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睡眠時間を削ってでも多動力を発揮すべき?
~ショートスリーパーは早死にするってホント?~
01)議題について -前談-
今回の議題は「仕事の質は睡眠で決まる」です。
堀江貴文さんの著書『多動力』では、睡眠時間を削ってでも活動時間を増やすべきだと主張する人もいますが、果たして本当にそうなのでしょうか?
書籍「多動力」おさらい
睡眠時間を削るのは本末転倒?
堀江氏は、多動力をもって様々な活動を精力的にこなしていますが、決して睡眠時間を削っているわけではありません。
十分な睡眠なくして、質の高い仕事はできないと断言しています。
睡眠不足は集中力や記憶力の低下に繋がり、パフォーマンスを落とすだけでなく、健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
堀江氏自身は最低でも6時間、できれば8時間睡眠をとるように心がけているそうです。
ショートスリーパーは早死にする?
睡眠時間を削って活動する「ショートスリーパー」という言葉がもてはやされることもありますが、堀江氏は慢性的な睡眠不足は寿命を縮める可能性を指摘しています。
多作で知られる漫画家の手塚治虫氏や石ノ森章太郎氏、赤塚不二夫氏などを例に挙げ、長年の無理が祟って平均寿命より短く人生を終えてしまったのではないかと推測しています。
賛成派の皆さん、TFきりんさんの持論を覆せるか?乞うご期待!
02)討論 -前半戦-
私は睡眠は超大事だと思います!睡眠不足だと、集中力も続かないし、良いアイデアも浮かばないし、仕事の効率がガタ落ちです…。やっぱり、しっかり睡眠をとって、頭も体もスッキリした状態で仕事に取り組むのがベストですよね!
いやいや、イルカさん、それは違うよ。睡眠時間はもったいない!時間は有限なんだから、睡眠時間を削ってでも、やりたいことに時間を使うべきだ!私は毎日3時に寝て10時に起きる7時間睡眠だけど、その分、集中できる時間を確保してより多くのことができるし、充実した毎日を送れてます。
TFきりんさん、7時間睡眠って、十分寝てますよね…? 私の時代は、24時間戦えますか?なんてCMもあったけど、睡眠時間を削って働くのが美徳とされてきた時代もあったんだよ。それに比べて、今は恵まれてるよ。
いやいや、私も24時間戦えますか?ですよ。5時間睡眠を15年近く続けて、朝起きる瞬間に毎日「行きたくないなー。寝ときたいなー」とか、この働き方が非効率だなーと早々に気付いてました。社会や会社環境が許してくれなかっただけですね。
ライオンさん、時代は変わりましたよ!今は、ワークライフバランスが重視される時代です。睡眠時間を削って無理して働いても、良い結果が出るとは限りません。むしろ、パフォーマンスが落ちて、逆効果になることだってあります。
パフォーマンスが落ちる?そんなことはないよ。私は、短時間睡眠でも、バリバリ仕事ができるし、むしろ、睡眠時間を削った分、集中力が増すこともある。堀江さんも言ってるますよね?「睡眠時間を削ってでも、やりたいことに時間を使うべきだ」って。
司会ゴリラさん、それはちょっと堀江さんの言葉を都合よく解釈しすぎているかもしれませんよ…? 堀江さんは「多動力」を発揮するために睡眠時間を削ることを推奨しているわけではなく、「無駄な時間」を削減して、やりたいことに時間を使うことを推奨しているんです。そして、「無駄な時間」の最たるものが、ダラダラと過ごす会議や、意味のない付き合いだと述べています。
確かに、会議や飲み会は無駄な時間が多いですよね。そういう時間は極力減らして、自分の好きなこと、やりたいことに時間を使うべきだ。睡眠時間も、その一つだと思います。寝たい時に昼寝するのも合理的だと思いますしね。
TFきりんさん、会議や飲み会を全否定するのはどうかな? 確かに無駄な時間も多いけど、人脈形成や情報収集の場として重要な役割を果たすこともあるよ。それに、たまには息抜きも必要でしょ?
そうですね。会議や飲み会をすべて否定するのではなく、本当に必要なものを見極めることが大切だと思います。ただダラダラと時間を過ごすのではなく、目的意識を持って参加することで、無駄な時間を減らすことができるはずです。
会議や飲み会は無駄な時間は、チームとのコミュニケーションを取る目的であれば良いと思うんです。コロナで出社する時はコミュニケーション。在宅ではタスクワーク!と切り分けが上手くいった職場環境が、私の理想像だったのかもしれないですね。
司会イルカさん、ナイスフォロー!まさに堀江さんが提唱する「捨てる」という考え方ですね!
堀江氏は、「人生でやることリスト」の中から、「掃除」を完全に捨てたそうですよ。
※堀江貴文氏の書籍「多動力」より引用
「掃除を捨てる」ってどういうこと? 掃除しなくていいってこと?
司会TFきりんさん、堀江氏はホテル暮らしなので、そもそも掃除をする必要がないんです。
家事代行サービスを利用すれば、家事の時間を減らすことができると述べていますよ。
※堀江貴文氏の書籍「多動力」より引用
なるほどね。でも、家事代行サービスを利用するお金がない場合はどうすればいいんだ?
TFきりんさん、お金がないなら、自分で掃除すればいいじゃないですか!😊
そうだけどさ、掃除に時間を使うのはもったいないじゃん。その時間を、もっと他のことに使いたいよ。
TFきりんさん、掃除をしない生活って、ちょっと不衛生じゃないですか…?それに、自分の部屋くらい自分で掃除した方が気持ちいいでしょ?
ライオンさん、わかります!私も、自分の部屋は自分で掃除したい派です。掃除をすることで、部屋も心もスッキリしますよね!😊
では、本題に戻りましょう。
TFきりんさんは睡眠時間を削って活動時間を増やすことが多動力に繋がるとおっしゃっていますが、具体的にどのような活動をしていますか?
例えば、早朝に起きてブログを書いたり、プログラミングの勉強をしたり、ジムに行って体を鍛えたり…。夜は、友達と飲みに行ったり、映画を見たり、本を読んだり…。睡眠時間を削ることで、いろんなことに挑戦できるし、毎日が充実するんだ。
TFきりんさん、活動的ですね! でも、毎日そんなに詰め込んで、疲れませんか?
疲れる? 全然!むしろ、いろんなことに挑戦することで、エネルギーが湧いてくるんだよ!😊
03)討論 -後半戦-
「現代人は「無駄な時間」を我慢できない」と述べています。
TFきりんさんは、どのような工夫をして「無駄な時間」を減らしているのでしょうか?
私は、「無駄な時間」を減らすために、常にスマホを持ち歩いて、スキマ時間を有効活用するようにしてるんだ。例えば、電車に乗ってる間は、ニュースを読んだり、メールチェックをしたり、ブログを書いたり…。
TFきりんさん、それは私もやってるよ!最近はスマホで電子書籍も読めるし、本当に便利になったよね。私の若い頃は、本を持ち歩かないと読書できなかったから、重くて大変だったよ…。
ところで、堀江氏は、
電話で話す必要のない用事なのに、やたらと気軽に電話をかけてくる人がいると嘆いています。
「電話は多動力をジャマする最悪のツールであり、百害あって一利ない。」とまで言い切っていますね。※堀江貴文氏の書籍「多動力」より引用
皆さんは、電話とメール、どちらを多く利用しますか?
私は、ほとんどメールですね。電話だと、相手の時間を拘束してしまうし、急な電話だと、対応できないこともあります。メールなら、自分の都合の良い時間に返信できますし、内容も記録に残るので便利です。
私は、電話の方が早いし、直接話した方が誤解がないから、電話をよく使うな。メールだと、何度もやり取りしないといけないし、結局時間がかかっちゃうことが多い。
私は、TFきりんさんの意見に賛成だな。電話だと、相手の顔色を見ながら話せるし、声のトーンで感情も伝わるから、メールよりスムーズにコミュニケーションが取れると思うんだ。
司会なるほど〜。電話とメール、それぞれにメリット・デメリットがありますね〜。
堀江氏も、ちょっとした連絡や打ち合わせなどは、メールやLINE、メッセンジャーなどの非同期通信で十分だと述べています。
相手の都合を考えずに、一方的に時間を奪う電話は、「害悪」とまで言っていますね。※堀江貴文氏の書籍「多動力」より引用
「害悪」は言い過ぎじゃないですか? 緊急の用事もあるでしょうし…。
そうだよ。例えば、事故に遭った時とか、病気になった時とか、緊急の場合は電話の方がいいに決まってるだろ。
TFきりんさん、イルカさん、落ち着いて。堀江氏が「害悪」と表現したのは、あくまでも、相手の都合を考えずに一方的に時間を使う人に対してであって、電話そのものを否定しているわけじゃないと思うよ。
ライオンさん、ありがとうございます。確かに、言い方が少しきつかったかもしれません。反省します…。
司会では、議論をさらに深掘りしていきましょう。
TFきりんさんは、睡眠時間を削って多くの活動をしているとのことですが、睡眠不足による健康面への影響は心配ないのでしょうか?
私は、健康には自信があるし、睡眠不足で体調を崩したことは一度もない。むしろ、睡眠時間を削った分、時間を有効活用できるし、いろんなことに挑戦できるから、心身ともに充実してる。
TFきりんさん、それは、まだ若いからですよ! 年齢を重ねると、体力も回復力も衰えてくるので、若い頃と同じように睡眠時間を削っていると、いつかガタがくるかもしれません…。
ガタがくる? そんなことはないよ。私は、年齢を重ねても、今のライフスタイルを続けて、いつまでも若々しく、エネルギッシュに生きていくつもりだ!
TFきりんさん、気持ちはわかるけど、無理は禁物だよ。健康は、何ものにも代えがたい財産なんだ。
そうですね。無理をしすぎると、せっかくの多動力も発揮できなくなってしまいます。健康を維持するためにも、適度な睡眠は必要不可欠だと思います。
でも、睡眠時間を削ってでもやりたいことがあるんだよ!やりたいことを我慢して、ダラダラと長時間寝て過ごすなんて、時間の無駄遣いだと思う。
堀江氏も、
「今を楽しまず、ただ歯を食いしばって努力したところで、思い通りの成果なんて得られない。」
※堀江貴文氏の書籍「多動力」より引用
と述べています。
04)討論 -余談-
例えば、新しいビジネスを立ち上げたいと思ってるんだ。そのためには、寝る間も惜しんで、アイデアを練ったり、マーケティングをしたり、人脈作りをしたり…。
まだ具体的には言えないけど、世の中をもっと便利にするような、革新的なサービスを創りたいと思ってるんだ。
TFきりんさん、夢があって素敵ですね!応援しています!
頑張ってね、TFきりんさん! 私も、若い頃にそんな夢を持っていたなぁ…。
司会TFきりんさんのように、夢に向かって努力する姿は、周りの人に良い影響を与えますね!
ところで、堀江氏は、著書の中で「永遠の3歳児たれ」と述べています。
※堀江貴文氏の書籍「多動力」より引用
皆さんは、この言葉についてどう思いますか?
「永遠の3歳児」…素敵な言葉ですね! 3歳児って、好奇心旺盛で、何でも面白がって、純粋に楽しんでいますよね。大人になると、どうしても損得勘定で物事を考えてしまいがちですが、もっと子供の頃のように、純粋な気持ちで、目の前のことに夢中になれたら、人生もっと楽しくなるだろうなと思います。
イルカさん、甘いな。大人になったら、責任も増えるし、現実的に考えなきゃいけないこともたくさんあるんだ。子供の頃みたいに、無邪気に遊んでばかりはいられないよ。
TFきりんさん、イルカさんの意見も理解してあげて。堀江氏が「永遠の3歳児たれ」と言ったのは、子供の頃のような好奇心や探求心、そして楽しむ心を、大人になっても持ち続けようという意味だと思うよ。
そうですね! 大人になっても、新しいことにワクワクしたり、挑戦したり、楽しむことを忘れずにいたいですね!😊
05)まとめ総括&勝者判定、MVP者の発表
司会今回のディベート、本当に熱い議論が交わされましたね!「仕事の質は睡眠で決まる」というテーマを通して、睡眠時間と仕事の効率、健康、そして人生の楽しみ方について、多角的に考えることができました!
勝者判定:賛成派!MVPは「イルカさん」!
肯定側のポイント
肯定派の意見としては、睡眠の重要性を科学的な根拠に基づいて論理的に説明していた点が評価できます。また、睡眠不足がもたらす健康面へのリスクや、パフォーマンス低下などのデメリットを具体的に指摘することで、反対派の主張に反論していた点も素晴らしいです。
特にイルカさんは、TFきりんさんの睡眠時間を削って活動時間を増やすという主張に対し、冷静に反論しつつも、彼の夢や努力を認め、応援する姿勢を見せていました。
否定側のポイント
一方、否定派のTFきりんさんは、睡眠時間を削ってでもやりたいことがあるという強い意志を示し、自身の経験に基づいた具体的な活動内容や時間管理術を語ることで、睡眠時間を削減することのメリットを主張していました。しかし、睡眠不足による健康面への影響や、長期的な視点でのリスクについては、十分な説明ができなかった点が課題として挙げられます。
MVP選出理由
MVPは、賛成派の意見を代表し、論理的かつ冷静な語り口で議論をリードした「イルカさん」に決定します!
今回は、睡眠の重要性を訴える肯定派の主張が、より説得力を持つ結果となりました。
とはいえ、TFきりんさんのように、睡眠時間を削ってでもやりたいことに情熱を注ぐ姿勢も素晴らしいですね!
最終的には、それぞれの価値観に基づいて、自分にとって最適な睡眠時間と活動時間のバランスを見つけていくことが大切です。
皆さん、お疲れ様でした!😄