【2000年-15th】北京の骨董通り「琉璃廠大街」で掘り出し物探しの旅へ

北京の「琉璃廠大街」は、書画、骨董、古本など、古きよき中国の品々が並ぶ通りとして有名です。明の時代から続く歴史ある通りで、まるでタイムスリップしたかのような雰囲気が魅力。掘り出し物を探しに出かけてみませんか。骨董品街へ出かけましたが、風格のある伝統工芸や中国の手先の器用さが垣間見れました。

01）琉璃廠大街の歴史と魅力

明の時代から続く骨董通り

琉璃廠大街は、明の時代に皇帝の命によって作られた通りです。当時は、宮廷で使う琉璃瓦を作る工房が集まっていたことから、その名が付けられました。

現在は、骨董品や古書、書画など、古き良き中国の品々を取り扱う店が軒を連ねています。まるで博物館のような通りを歩くだけで、中国の歴史と文化を肌で感じられるでしょう。時代を超えて受け継がれてきた品々の数々は、まさに圧巻の一言です。

02）おすすめのショップ

老舗から穴場まで勢揃い

琉璃廠大街には、さまざまなジャンルの骨董品を扱うショップがあります。特に有名なのが、老舗の「荘宝斎」です。こちらでは、珍しい古書画や文房具などが並び、コレクターも足しげく通う名店として知られています。

一方、路地裏の小さな店には、意外な掘り出し物が眠っていることも。値段交渉を楽しみながら、自分だけの宝物を見つけ出すのも醍醐味です。ショップの主人との会話を通じて、品物にまつわる歴史やエピソードを聞けるのも面白いですよ。

03）散策の楽しみ方

カフェでひと休みも

骨董品探しで歩き疲れたら、通りにあるレトロなカフェでひと休みするのがおすすめ。「老舗の茶館」や「古民家を改装したカフェ」など、どこか懐かしさを感じさせる佇まいの店が点在しています。

ゆったりとお茶を楽しみながら、買い物で見つけた品々をあれこれ眺めるのも一興です。店内で流れる中国伝統音楽に耳を傾けていれば、現代に戻ってきたことを忘れそう。散策の合間の癒しのひとときを、ぜひ味わってみてください。

大きな硯台

お面

装飾の施された石材

印鑑彫り師

骨董街へ行き、日本では見慣れぬ骨董品を満喫した

04）さいごに

いかがでしたか? 北京の琉璃廠大街は、まさに骨董品とレトロ情緒あふれる通りです。古き良き中国の面影を残すこの場所では、タイムスリップをしたかのような不思議な体験ができるはずです。みなさんも北京を訪れた際は、ぜひ琉璃廠大街に足を運んでみてください。思いがけない掘り出し物との出会いが待っているかもしれませんよ。

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