INDEX
前談
本アプリは、企画元「スタジアム観戦(日本代表)×ソリューション in2016」をもとに、サッカー観戦体験をより便利で楽しいものにするファンアプリとして設計した提案です。
企画段階では、チケット確認、座席案内、施設案内、選手情報、GOALシーンの振り返りなど、スタジアム観戦を支えるさまざまな体験をデジタルで補助する構想を検討していました。
当ページでは、その発想を踏まえて、観戦前から観戦中までを一連の体験として支えるUIイメージとして紹介します。
Design Summary
| 自己評価 | ★★★☆☆ |
|---|---|
| 対応時期 | 2017年6月 |
| 利用ツール | |
| Device | |
| 制作量 | PC:ー画面 | SP:12画面 |
| 工期 | 2日 |
| 担当領域 | |
| 開発言語 | |
| ターゲット層 プロセス |
|
| ターゲット層 性別 年齢層 |
M1層(男性 20~34歳) |
| 開発環境 | ー |
| 参考URL | https://tf-kirin.info/tadouryoku/studium_solution2016/ |
| イベント コンテスト |
Kirin アクセラレーター2018応募作品 |
| 受賞 | ー |
Design Concept
観戦の不便さを減らし、ファン体験を広げるスマートフォンUI
制作コンセプトは、「サッカー観戦を、ただ試合を見る体験から、より深く参加できる体験へ広げること」です。
スタジアム観戦には、現地ならではの熱量や一体感がある一方で、座席までの移動、施設の把握、選手情報の確認、試合中の見逃しといった課題もあります。
そこで本案では、スタジアムで起きる体験をスマートフォン上で補助し、観戦の不便さを減らしながら、楽しさを増やすUIを目指しました。
特に意識したのは、単なる情報表示アプリにしないことです。チケット確認、座席案内、施設案内、選手情報、GOALシーンの振り返りなどを、観戦前→入場→観戦中→盛り上がりの共有という流れの中で自然に使えるように構成しています。
ビジュアル面では、スポーツ観戦らしい高揚感と視認性を両立し、情報の優先順位を整理しながら、必要な機能へ迷わずアクセスできることを前提に設計しています。
このビジュアルで表現したこと
観戦体験に必要な機能を、連続した流れとして1枚に集約
この画面案では、サッカー観戦に必要な情報や機能を、一枚の中で連続した体験として見せることを意識しました。
チケット入力、座席案内、施設案内、選手情報、GOALシーンの再確認など、「観戦を便利にする機能」と「ファンとして盛り上がる体験」の両方が伝わるように整理しています。
一画面ごとの完成度だけでなく、観戦前にはチケット・座席確認、会場内では施設の把握、試合中には選手情報やプレーの見返しというように、場面ごとに変わる情報ニーズを意識した流れを持たせることを重視しています。
【1】観戦前の不安を減らす設計
スタジアムに着く前の認知負荷を、事前整理で解消する
まず重視したのは、会場に入る前の不安や手間を減らすことです。
スタジアム観戦では、チケット確認や入場、座席までの移動など、試合が始まる前に意外と多くの認知負荷が発生します。
事前に必要な情報を整理し、会場に着いてから迷いにくい体験を想定しました。
単にスポーツアプリを作ったのではなく、観戦体験の最初のつまずきをどのように解消するかを出発点にしていることがポイントです。ファンの熱量を高めるには、試合そのものだけでなく、そこへ至るまでの導線がスムーズであることも重要だと考えました。
【2】会場内での移動や施設利用を支える設計
「今どこにいるか」「次にどこへ行くか」を迷わせない
スタジアム内では、「今どこにいるか」「次にどこへ行くか」が分かりやすいことが重要です。
座席案内やトイレ案内、迷子案内といった施設情報は、ファン体験を支える実用面の価値として重視しました。
試合観戦を邪魔しない範囲で、必要な情報へ素早くたどり着けるUIを意識しています。
スポーツ観戦アプリというと試合データやニュースに目が向きやすい一方で、実際の現地体験では施設導線の分かりやすさも満足度に直結します。エンタメ性だけでなく、実際の利用シーンを考えたUXとして提案できるようにしました。
【3】ファンとしての熱量を高める設計
選手情報・GOALシーン再確認で、観戦体験に深みと広がりを加える
この企画のもう一つの軸は、ファンとして試合により没入できることです。
選手情報、選手動画、GOALシーンの見返しなどは、単なる補助機能ではなく、会場での盛り上がりを個人の手元で補強する体験として位置づけています。
この設計によって、観戦体験は「目の前の試合を見る」だけでなく、選手理解を深める、印象的なシーンを再確認する、応援への気持ちを高めるといった広がりを持たせることができます。ファン心理にどう寄り添うかを考えてUI化している点がアピールポイントです。
【4】デザイン上の工夫
熱量と視認性を両立させるスポーツ観戦らしいUIトーン
デザイン面では、スポーツ観戦らしい熱量と、会場で使う際の視認性の両立を意識しました。
スタジアムという環境では、じっくり読み込むよりも、瞬時に状況を把握できることが求められます。
今必要な情報が見つけやすい整理感を重視しながら、観戦の高揚感や楽しさが感じられるUIトーンも取り入れ、スポーツ観戦ならではの文脈に合うデザインを目指しています。
ポートフォリオとしての見どころ
観戦体験そのものを分解・設計した、実用性とエンタメの両立
この制作では、サッカー観戦というリアルな体験を分解し、スマートフォン上でどのように支援できるかをUIとして整理したことが大きなポイントです。
観戦前の準備、会場内の行動、試合中の情報補完、ファンとしての没入感までを一連の流れとして考え、実用性とエンタメ性の両立を目指しました。
表層の画面デザインだけでなく、観戦体験そのものをどう設計したかを伝えられる作品として位置づけています。