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熊本への旅は「加藤清正の城」から!
熊本への旅行を計画している皆さん、まずは熊本城に立ち寄ってみませんか? 加藤清正が築いたこの名城は、日本三名城の1つにも数えられる由緒あるお城です。城内を散策しながら、戦国時代の歴史にふれてみましょう。
熊本城
入場口から見える天守閣
01)加藤清正という城主
戦国武将から大名へ
皆さん、加藤清正という名前は耳にしたことがありますか? 彼は戦国時代の武将で、のちに豊臣秀吉の小姓からスタートし、数々の功績を重ねて大名に至った人物なのです。加藤清正が築城した熊本城こそ、その最大の功績と言えるでしょう。
加藤清正は1562年に尾張の刀鍛冶の家に生まれました。幼い頃から剣術に優れ、やがて秀吉に取り立てられ活躍の場を広げていきます。関ヶ原の戦いの功績が認められ、肥後国(現在の熊本県)の52万石の大名となったのです。
加藤清正公の銅像
02)熊本城の魅力
日本三名城に選ばれた理由
熊本城が日本三名城の1つに選ばれた理由、皆さんはご存知でしょうか? その魅力は、なんと言っても加藤清正の卓越した城郭建築の技術によるところが大きいのです。
一例を挙げると、熊本城には「武者返し」と呼ばれる特殊な石垣が使われています。階段状の石垣は、攻め手の足場を無くし、守り手に有利に働きます。こうした知恵と工夫が随所に凝らされているのが熊本城なのです。
周囲5.3kmの堀と、大小の櫓、門など、防御力を高める工夫が施されていることから、「難攻不落の城」とも言われています。皆さんも城内を歩いて、加藤清正の城づくりの心意気を感じ取ってみてはいかがでしょうか。
本丸の魅力
加藤清正の志が息づく中枢
皆さん、熊本城の本丸を知っていますか? ここは城の中枢を担う場所で、かつて加藤清正が城主として活動した舞台なのです。本丸には清正の精神と志が息づいているように感じられるはずです。
本丸内には立派な御殿や櫓が点在しています。特に御殿は、皆さんが城主だったら座るであろう重要な場所です。周りを取り巻く石垣の造りの素晴らしさにも注目してみてください。
城の中心地である本丸は、熊本城を訪れる際に外せない場所といえるでしょう。心行くまで散策して、当時の城主たちの気概に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
本丸
02)天守閣の見どころ
日本を代表する城の象徴
そして熊本城の目玉は、やはり天守閣です。6階建ての堂々たる佇まいは、日本を代表する名城の証しと言えますね。
天守閣の内部は、上の階に行くほど年代が新しくなる構造になっています。きっとこの閣内から見渡す景色には、格別の思いがするに違いありません。
また、天守閣へ続く地下通路や、清正流石垣と呼ばれる優れた石垣の技術にも注目です。熊本城を語る上で欠かせない名物スポットが、ここにはたくさん存在するのです。
天守閣
本丸側から見た天守閣
観光客きどってます
西側から見た天守閣
天守閣の内部
演武ライヴをイベントしていた加藤清正の役者さん
03)城下町の魅力
熊本城を中心とした街並み
熊本城を訪れたら、周辺の城下町の風情も楽しんでみましょう。御座船小路や上通り界隈には、かつての商家の佇まいが残る町家が立ち並んでいます。
時代を感じさせる街並みを散策しながら、さまざまなお店や食事処にも立ち寄ってみてください。地元の人々との触れ合いを通して、熊本の魅力をさらに実感できるはずです。
桜が満開!熊本城の外掘りを歩きながら
春を感じられる最良の時期です
さいごに
いかがでしたか? 加藤清正が築いた熊本城には、戦国時代の息吹が色濃く残されています。ぜひ皆さんも、この城を訪れてその歴史と雄大さに触れてみてください。併せて城下町も散策すれば、熊本の魅力をさらに堪能できるはずです。計画的に周遊し、思い出に残る熊本旅行を満喫してくださいね。
スポット情報
熊本城の情報を紹介しますね
熊本城
スポット名 | 熊本城 |
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おすすめ度 | 4.0 |
TEL | 096-352-5900 |
エリア | 熊本県熊本市中央区 |
郵便番号 | 〒860-0002 |
住所 | 熊本県熊本市中央区本丸1-1 |
地図 | |
交通手段 | 熊本市電「熊本城・市役所前」駅から徒歩5分 |
営業時間 | 8:30~17:30(季節により変動あり) |
休日 | 年中無休 |
料金 | 大人:500円、高校生以下:200円 |
駐車場 | あり(有料) |
参考サイト | |
その他 | 再建中のため一部見学不可エリアあり |
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