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『多動力』を討論

【討論 -8th】サルのようにハマって鳩のように飽きろ! PART-2(バランス教育編)

日本の「バランス教育」は子どもの集中力と好奇心を阻害し、大人になって「好きなことが見つからない」という問題を引き起こしている。
子どもが一つのことに熱中すると、大人は「バランスが取れていない」と考え矯正しようとするが、これでは好奇心と集中力が育たない。私は子ども時代から「三角食べ」のような「バランス教育」はくだらないと看破していた。

学校は平均点の子どもを作る工場のようなもので、バランスが取れていない人間を無理やり矯正しようとする。
しかし、ノーベル賞を取るような人物は総じてバランスを欠いた変人だ。「バランス教育」にとらわれていては、頭一つ抜きん出ることはできない。子どもの興味や意欲に任せれば、自然とバランスは取れるものだ。

※堀江貴文氏の書籍「多動力」より引用

01)議題について

司会皆様、本日は前回PART1の「サルのようにハマり、鳩のように飽きよ」の延長戦として、日本の「バランス教育」について議論していきたいと思います!堀江貴文氏は著書『多動力』の中で、日本の教育について

子どもが一つのことに異様なほどハマると、周りの大人はドン引きして『お前大丈夫か』と揺り戻そうとする。せっかくサルのように集中しようとしている子供の肩に手をかけ、バランスが取れたつまらない人間に矯正しようとする。これでは、好奇心と集中力が育たない

※堀江貴文氏の書籍「多動力」より引用

と述べています。果たして、日本の「バランス教育」は、子どもの集中力や好奇心を阻害しているのでしょうか?TFきりんさん、イルカさん、ライオンさん、熱い議論を期待しています!

02)討論 -前半戦-

司会それでは早速、TFきりんさんから結論をどうぞ!
TFきりん

日本の「バランス教育」が、子どもがオタクのようにハマること(集中力や好奇心を持つこと)の弊害になってるという堀江氏の話に同調してるんですよね。オタク気質が日本のサブカルの発展や専門家の日本を押し上げる人材になると思ってるんです。これを大人がくだらないと子供を矯正しようとするのは良くないと思うんです。学校の教師も親もこのあたりの教育方法は気をつけた方が良いと思います。

TFきりん

私は、日本の「バランス教育」は、子どもの集中力と好奇心をそぐ原因になっていると思います。堀江氏の言う通り、子どもが何かに熱中している時に、それを否定したり、無理に他のことに目を向けさせようとするのは良くありません。子どもは、好きなことに没頭することで、集中力や探求心を育み、自ら学ぶ力を身につけることができます。

司会ありがとうございます!イルカさん、令和世代の意見を聞かせてください!
【賛成派】イルカさん

私もTFきりんさんの意見に賛成です!私自身、子どもの頃、好きなことに熱中して、周りの大人から「もっと他のこともやりなさい」と注意された経験があります。

でも、好きなことに没頭することで、結果的に他の分野にも興味が広がったり、新しい発見があったりしました。子どもの好奇心や探求心を尊重することが大切だと思います。

司会なるほど!では、ライオンさん、昭和世代の視点からどうでしょうか?
【反対派】ライオンさん

ちょっと待ってください!「バランス教育」は、子どもに様々な知識や経験を積ませ、社会性を身につけるために必要なものです。一つのことに偏ってしまうと、視野が狭くなり、社会に適応するのが難しくなる可能性があります。

司会TFきりんさん、反論お願いします!
TFきりん

確かに、社会性も大切ですが、子どもの頃から「バランス」ばかりを重視する必要はないと思います。
むしろ、特定の分野に特化した知識やスキルを身につけることで、社会で活躍できる可能性もあります。幼い頃から様々なことに手を出させるよりも、まずは好きなことを見つけて、とことん追求させてあげることが重要なのではないでしょうか。

司会イルカさん、どう思いますか?
【賛成派】イルカさん

はい、例えば、プログラミングやデザイン、音楽など、特定の分野に特化したスキルを持つ人は、現代社会で高く評価されています。幼い頃から自分の才能や個性を伸ばせる環境があれば、将来、社会で活躍できる可能性が広がると思います。

司会ライオンさん、令和世代の意見に対して、どう反論しますか?
【反対派】ライオンさん

確かに、専門的なスキルを持つことも重要ですが、社会に出れば、様々な知識や経験が求められます。コミュニケーション能力や協調性、問題解決能力など、幅広い能力をバランスよく身につけることが、社会で成功するために不可欠です。

司会TFきりんさん、いかがでしょうか?
TFきりん

もちろん、社会に出れば、様々な能力が必要になることは事実です。しかし、それらの能力は、社会に出てからでも十分に身につけることができます。むしろ、子どもの頃は、好きなことに没頭し、集中力や探求心を養う方が、将来、どんな分野に進むにしても、大きなアドバンテージになるのではないでしょうか。

司会イルカさん、何か補足はありますか?
【賛成派】イルカさん

はい、例えば、スポーツや音楽、芸術など、子どもの頃に熱中した経験は、大人になってからも、人生を豊かにする糧になります。社会で活躍するために必要な能力は、もちろん大切ですが、それ以上に、人生を楽しむための感性や創造性を育むことも重要だと考えています。

司会ライオンさん、反論お願いします!
【反対派】ライオンさん

確かに、人生を楽しむことも大切ですが、社会の一員として責任を果たすことも重要です。そのためには、社会のルールや常識を学び、他者と協調して生きていくための能力を身につける必要があります。

03)討論 -後半戦-

司会後半戦に突入です!議論をさらに深掘りしていきましょう!TFきりんさん、お願いします!
TFきりん

社会のルールや常識は、学校教育だけでなく、家庭や地域社会など、様々な場面で学ぶことができます。子どもの頃から、社会に適応するための教育ばかりを押し付けるのではなく、まずは個性を伸ばし、自己肯定感を高めることが重要なのではないでしょうか。

司会イルカさん、どう思いますか?
【賛成派】イルカさん

はい、自己肯定感が高い子どもは、新しいことに挑戦する意欲が高く、失敗を恐れずに積極的に行動することができます。また、他人との違いを認め、多様性を尊重する心も育ちやすいと思います。

司会ライオンさん、反論どうぞ!
【反対派】ライオンさん

確かに、自己肯定感も大切ですが、過度に自己肯定感を高めすぎると、自己中心的になったり、努力を怠ったりする可能性もあります。謙虚さや忍耐力、協調性など、伝統的な日本人の美徳も大切にするべきです。

司会TFきりんさん、反論お願いします!
TFきりん

謙虚さや忍耐力も大切ですが、それらの美徳は、自己肯定感の上に成り立つものだと思います。自己肯定感が低いと、他人の評価ばかりを気にして、自分の意見や行動を抑制してしまいます。

司会イルカさん、何か補足はありますか?
【賛成派】イルカさん

はい、自己肯定感が高い人は、自分の strengths と weaknesses を理解し、自信を持って行動することができます。また、失敗から学び、成長していく力も強いと思います。

司会ライオンさん、反論お願いします!
【反対派】ライオンさん

確かに、自己肯定感は、新しいことに挑戦する上で必要な要素の一つです。しかし、自己肯定感ばかりを重視するあまり、基礎学力がおろそかになったり、社会規範を軽視したりするようなことがあってはなりません。

司会TFきりんさん、最後の意見をお願いします!
TFきりん

基礎学力や社会規範ももちろん大切ですが、それらを学ぶ目的は、あくまでも、子どもたちが自分らしく、幸せに生きるためであるべきです。個性を尊重し、才能を伸ばす教育こそが、子どもたちの未来を切り拓く鍵になるのではないでしょうか。

司会イルカさん、最後の意見をお願いします!
【賛成派】イルカさん

私たちは、「バランス教育」の呪縛から解放され、一人ひとりの個性を尊重し、才能を伸ばす教育を目指すべきです。そうすることで、子どもたちは、変化の激しい現代社会を生き抜く力を身につけることができるでしょう。

04)勝者判定:賛成派!MVPはTFきりんさん!

司会熱い議論、ありがとうございました!今回の判定は、TFきりんさん、イルカさんの賛成派の勝利です!ライオンさんの主張は、社会生活を送る上での協調性や基礎学力の重要性、伝統的な価値観の継承といった点で説得力がありました。

しかし、賛成派の主張は、変化の激しい現代社会において、画一的な教育ではなく、個性を伸ばし、自ら学び続ける力を育むことの重要性をより強く訴えかけていました。特に、TFきりんさんは、堀江氏の主張を軸に、子どもたちの個性を尊重し、才能を伸ばす教育の重要性を力強く訴え、議論をリードしていた点が素晴らしかったです。

よって、MVPはTFきりんさんに決定です!拍手!!👏

今回のディベートを通して、日本の「バランス教育」は、メリットとデメリットを併せ持ち、そのあり方については更なる議論が必要であるということが改めて認識できました。

変化の激しい現代社会においては、子どもたちが自ら学び、成長していくための土台を作る教育が重要です。
そのためには、子どもたちの好奇心や探求心を尊重し、個性を伸ばす教育環境を整備していく必要があるでしょう。

ただし、反対派の懸念点も踏まえ、基礎学力や社会性を軽視することなく、個性を伸ばす教育と両立させる方法を模索していくことが、これからの教育の課題となるでしょう。本日は、本当にありがとうございました!

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