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小利口はバカに勝てない?
~リスクを取って手を挙げろ!~
01)議題について -前談-
今回は、堀江貴文氏の著書『多動力』を題材に、「小利口はバカに勝てない」という刺激的なテーマについて議論していきたいと思います!
書籍「多動力」おさらい
小利口はバカに勝てない?リーダーはバカでいい。
- いや、パカだからこそ、リスクを考えずに手を挙げられる。
- あなたが手を挙げれば、小利口な人間が必ず手助けしてくれる。
- 勇気を出して、手を挙げるバカになろう。
※堀江貴文氏の書籍「多動力」より引用
「小利口」は時代遅れ?
堀江氏は、変化の激しい現代社会において、リスクを恐れずに行動を起こせる「バカ」が、成功をつかむ鍵だと述べています。
「小利口」な人たちは、あれこれ考えて行動を起こせないうちに、チャンスを逃してしまうことが多いと指摘しています。
リスクを恐れず、まず行動を起こすことで、周りの「小利口」な人たちが自然と協力してくれるようになると堀江氏は言います。
リーダーは「バカ」でいい
堀江氏は、リーダーシップを発揮するために必要なのは、必ずしも高い知能や完璧な計画ではなく、「まずやってみる」という行動力と、周囲を巻き込む情熱だと主張しています。
そして、リーダーシップを発揮する「バカ」を支える「小利口」な人材がいれば、プロジェクトは成功に近づくと述べています。
02)討論 -前半戦-

私が新入社員の頃は、能無しで偉そうにする窓際族と呼ばれる上司が多かったんですよね。今は大企業も安泰ではない時代だと察知して、イノベーションを取り入れる意味では、堀江さんのいうように馬鹿を装ってでも「現場主導のチームを如何に気づくか?が重要なんだと思います。世の中、頭でっかちで行動できないヒトが上司だと、現場で影でやりたいようにやる!それも不健全なチームだと思うので、現場がリスクを恐れずに堂々とやれるチームが理想的ですかね。まず行動を起こすことが大切だ!

TFきりんさん、ちょっと待ってよ。リスクを考えずに、闇雲に行動するのは危険でしょ? 計画性もなく、ただ行動すればいいってもんじゃないと思うんだけど…。

私はTFきりんさんに賛成です! 確かに、石橋を叩きすぎて、結局渡れない人っていますよね。失敗を恐れずに、どんどんチャレンジしていく姿勢は大切だと思います。

イルカさんの言う通り、チャレンジ精神は大切だ。しかし、リスクを全く考えないのは無謀すぎる。失敗から学ぶことも大切だが、取り返しのつかない失敗をしてしまっては、元も子もないだろう?
司会なるほど〜。皆さん、それぞれの意見をお持ちですね!
堀江氏いわく、「小利口」は「せっかく目の前に面白いことがあっても、一歩引いてしまう」そうです。
※堀江貴文氏の書籍「多動力」より引用
「小利口」は、なぜ行動できないのでしょうか?

それは、失敗した時のリスクを考えすぎてしまうからじゃないかな? 周りの人にどう思われるか、評価を下げてしまうんじゃないか…、とか。

ゴリラさん、それってまさに「感情」のフィルターに囚われてるってことじゃない? 堀江さんも言ってるけど、「恥をかいたらどうしよう」「失敗したらどうしよう」なんて感情は、行動のブレーキにしかならない。利口なヒトは、いろんな想定ができる。だからこそ、判断軸や判断力が弱まってしまうんじゃないかなーと思うんです。でも日本の組織の場合、「和」や「輪」を保つ協力体制、協創というチームワークの古き良き慣習もあるので、この良い慣習を崩すべきかは悩ましいですね。

TFきりんさんの言う通り、周りの目や失敗を気にしすぎるのは良くないですね。
失敗は成功のもと! 失敗から学び、次に活かせばいいんです。

イルカさん、それは正論だ。しかし、失敗した時のダメージが大きすぎる場合は、慎重になるのも当然だろう? 例えば、会社のお金をたくさん使って新しい事業を始めたのに、失敗して大損害を出してしまったら…?
司会ライオンさん、鋭い指摘ですね!
大きなリスクを伴う場合は、慎重になるのも当然です。
堀江氏は、「小利口」な人たちが今までやってきたような、頭で計算できる仕事は、AIやロボットの方が得意になっていくと述べています。
※堀江貴文氏の書籍「多動力」より引用
AI時代において、私たち人間はどのような能力を身につけるべきなのでしょうか?

AIやロボットにはできない、創造的な仕事ができるようになるべきじゃないかな。例えば、新しいアイデアを生み出すとか、斬新な企画を考えるとか…。

TFきりんさん、それはそうだけど、誰もがクリエイティブな仕事ができるわけじゃないでしょ?

ゴリラさん、別に芸術家やデザイナーになる必要はないんです。どんな仕事でも、創意工夫をすることはできるはず。

イルカさんの言う通り、どんな仕事にも創造性は必要だ。ルーチンワークをこなすだけでなく、常に改善点を見つけたり、新しい方法を考えたりすることが求められる。
03)討論 -後半戦-

私は、リーダーシップを発揮するためには、ある程度の「バカ」さが必要だと思ってます。リスクを恐れずに、新しいことに挑戦する勇気、そして、周囲を巻き込む情熱が必要ですね。

でも、TFきりんさん、「バカ」なリーダーについていくのは不安だよ…。

ゴリラさん、「バカ」と言っても、何も考えずに突っ走るという意味ではないと思います。堀江さんが言っている「バカ」とは、常識にとらわれず、大胆な発想で行動できる人のことではないでしょうか?

イルカさんの言う通り、「バカ」にもいろいろあるね。堀江さんが言いたいのは、計算高い「小利口」よりも、行動力のある「バカ」の方が、リーダーとして成功する可能性が高いということだろう。
司会なるほど。「バカ」という言葉のイメージにとらわれず、堀江氏が伝えたい真意を理解することが重要ですね!
堀江氏は、著書の中で、ベンチャー企業のリーダーには「バカ」が多いと述べています。
※堀江貴文氏の書籍「多動力」より引用
具体的に、どんな人が「バカ」なリーダーなのでしょうか?

例えば、常識破りなアイデアで、新しいビジネスを立ち上げる人とか、周りから反対されても、自分の信念を貫き通す人とか…。

TFきりんさん、そういうリーダーは確かに魅力的だけど、ついていくのは大変そう…。

ゴリラさん、確かに大変なこともあるかもしれませんが、ワクワクする経験もたくさんできそうですよね!😊

イルカさんの言う通り、新しいことに挑戦するのは刺激的だ。私も、若い頃は、そんな「バカ」なリーダーのもとで働いてみたかったなぁ…。
堀江氏は、リーダーは「まずやってみる」というリスクを取れる人間こそが貴重だと述べています。
※堀江貴文氏の書籍「多動力」より引用
そして、「一番最初に手を挙げるバカ」の周りには、自然と「小利口」な人材が集まってくるそうです。
※堀江貴文氏の書籍「多動力」より引用
皆さんも、今までに「一番最初に手を挙げた」経験はありますか?

私が20代の時は、任された仕事は断らずにやると決めてた! 新しいプロジェクトが立ち上がるときも、飲み会の幹事を決めるときも、真っ先に手を挙げるようにしていた。でもこれは20代の話なのですよね。30代後半から真逆の思考になってます。

若い頃のTFきりんさん、すごい行動力だね! 私は、なかなか手を挙げられないタイプなんだ…。

私も、どちらかというと、様子見してしまうタイプです…。でも、TFきりんさんの話を聞いて、これからは、もっと積極的に行動しようと思いました!

私も、若い頃は、もっと積極的に行動すればよかったと後悔しているよ…。
TFきりんさんは、なぜそんなに積極的に手を挙げることができるのでしょうか?

それは、新しいことに挑戦するのが好きだからかな。それに、失敗を恐れていない。失敗しても、そこから何かを学ぶ経験値の方が大事だと信じてたから。でも倒産や廃業の末路を見ていると怖さが増すところもあったよね。明るい経験よりも悲しい経験を積むと、怖さも増していく。

良い経験をどう積めるか、、、私も、もっと前向きに考えられるようになりたい!
04)討論 -余談-
※堀江貴文氏の書籍「多動力」より引用
しかし、「一番最初に手を挙げる」人間が組織の中に何%かいるだけで、その組織は見違えるほど活性化するそうです。
※堀江貴文氏の書籍「多動力」より引用
皆さんは、学生時代に「一番最初に手を挙げるタイプ」でしたか?

私は、もちろん真っ先に手を挙げるタイプだったよ! 先生の質問に答えたい!って気持ちが強かったし、周りの目を気にすることなんてなかった。

イルカさん、すごいなぁ…。私は、手を挙げるのが恥ずかしくて、いつもモジモジしてたよ…。

私も、元々は手を挙げるのは苦手でした…。でも、勇気を出して手を挙げた時は、先生に褒められたり、クラスメイトから尊敬されたりして、嬉しかったのを覚えています。

イルカさんの言う通り、勇気を出して行動することは、自信に繋がるよね。私も、もっと積極的に行動していれば、学生時代も、もっと充実していたかもしれないなぁ…。
これからでも、積極的に行動することで、新しい自分に出会えるかもしれません。
05)まとめ総括&勝者判定、MVP者の発表
司会今回のディベート、「小利口はバカに勝てない」というテーマを通して、リスクを恐れずに行動することの重要性、そして、リーダーシップの本質について、深く考えることができました!
勝者判定:賛成派!MVPは「イルカさん」!
肯定側のポイント
肯定派は、堀江氏の主張を理解し、行動力と情熱を持つ「バカ」が、リーダーシップを発揮し、成功を掴む鍵だと力強く訴えていました。
否定側のポイント
一方、否定派は、リスクを考慮することの重要性を指摘していましたが、変化の激しい時代において、慎重になりすぎるあまり、チャンスを逃してしまう可能性もあるという点については、十分に反論できていませんでした。
MVP選出理由
MVPは、今回の議題の主役であり、「バカ」であることを肯定的に捉え、自らの経験を交えながら、積極的に議論をリードした「TFきりん」さんに決定します!
熱意と行動力あふれる主張が、否定派の慎重な姿勢を上回り、今回のディベートは「賛成派」の勝利と判定します!
皆さん、お疲れ様でした!😄