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01)議題について-前談-
司会皆様、本日は堀江貴文氏の著書『多動力』から「飽きっぽい人ほど成長する」というテーマについて議論していきたいと思います!堀江氏は本書で
「飽きる」ということは何もネガティブなことではない。
飽きるというのは、慣れて、余裕が出たということだ。
大事なことは、飽きたらすぐに捨てることだ。※堀江貴文氏の書籍「多動力」より引用
と述べています。飽きっぽいことは本当に成長に繋がるのでしょうか?TFきりんさん、イルカさん、ライオンさん、熱い議論を期待しています!
02)討論 -前半戦-
私は「飽きっぽい人ほど成長する」という意見に賛成です!一つのことに固執するよりも、様々なことに興味を持ち、挑戦することで、より多くの知識や経験を積むことができます。
そして、飽きたら潔く次のことに移ることで、常に新しい刺激を受け、成長し続けることができるのです!
私もTFきりんさんの意見に賛成です!私たち令和世代は、情報過多の時代を生きているため、自然と様々なことに興味を持つようになっています。
一つの情報やスキルに固執するよりも、常に新しい情報をキャッチアップし、多様なスキルを身につけることが重要だと考えています。
ちょっと待ってください!「飽きっぽい」ということは、忍耐力や継続力に欠けるということではないでしょうか。
私たち昭和世代は、「石の上にも三年」の精神で、一つのことをコツコツと続けることの大切さを教えられてきました。簡単に飽きてしまっては、何事も成し遂げられませんよ!
確かに、一つのことを継続する力は重要です。しかし、現代社会は変化のスピードが速く、一つのスキルや知識だけで生き残っていくことは難しい時代です。むしろ、時代の変化に合わせて、柔軟に学び、スキルをアップデートしていくことが求められます。
まさにその通りです!現代社会では、AIやテクノロジーの進化によって、多くの仕事が自動化されつつあります。一つの仕事に固執していては、時代に取り残されてしまう可能性があります。
常に新しい技術や情報にアンテナを張り、変化に対応していくことが重要です。
確かに、現代社会は変化が激しいですが、基礎をしっかり築くことは、どんな時代でも重要です。あれもこれもと手を出すのではなく、まずは一つの分野でしっかりと土台を固めるべきです。
その上で、必要に応じて他の分野に挑戦すれば良いのではないでしょうか?
司会堀江氏も本書の中で
80点まではウサギの速さで駆け抜けても、そこから100点に到達するには亀の歩みになってしまう
※堀江貴文氏の書籍「多動力」より引用
と述べていますね。TFきりんさん、いかがでしょうか?
そうですね。一つの分野を100点まで極めるには、膨大な時間と労力が必要です。しかし、現代社会では、80点の知識やスキルがあれば、十分に活躍できる場面も多いのではないでしょうか。
むしろ、限られた時間の中で、複数の分野を80点まで習得する方が、より多くのチャンスを掴むことができると思います。
はい、複数の分野を80点まで習得することで、それぞれの分野の知識やスキルを組み合わせ、新しいアイデアを生み出すこともできます。
これは、一つの分野を100点まで極めるだけでは得られないメリットです。
しかし、中途半端な知識やスキルでは、真のプロフェッショナルとして認められることは難しいでしょう。
本当に社会に貢献するためには、一つの分野を深く追求し、専門性を高めることが重要です。
03)討論 -後半戦-
もちろん、専門性を高めることも重要ですが、現代社会では、専門分野以外の知識やスキルも求められることが多くなっています。例えば、ITエンジニアであっても、マーケティングやコミュニケーションの知識が必要とされるケースもあります。
はい、現代は、まさに「ジェネラリスト」の時代です。幅広い知識とスキルを持ち、状況に合わせて柔軟に対応できる人が求められています。飽きっぽい性格の人は、新しい知識やスキルを学ぶことに抵抗がないため、ジェネラリストとして活躍できる可能性が高いと思います。
しかし、「ジェネラリスト」は器用貧乏になりがちです。結局、何の専門性も身につかないまま、中途半端な人材で終わってしまう可能性もあります。
確かに、幅広い分野に手を出すだけでは、専門性が身につかないという懸念はあります。しかし、飽きっぽい性格の人は、興味を持ったことに対しては、集中的に深く学ぶことができます。
そして、その経験を通して得られた知識やスキルは、他の分野にも応用できることが多く、結果的に「T字型人間」のような、専門性と幅広い知識を兼ね備えた人材に成長できる可能性があります。
はい、飽きっぽい性格の人は、新しいことに挑戦することを恐れないため、失敗から学ぶこともできます。
そして、失敗から得られた教訓は、次の挑戦に活かすことができ、さらなる成長に繋がるのです。
確かに、失敗から学ぶことも重要ですが、失敗ばかり繰り返していては、時間と労力の無駄です。
まずは、一つの分野で成功体験を積み重ね、自信をつけることが重要です。
成功体験ももちろん重要ですが、現代社会では、失敗を恐れずに、積極的に挑戦することが求められています。
飽きっぽい性格の人は、失敗してもすぐに気持ちを切り替え、次の挑戦に進むことができるため、変化の激しい時代を生き抜く上で、大きな強みになるでしょう。
「飽きっぽい」ということは、言い換えれば「好奇心が旺盛」ということでもあります。好奇心は、新しい発見やイノベーションの源泉です。
私たちは、飽きっぽい性格をポジティブに捉え、好奇心の赴くままに、様々なことに挑戦していくべきです!
04)勝者判定:賛成派!MVPはTFきりんさん!
司会熱い議論、ありがとうございました!
今回の判定は、TFきりんさん、イルカさんの賛成派の勝利です!
ライオンさんの主張は、一つのことを深く追求することの重要性や、伝統的な価値観の大切さという点で説得力がありました。しかし、賛成派の主張は、変化の激しい現代社会において、飽きっぽい性格を逆手に取り、多様な知識やスキルを身につけること、そして、失敗を恐れずに挑戦することの重要性をより明確に示していました。
特にTFきりんさんは、堀江氏の主張を深く理解し、具体的な例を交えながら、飽きっぽい人がどのように成長していくのかを論理的に説明していた点が素晴らしかったです。よって、MVPはTFきりんさんに決定です!拍手!!👏
今回のディベートを通して、「飽きっぽい」ということは、必ずしもネガティブな特性ではなく、現代社会においては、むしろ強みになる可能性があるということが改めて認識できました。
もちろん、継続力や専門性を軽視するわけではありませんが、変化の激しい時代を生き抜くためには、柔軟性や適応力も必要です。飽きっぽい性格をポジティブに捉え、好奇心を原動力に、様々なことに挑戦していくことで、新たな可能性を切り拓くことができるのではないでしょうか。
本日は、本当にありがとうございました!