教育業界での『LMS立上げ』で携わった4事例 -Interview-

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司会

当ページでは、デザイナーとしての話としてLMSを新規事業で立上げた話を伺いたいと思います。

LMSをLaravelで個人開発中(2024)

司会

何故、LMSへ関心を持ったのでしょうか?

2024年春頃にAIに関心を持ち始めて、実際に実装にチャレンジしてみたいという目標を持ちました。その中で過去のキャリアから教育業界では、プランナーとして企画することが多かったのですが、LMSでの実装を試してみたい気持ちが強くなりました。

前談|教育業界での経験を抜粋

教育業界に関心を持ち始めたキッカケ

司会

本題に入る前に、教育業に関連するキャリアを抜粋して教えていただけますか?

過去に公私で教育業界に関与した項目を抜粋

(他ページで詳細記事が存在するものは、リンク遷移が可能です)

  1. 小中学校のICT講師
  2.  LEGOを使ったプログラミング教室のグロースハック支援
    (1年目に生徒募集サイト新設、教材作成、7年目に法人サイト新設、10年目に生徒募集サイトの改修)
  3. 経営学校の課題で「小中学校でのパソコン授業の支援教材」を販売
  4. 元高校教師と共創した「インド式かけ算アプリ」でdocomoコンテスト優勝
  5. 家庭教師企業にて、以下の業務に従事
    【ⅰ】e-learning 授業のコンテンツ制作(英語教材のデジタル化)
    【ⅱ】コロナ禍前に新規事業! Zoom で『オンライン型の家庭教師』新規事業の立上げ
    ・生徒側、講師側の両者のカスタマーサクセス(オンボーディング支援の仕組みづくり)
    【ⅲ】家庭教師業のLMS(授業報告レポート)の企画&開発
    (進捗管理画⾯を BootStrap で MVP 制作を担当)
  6. 某教育機関の学習コンテンツを支援
    【ⅰ】大学センター受験英語学習教材のLMSで、UI/UX面での改修支援
  7. 関東の有名私立大学の語学教育教材のブランディング支援に従事
    【ⅰ】販促計画立案を支援
    【ⅱ】学習教材システムのUI画面をデザイン(実装前で離脱)
  8. オンラインプログラミング教育企業にて
    【ⅰ】講師のカスタマーサクセス(オンボーディング支援の仕組みづくり)
    【ⅱ】プログラミング教室でのLMSの上流草案。実装TLに引き継ぐ
  9. 電子工作教室にて
    【ⅰ】電子工作教室のプロジェクトのサービスを検討
司会

教育業界だけでも、さまざまなことを手掛けていらっしゃいますね。

上記の中には、「友人の支援や未来の教育業への貢献になればいいな」というボランティア感覚でサポートしている業務も多くあります。

LMS概要

当ページの本題は、先ほどのリストから、「LMS」関連を取り上げたいと思います。

LMS( Learning Management System)

LMSとは?講師や受講者における教材管理、学習状況管理を行うための統合システムです。
※学校や塾、家庭教師、e-learningなど業態によっても仕組みやニーズが異なります。

ITリテラシーが低いユーザーでも使いこなせるLMS

  • ペルソナは例えば中高年の教師など、LMSを利用する際に困惑するユーザーが発生します。
  • リテラシーが低いユーザーであってもLMSを使いこなせること。

LMSで目指す要件

  • 講師、受講者(生徒)、運営側の三者の視点で、現況把握と未来のステータスが可視化できること。
    • 例1)学習成果の推移が見えること=満足度を確認できること。
    • 例2)離脱率や解約率を改善するための指標が可視化できること

LMSに携わった代表的な案件例

司会

それでは、関与したLMSの補足説明をお願いします。複数の現場で関与した部分を教えてください。

複数の現場ごとに、概要をお伝えしていきますね。

【5-ⅲ】家庭教師企業にて、LMSの企画&開発

担当した役割

案件では、企画とフロントエンドの実装を担当しました。オフラインで利用していた従来のシステムを、オンライン家庭教師の運用に適合したシステムにアップデートし、学習管理として機能を増やしていく必要がありました。

LMSで目指したこと

  • 【運営側】講師数と生徒数が増加した際に、教師側と運営側のアナログ作業、確認、分析の手間を減らすこと。
  • 【運営側】優秀な講師=授業の品質が担保されていること。

LMSの必要性

    LMS化では、従来のオフライン授業で旧データベースで管理できていた項目と、
    さらにデジタル化ができていない項目6以降も検討していこうと思いました。

    1. 講師と生徒の担当関係
    2. 契約期間
    3. 授業日時
    4. 講師プロフィール
    5. 生徒プロフィール
    6. 生徒や保護者からの講師の評価アンケート
      (旧:FAXやメールで収集→新:DBで管理したい)
    7. 評価アンケートの可視化
    8. 目標設定
    9. 講師からの授業報告レポート(FAXやメールで収集)
    10. 学習進捗管理

    項目6以降のデジタル化を提案し、企画→実装へ

    特記管理画面は、NDAの関係で表示できるデータはないため、下図はイメージです。

    改修概要

    1. 学習報告レポートが紙媒体だったので、これを入力フォームでテンプレートにしました。
    2. その報告データを全体目標からの進捗状況がグラフでわかる画面を作成することにしました。
      1. 講師と生徒の1:1と、1:nでチェックできること
      2. 講師を運営側がチェックできること

    私が主業務CSと併用していたため、工数を確保できないのでMVP的にFEまでを制作しました。
    デザインガイドラインとかは定義せず、FEフレームワーク=bootstrapで突貫制作しました。

    【6-ⅰ】大学センター受験英語学習教材のLMSで、UI/UX面での改修支援

    前職が会社の不祥事があったため、運営側も熱い理念(ミッション、バリュー)と、個々のメンバーも品行方正に同じベクトルで推進することが、特に教育業界の場合は、未来の子供や保護者、教師がユーザーなので、大切だ!ということを学びました。

    そんな大志がある仲間からのオファーなので、これから紹介する「案件6」と「案件7」の案件は、ボランティアで手伝うことにしました。

    司会

    どんな内容だったのですか?

    元同僚が学習教材を立ち上げるので、UI/UXデザイナーとして改修を見てほしいと依頼されました。
    小学校の学習教材クイズシステムの既存システムを「大学センター受験英語システム」にコンテンツを改変していきました。
    この案件資料は、先方からは掲載許可がおりませんでした。

    司会

    掲載できる範囲でお願いします。

    はい。当時は、改修画面のワイヤーフレームと、以下の事例のようにレビューを実行しました。

    UX的にユーザーの学習体系に合う画面構成はどうあるべきか?

    UX5階層では戦略「LMSがどうあるべきか?」「何から着手すれば良いか?」を検討しながら、
    ユーザーが使いやすい構成プランを整理し、プランはメリデメ比較しました。

    メリデメを踏まえながら、工数との兼ね合いでアジャイルで登っていくことを提案しました。

    【8-ⅰ】オンラインプログラミング教育におけるLMS全体構想
    画面構成、骨子の検討

    私が考えるLMS開発の登り方手順1)システムをアーキテクトする上でも、LMSの全体構想を描く
    手順2)大規模なプロジェクトを細分化しながら案件にしていく
    手順3)事業的に優先度の高い案件 > 開発工数が早く終わる案件
    課題「LMSが必要だ!」と飛び交う状況であるが、誰が何をどう始めていけば良いかわからない。
    上流のプロジェクト整理ができていない。

    手順1)私が家庭教師業の経験から理想と考えるLMSの草案イメージを作成してみることにしました。

    UXリサーチで
    講師側のイシューを整理する

    課題講師の解約が増えている。長続きしない。生徒を少数しか受け持ちが少ない。
    このため講師不足が発生している。

    手順1)講師の定着を目指すべく、講師が抱える悩み、運営側への不満などをヒアリングしていく

    UXリサーチで
    営業コンサル側のイシュー整理する

    課題・営業コンサルの業務フローに、Salesforceが一部利用されているが、この一部が現況の運用業務と異なる。
    ・アナログとデジタルのフローが混ざり、運用が複雑で、顧客対応以外の業務が手間になっている。
    司会

    ※ 図内の文章は可読できない状況になってます。ご了承ください。

    現況フローを把握する

    まず営業コンサルがどういう流れで業務を行なっているのか?を把握する必要があり、現況フローを洗い出しします。

    何から始めるべきか?
    プロジェクトの案件化

    全体構想を踏まえながら、プロジェクトの整理をしてチケット化を目指す

    【9-ⅰ】電子工作教室のプロジェクトの全体構造を検討

    対象ユーザーと、提供するサービスを整理してみました。

    あとがき

    この教育業界の未来のDXをどう考えているか

    2019年時に私は婚活業での特許を取得しています。(初回申請は2013年)
    婚活業では2007年頃に「日本初!と呼べるシステムを2つ事業化してるんですよね」
    婚活業と同様に教育業と同様もIT化は遅くレガシーな業界だったので、私も2007年頃からLMSに似た構想は起案してはいたのです。

    司会

    ようやく時代が追いついてきたなーという感覚ですね

    2019年に特許取得の申請で弁理士と会話してた頃、教育業界に携わっていたので、教育業界でも特許申請できそうな複数のプランのアイデアがあったんですよね。2020年に学習指導要領が改訂されて「英語4技能、プログラミング教育」についても調査してましたし、プログラミング教室も増えていた時代背景から興味はありました。

    司会

    特許申請はしなかったですか?

    はい。当時、就業先だった社長が逮捕されて、品行方正な運営の元で実行できないならば意味がないと思ってましたし、個人で特許取得というよりも教育業界では未来の日本教育に貢献できたらいいかなーと思っていたこともあり、婚活業の特許を優先しました。

    この日本の学校教育ICT、DXの未来をどう考えているか

    司会

    教育先進国のフィンランドでは、デジタル化で「話す、書く」が弱くなったので、紙媒体に戻していく教育方針になってますね。

    私は、四技能もデジタルで可能だから、レガシーな教育現場を革新的に切り替えて、教師の負担軽減や、教師の品質のボトムアップになる方が優先ではないか?という思想なので、革新的なプラットフォームを目指していくべきかなーとは思っています。

    LMSの存在価値は、システム管理で合理的に運営できることは進めて「講師が教える時間、生徒が教わる時間」を確保し、余った時間をより良い有効活用できるために存在するためのものだと思っています。

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