忠犬ハチ公に学ぶ、人生の大切な教訓

渋谷の scramble crossing 近くに立つハチ公の銅像。この像が語る、犬の主人への揺るぎない忠誠心と愛情の物語は、みなさんの心に強く響くはずです。ハチ公に学ぶ人生の教訓と、東京の人気観光スポットを紹介します。

01)忠犬ハチ公とは

主人を亡くした後も毎日駅へ

みなさん、忠犬ハチ公の話を知っていますか?ハチ公は1923年に生まれた秋田犬で、東京帝国大学の農学部助手である主人の渾名倉次郎さんとの絆は非常に強かったそうです。主人が亡くなった後も、ハチ公は毎日渋谷駅へ足を運び、主人が帰ってくるのを待ち続けました。何年もの間、雨や雪の日でも、ハチ公はその場所を離れませんでした。この姿に心を打たれた人々が、やがてハチ公の行動を見守るようになりました。

02)忠誠心の象徴となったハチ公像

主人への愛情を後世に伝える

ハチ公の主人公ぶりが注目を集めるようになり、1934年に彫刻家の側垣栄治郎さんによって銅像が制作されました。この像は当初、渋谷駅の北口付近に置かれていましたが、戦時中の金属回収で一時的に撤去されてしまいます。しかし戦後、ハチ公の姿に心を打たれた人々の尽力で、1948年に現在の場所に新しい像が建てられました。

ハチ公の像が語るのは、動物である犬が示した、主人への揺るぎない愛情と忠誠心です。人間同士の絆を思い起こさせると共に、動物への思いやりの心も養われるのではないでしょうか。現在でもこの像を目当てに、世界中から多くの観光客が渋谷を訪れています。

渋谷駅前の忠犬ハチ公像(拡大)

03)ハチ公ゆかりの地を訪ねて

忠犬ハチ公を感じる場所

みなさん、ぜひ渋谷の scramble crossing 近くにある忠犬ハチ公像を訪ねてみてください。像の前では多くの人々が記念撮影をしていますよ。像の目線の先に見えるのは、かつてハチ公が主人を待ち続けた渋谷駅のホームです。

また渋谷駅から歩いて15分ほどのところにある旧東京帝国大学農学部の本館(現在の東京大学農学部)も、ハチ公ゆかりの場所として訪れる価値があります。本館のエントランスには、ハチ公と同じ秋田犬の像が置かれています。こちらの像は主人の渾名倉次郎さんを描いているそうですよ。

渋谷駅前の忠犬ハチ公像

さいごに

忠犬ハチ公の物語は、動物の愛情深さを教えてくれるだけでなく、人生における大切な価値観を思い起こさせてくれます。人間も動物も、愛する者への思いやりと忠誠心を持つことが幸せへの近道なのかもしれません。東京を訪れる際は、ぜひハチ公の像を訪ねて、その教訓に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

### スポット情報

Infomation
TFきりん

渋谷ハチ公の情報を紹介しますね

渋谷ハチ公

スポット名渋谷ハチ公
おすすめ度
3.5
TEL03-3462-8311
エリア東京都渋谷区
郵便番号〒150-0043
住所東京都渋谷区道玄坂2-1
地図
交通手段JR山手線 渋谷駅 ハチ公口 徒歩すぐ
営業時間24時間
休日なし
料金無料
駐車場
参考サイト
その他待ち合わせスポットとして有名。

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