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映画は2時間以内がちょうどいい?🤔
現代人の「時間感覚」とコンテンツの関係
〜多動力徹底討論〜
01)議題について -前談-
書籍「多動力」おさらいこの章では、堀江氏は映画『君の名は。』のヒットを例に挙げ、現代人の「時間感覚」の変化について論じています。
変化の激しい現代社会における「時間感覚」
堀江氏は、スマホの普及により、人々の時間感覚が以前よりも短くなっていると指摘しています。昔は2時間の空き時間を「暇」と言ったが、今は2分の空き時間すら耐えられない。と述べており、現代人は常に情報にアクセスできる環境にあり、限られた時間を有効活用することに敏感になっているというわけです。
映画『君の名は。』成功の秘訣
そして、そのような時間感覚の変化を捉え、無駄なシーンを削ぎ落としたテンポの良い作品が、現代においてはヒットしやすいと分析しています。映画『君の名は。』がメガヒットとなったのは、1時間47分という上映時間の中に、現代人の時間感覚に合わせたテンポの良さ、無駄のないストーリー展開、スマホを使ったコミュニケーションシーンの自然な導入など、様々な工夫が凝らされていたからだと堀江氏は分析しています。
- あなたが生み出しているサービスやブロダクトは「人の時間」をどれだけ奪う だろうか?
- その時間をできるだけ短くできないか考えよう。
- たとえば、マッサージは5分からにしてみる、コース料理は30分にしてみるな ど、今の「時間感覚」を意識してみよう。
02)討論 -前半戦-
私は堀江氏の「現代人は無駄な時間を我慢できない」という意見に賛成です!スマホの普及で、いつでもどこでも情報を得られるようになった現代では、人々の時間感覚は確実に短くなっています。そのため、無駄な時間が多いコンテンツは、すぐに飽きられてしまうのではないでしょうか。
私もTFきりんさんの意見に賛成です!私たち令和世代は、YouTubeやTikTokなど、短い時間で楽しめるコンテンツに慣れています。映画を観るにしても、倍速再生機能を使ったり、早送りしたりして、効率的に時間を使いたいと考えている人が多いと思います。
うーん🤔、私は一概にそうとは言えないと思いますね。確かに、スマホの普及で時間感覚は変化していますが、それでも、じっくりと時間をかけて楽しみたいコンテンツもあります。例えば、ドラマや映画などは、ストーリーに没入し、登場人物の心情に共感することで、深い感動を得ることができます。
ちょっと待ってください!最近の若者は、我慢が足りない!私たち昭和世代は、映画館で3時間以上の大作映画を観ることも珍しくありませんでした。じっくりと時間をかけて、作品の世界観に浸ることが、映画の醍醐味です。
もちろん、時間をかけてじっくりと楽しみたいコンテンツもあると思います。しかし、現代社会は情報過多であり、人々の時間は限られています。限られた時間の中で、より多くの情報やエンターテイメントに触れるためには、効率的に時間を使うことも重要なのではないでしょうか。
はい、現代社会では、常に新しい情報や技術が生まれており、それらをキャッチアップしていくためには、時間管理能力が不可欠です。そのため、無駄な時間を削減し、効率的に時間を使うことを意識している人が多いと思います。
しかし、効率ばかりを重視して、本当に大切なものを見失ってしまう可能性もあります。時間をかけてじっくりと向き合うことで、深い理解や感動を得られることもあるはずです。
そうですね。例えば、読書や音楽鑑賞、旅行などは、時間をかけてじっくりと楽しむことで、より深い体験をすることができます。
司会堀江氏も本書の中で「今の人は10分も我慢できない。5分でも長いと感じる人が多いだろう」と述べていますね。TFきりんさん、いかがでしょうか?
まさにその通りだと思います!現代人の集中力は、以前よりも低下していると感じます。スマホで常に情報が飛び込んでくる環境では、一つのことに集中することが難しくなっているのではないでしょうか。
はい、私たちは、マルチタスクに慣れているため、一つのことに長時間集中することが苦手になっているのかもしれません。
しかし、集中力は鍛えることができます。スマホを置いて、読書や勉強、仕事などに集中することで、集中力を取り戻すことができるはずです。
03)討論 -後半戦-
集中力を鍛えることも大切ですが、現代社会では、限られた時間の中で、いかに効率的に成果を上げるかが重要です。そのためには、無駄な時間を削減し、集中すべきことに時間とエネルギーを集中させる必要があるのではないでしょうか。
はい、現代社会では、スピード感を持って仕事を進めることが求められます。そのため、ダラダラと時間をかけるのではなく、短時間で成果を上げることを意識している人が多いと思います。
しかし、スピードばかりを重視すると、質が低下してしまう可能性もあります。時間をかけて丁寧に仕事をすることで、より良い結果を得られることもあるはずです。
そうですね🤔。例えば、職人技や伝統芸能などは、長年の経験と熟練の技によって支えられています。
もちろん、質の高い仕事をすることは重要です。しかし、現代社会では、完璧主義よりも、スピード感を持って成果を上げることを重視する傾向があります。また、AIやテクノロジーの進化によって、人間の仕事の一部が自動化されつつあり、より効率的に仕事をすることが求められています。
はい、現代社会では、変化のスピードが速く、競争も激化しています。そのため、いち早く市場に製品やサービスを投入することが、成功の鍵となります。
しかし、スピードばかりを追求すると、顧客満足度が低下したり、社会的な問題を引き起こしたりする可能性もあります。長期的な視点に立って、持続可能なビジネスモデルを構築することが大切です。
もちろん、持続可能なビジネスモデルも重要ですが、現代社会では、変化に対応しながら、常に新しい価値を創造していくことが求められます。そのためには、スピード感を持って行動し、失敗を恐れずに挑戦していくことが重要なのではないでしょうか。
私たちは、限られた時間の中で、最大限の成果を上げるために、効率的な時間の使い方を追求していくべきです。そして、常に新しい情報や技術を学び続けることで、変化の激しい時代を生き抜いていきましょう!
04)討論 -余談-
確かに、最近の映画は長尺化している傾向がありますね。でも、面白い作品であれば、2時間以上でもあっという間に感じます。
私は、映画館で映画を観る場合は、集中して観たいので、2時間を超える作品は少し疲れてしまうことがあります。家で観る場合は、途中で休憩したり、家事をしたりできるので、長尺でも問題ないのですが…。
最近の映画は、CGや特殊効果を駆使した大作映画が増えているので、どうしても長くなってしまうのでしょう。しかし、昔の映画のように、シンプルなストーリー展開で、人間の心情を丁寧に描いた作品も、もっと観てみたいものです。
そうですね。短時間でテンポよく展開する作品もあれば、時間をかけてじっくりと観る作品もある。どちらも魅力的だと思います。
05)まとめ総括&勝者判定、MVP者の発表
勝者判定:賛成派!MVPはTFきりんさん!
司会熱い議論、ありがとうございました!今回の判定は、TFきりんさん、イルカさんの賛成派の勝利です🏆!
ライオンさん、ゴリラさんの主張は、時間をかけて作品の世界観に浸ることの重要性や、多様なコンテンツの魅力を示しており、心に響くものがありました。
しかし、賛成派の主張は、変化の激しい現代社会における時間感覚の変化、情報過多、集中力の低下などを踏まえ、効率的な時間の使い方の重要性を論理的に訴えかけていました。
重要なのはメリデメの理解
特に、TFきりんさんは、堀江氏の主張を的確に理解し、現代社会の状況を踏まえながら、自身の意見を論理的に展開していました。よって、MVPはTFきりんさんに決定です!拍手!!👏
今回のディベートを通して、現代人の時間感覚は確かに短くなっており、無駄な時間を我慢できない傾向があることがわかりました。しかし、それは決して悪いことばかりではありません。
限られた時間の中で、より多くの情報やエンターテイメントに触れることができるようになったとも言えます。重要なのは、それぞれのメリットとデメリットを理解した上で、自分にとって最適な時間の使い方を選択することでしょう。
本日は、本当にありがとうございました!