INDEX
前談
身近な人々の課題から始まった、学習支援への情熱
本記事は、2024年に私が注力してきた「#資格取得、#キャリアコンサル(メンター)、#LMS、#AI、#実装学習」などのテーマを集約した内容です。特に関心を持ったのが「資格取得LMS × AI」でした。このテーマに興味を持ったトークイベントの運営側から依頼を受け、デザイナーや様々な職種の方々を対象にライトニングトーク(LT)を行いました。本記事ではそのトーク内容をさらに掘り下げてご紹介します。
今後の人生の目標として、UI/UXデザイナーのキャリアを軸に、人や社会に貢献できるプロダクトを残したいと考えています。2024年、周りの人々をサポートしたい場面が急増し、高校受験や資格試験など人生をかけて学習している人々のプレッシャーを少しでも軽減し支えたいという気持ちが強くなりました。
今回は、「資格取得のマネジメントシステムを自作した話ですね?」
はい。前置きとして、私は今後の人生の目標として、UI/UXデザイナーのキャリアを軸に、人や社会に貢献できるプロダクトを残したいと考えています。それが私の行動指針であり、日々の自己研鑽の原動力です。
なぜ資格取得をテーマに選ばれたのですか?
2024年、周りの人々をサポートしたい場面が急増したからです。高校受験や資格試験など、人生をかけて学習している人々のプレッシャーを少しでも軽減し、支えたいと感じるようになりました。
課題シナリオ(Pain Point Assessment)
5つの実話から導き出した、学習支援の本質的な課題
課題シナリオとして5つの実話を取り上げました。①中学3年生・太郎くんの受験(不登校を抱えながら受験に挑む)、②行政書士を目指す友人・花子さん(学習進捗の可視化が逆にプレッシャーに)、③行政書士試験に続けて挑む友人・佳子さん(育児と仕事との両立)、④プログラマーへの転職を目指す30代の大和さん(独学の壁と孤独感)、⑤デザイナー志望でも職業訓練校に入れず挫折するケースです。
これらの課題シナリオに共通するのは「学習計画を立てること・継続すること・適切なサポートを受けること」が難しいという点です。特に、目標を逆算して道筋を見える化することの難しさと、学習中の孤独感が大きな障壁となっています。
では、まず「身近な人を助けたい」と思ったきっかけとなる課題シナリオについて教えてください!
これからお話する内容は、同時期に私の実体験としても類似の課題が重なり、それが情熱とモチベーションにつながっています。5つの実話を課題シナリオとしてモデリングしました。
なぜ太郎くんに寄り添うことを選んだのでしょうか?
年齢は関係なく、彼の可能性を信じている友達だからです。在宅ワークだったこともあり一緒に勉強しやすい環境にありました。以前「オンライン家庭教師の立ち上げ」でカスタマーサクセスを担当していたとき、不登校の課題を抱える学生が多いことも知っていたからです。
解決策の検討(STEP 1〜3)
課題を整理し、必要な機能を具体化していく
課題まとめから解決策を検討する際、課題粒度が高いポイントを踏まえてイシュー・ドリブン思考で優先順位をつけました。解決策として必要な機能を主要10個に絞り込み、特に「メンタリング機能」はプログラミング教室のオンボーディングと共通点があり、競合との差別化を図る上で価値があると考えました。
目的設定と逆算から生まれるカリキュラムについては、行政書士・プログラミングなど資格や技術の種類と個人差に応じたカスタマイズが必要です。QCDの3パターン別比較(品質優先・コスト優先・納期優先)ができると、講師や受講者がより納得度の高いカリキュラムを選べると考えています。業務での週ごとのタスク管理と学習計画には共通点が多く、進捗確認・フィードバック・計画の調整・次週への反映という流れを活用します。
キリンさんらしい、イシュー・ドリブン思考のワークフローですね。
はい、課題を明確にし、自分に最適な戦略を立てるためには、このアプローチが最適だと感じています。要件や要求に加えて、AIの導入も検討しました。2024年の私のテーマは「AI × デザイナー」や「AI × プロダクト導入」でした。
サービス設計とビジョン(STEP 4〜5)
サービス人格の定義から外販計画まで|希望の未来をつなぐプロダクト
デザインシステム(ガイドライン)を整え、サービス人格を具体化していく予定です。デザイントークンなどに活かす形で、サービスが持つべき人格・価値観・言語スタイルを定めます。前職ではチーム全体でワークショップを開いてサービス人格を決める取り組みも経験しましたが、このアプリでは実験的なアプローチも検討しています。
外販計画を明確にすることで開発機能の優先順位が定まります。高校受験・大学受験・資格試験・転業でのスキル習得など、人生をかけた挑戦者の学習を支えるプロダクトとして、支援が行き届いていない新たな領域にもアプローチできると確信しています。
アイデアソンやハッカソンで受賞するのは、これを1〜2日でチームメンバーの意見もまとめながら合意するチカラが必要になりますよね。
課題とソリューションの整理は、手慣れてはいますのでほぼ2営業日あれば整理できます。キリンさんがこのスピードで勝負できるのは強みですよね、と言っていただけるのは嬉しいです。