故宮を訪れて中国の歴史ロマンに浸ろう!壮大な宮殿の見どころは?
北京観光の目玉スポットと言えば、明・清時代の皇帝たちが暮らした宮殿「故宮」です。世界最大級の宮殿建築として知られるこの場所は、圧倒的なスケールと美しさを誇ります。今回は、そんな故宮の魅力に迫ります。
01)故宮の歴史と見どころ
北京の中心に佇む巨大宮殿
故宮は、明の永楽帝の時代に建設が始まり、清の時代まで約500年にわたって歴代皇帝の居城となった場所です。現在は故宮博物院として公開されており、世界遺産にも登録されています。敷地面積は東京ドーム約70個分にもおよぶ広大さで、その規模の大きさに圧倒されます。
故宮の見どころは、何と言っても中心部に位置する「太和殿」「中和殿」「保和殿」の三大殿です。威厳に満ちたこれらの建物は、皇帝の権力の象徴であり、豪華絢爛な装飾が施されています。歴史好きの方はもちろん、建築美に興味がある方にもおすすめのスポットです。
02)博物館としての魅力
貴重な文化財の数々
故宮は、巨大な宮殿であると同時に、膨大な数の文化財を収蔵する博物館でもあります。陶磁器、青銅器、書画、宝飾品など、中国の歴史を物語る貴重な品々が展示されています。
特に有名なのが「翠玉白菜」と呼ばれる玉葱のオブジェです。わずか5cmほどの大きさながら、驚くほど精巧に作り込まれたこの品は、故宮の代名詞とも言えるでしょう。展示室を巡りながら、中国文化の奥深さに触れてみてはいかがでしょうか。
03)故宮散策の楽しみ方
広大な敷地をゆっくり歩こう
故宮は非常に広いので、全てを回るには一日では時間が足りないかもしれません。見学する際は、事前にどの建物を重点的に見るか計画を立てておくと良いでしょう。
また、故宮の中には美しい庭園も点在しています。建物の見学に疲れたら、庭園でひと休みするのもおすすめです。広々とした空間に佇む亭台楼閣を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごせます。歴史の重みを感じつつ、故宮の美しさを堪能してみてください。
▼石に農耕や木を彫ってある。面白い石ですね。
▼故宮の何か所かで見たが「日時計」だと思われる。
▼ベンチ休息する人々の姿もいいですねぇ~。晴天だし気持ちよさそうです。
九龍壁(中国3大九龍壁の1つ)
長さ29.4m、高さ3.5mの巨大な瑠璃装飾の壁。
乾清門前の塗金青銅獅子像
内定の紅壁
赤は中国で紅と記します。この紅色は満ち足りた喜びの色とみなされていて、幸福、富貴を意味します。
周代以降は宮殿には紅色がよく使われており、これは清代まで続きました。
鉄安殿
太和殿
三殿の基台上に建てられた宮殿建築で、現存する建物は1965年に再建されたものです。
基台の高さを加えると35.3mで中国最大の木造建築です。
交泰殿
▼交泰殿(左)、ラストエンペラーに出てきそうな景色ですね。
銅鐸
大和殿両側の塗金された銅鐸には1900年の義和団事変の際に侵入した8か国連合軍の兵士が金メッキを削り取った生々しい跡が残っています。
とても細かい彫刻のモニュメントが庭に飾られています。
乾清宮の宝座
皇帝の寝室、執務室であり上秦文のひ批判官員の召見、外国使節の接見、内廷の典礼など。
皇帝は暗殺防止のため毎日27の寝台の中から1つを選んで寝ていたという。
乾清宮
乾清宮は皇帝の死亡時遺体を安置する場所ともなり、葬祭儀式の後、景山の寿皇殿か観徳殿に運ばれ、最終的に皇陵に埋葬された。
故宮から見た景山公園
04)さいごに
故宮は、北京観光の目玉スポットと言えるでしょう。皇帝の生活を垣間見られる宮殿の数々、貴重な文化財の数々は、他では味わえない特別な体験となります。みなさんも北京を訪れた際は、ぜひ時間を取って故宮を散策してみてください。中国の歴史ロマンに思いを馳せながら、壮大な宮殿の世界を満喫しましょう。
スポット情報
故宮の情報を紹介しますね
故宮
スポット名 | 故宮 |
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おすすめ度 |
4.0
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国 | 中国(北京) |
地図 | |
料金 | ー |
参考サイト | |
その他 | 故宮はユネスコの世界遺産に登録されており、その建築は中国の伝統的な宮殿建築の最高峰とされています。 |
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