19:00

Startup Weekend Tokyo開催の初イベントとして、地方創生×Nocode!
開発リソースが不足しがちな地方の課題をNoCodeで解決すべく、地方創生に紐づけたテーマのイベント。

私が企画立案者としてメンバーを募る立場ではなく、
デザイナーとして参画させていただきました!

結果は、チーム「エル ビアッヘ」メンバーの一員として、
MVP (1st Place) をチームで受賞できました!

過去の個人受賞の時よりも、若いメンバーをフォローしながら、一致団結して受賞した方が嬉しさ倍増です!

受賞までの簡易レポートを以下にご紹介させていただきます。

【STEP1】解決したい課題

チームリーダーの課題起案背景

旅行が好きなチームリーダーが、「雪山の中」の小さい温泉宿にとまった時に、料理も美味しく、景観も良い、女将さんのおもてなしも素晴らしい。
しかしながら、女将さんから「経営難で苦しい」という話を伺った。

ネット予約がほとんどなく、リピーター客しか来ていない。
Web検索の順位が低いから気付いてもらえない。。。
「こんな旅館の手助けをしたい!」と思ったことが起案の背景だそうです。
これに賛同したメンバーがチームとして集まりました。

ターゲット層(宿オーナー)

宿オーナーは、ご高齢、ITリテラシーがない方が多い。
しかしながら、
モチベーションが高く、宿や地域の魅力が溢れています。

地方における、集客に悩む中小規模の宿泊施設の認知度を高めたい!

宿泊客が来ない問題をチームで掘り下げると、
宿オーナー側のSWOT分析不足、知名度が低い、マーケティング力=宿泊客のニーズ把握の弱さ、宣伝力の弱さなどが挙げられました。

【STEP2|ソリューション】

地域密着を図ったインフルエンサーを活用し、宿泊業者のニーズに適するカスタマーをあてがう

ソリューションは、地域密着型のインフルエンサーを活用し、宿泊施設をPRしていただいた。
運営側
は、インフルエンサーと宿泊施設をマッチングさせることです。

【STEP3|ビジネスモデル】

インフルエンサーが無料宿泊し、インスタグラムを主とするSNSを活用してPRします。
その投稿を閲覧し、宿にお越しいただいたフォロワーの宿泊代から手数料を頂戴する成果報酬型での収益とします。

私の担当(役割)として貢献ポイント

ユースケースのラフ図を作成

初日は、ビジネスプランをチームで固めることでほぼ終わります。
2日目夕方のプレゼン発表には、そもそも2日目の昼間にはアプリ実装の一連の流れは完成している必要があります。
となるとNocodeとしてMVP開発は、初日夜には着手しておかないと間に合いません。
そこで一旦、ユースケース(画面遷移)を簡易的にまとめることにしました。

Nocodeで制作すること

Nocodeツールは沢山ありますが、「Adalo」「Glide」「Bubble」をピックアップして検討しました。
しかし今回のステークホルダーが複数あります。

特に宿オーナー、インフルエンサー、宿泊客(フォロアー)を切り分けたツールとしてこの短期間でどれが適しているか?判別が困難です。
一旦、AdobeXDで、アプリの構造→骨格→表層、画面遷移の概要を固めました。

時間的に今回はNocode開発は未完であり、AdobeXDで制作したイメージを、Movie制作までまとめるまで私個人で実行し発表としました。
とはいえ1日目の23時〜発表直前の16時まで、ほぼ徹夜対応でした。
「StartUpWeekEndあるある」ですかね。。。苦笑。

発表

伝説的なプレゼン

発表時間5分+質疑2分。
うち発表5分の内訳は、前談1分半 + 私の制作した実装動画1分30秒 + まとめ2分

ところが発表中にアクシデントが起きました。
発表者だったチームリーダーが、私の動画が終わった時点で接続不良で消えたのです。
「あれ???」無言の時間が30秒続きました。。。

「発表のやり直しを、運営側へダメ元で依頼するしかないのかな。。。」と私は諦めつつあった状況です。
その時、当初予定になかったメンバーが割り込んで説明を始めました。
「接続不良で発表者が居なくなったので、私が引き継ぎます!」と、残り1分半を語って時間どおりに終えました。

私はこの彼の行動に大きな尊敬と、圧倒的な人間力&スキルを感じました。

オンラインイベントとはいえ、発表のやり直しを認めてくれる確率は低かったと思います。
タイムロスしたため原稿量も減らしながらアドリブで彼が繋げたのです。

この一連のフォローは審査員も理解しており、彼のフォローを褒めていました。
MVP受賞という結果は、メンバーそれぞれのバリューがうまく機能したからだと感じています。

感想

うまくまとまったチームワーク

結果もついてきましたが、とてもまとまりのある良いチームでした。
特徴的だったのは、まずチームリーダーが最年少(20代前半)であり、情熱が高く、事前にアンケートや企画書のたたき台が揃っていたこと。

良い意味で「リーダー自身がやりたいタスク以外は、メンバーに頼ったこと」

頼られた側のファシリに私も若干関わったものの、20代後半男性が、優秀なPO的な役割を引き受けてくれたこと。
定性分析と、定量分析(フェルミ)などで、ある程度ビジネスプランをまとめてくれたため、残りのメンバーはブレストする時間、作業フォローに積極的にチャレンジするマインドのメンバーが揃ったことでした。

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