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前 談
1対1のじゃんけんゲームの要件定義を作成するとしましょう。
しかし、これがビジネス実務だとどうなるでしょうか?
一般的な流れ&工数の一例
- 企画を練る【1】(基本の草案フェーズ)1日目:Aさん
- 開発者Bさんと相談する。2日目
- 企画を練る【2】(応用の企画を考える)3〜4日目:Aさん
- 開発者Bさんと相談する。5日目
- 企画を練る【3】(詳細の要件定義フェーズ)6日目:Aさん
- MVP開発する7〜9日目
- ユーザーテストする10〜12日目::Aさん
- 開発する13〜15日目:Aさん
上記のコメント
じゃんけんゲームであれば、さほど難しい開発ではありません。
上記は、多めに工数を見積もっていますが、実務であればそれは当たり前のことでしょう。
これは、何が一番の課題だと思いますか?
私が考えるイシューは、以下です。
- 日数が経過してから、応用案の本格始動まで数日かかる。
- 基本案が完成して、開発者への1回目相談において、応用案がブレたり、一貫性がないプランに成りがちです。
- 企画者、開発者の専業スキルにより、品質が変わります。この連動で課題感、ビジネス目線をうまく意識する必要があります。
しかしながら、ビジネス目線だと、競合差別化(新規性)を問われます。
「企画を練る【2】のフェーズ」は、本来は着手前に草案をしながら動くべきですし、と思われます。
じゃんけんゲームのオリジナル案
私の手法を、ご紹介させていただきます。
企画を練る【1】(基本草案フェーズ)
タイトル画面、初期設定、掛け声の合図
ジャンケンの勝敗判定(1VS1対戦)
企画を練る【2】(応用の企画を考える)
【追加案】Level判定制度の検討
Lvを5段階として、各パラメーターと勝敗ルールを設定します。
【追加案】2人対戦だけでなく、3人対戦の要素を追加します。
今回はLv5の最終ボスは、敵キャラ(キングダム、チビダム)との3人バトルとします。