北京の避暑地「頤和園」で極上の癒しを!広大な庭園美に酔いしれよう
北京観光で欠かせないスポットの一つが、清朝最後の皇帝・溥儀の離宮「頤和園」です。kunminghu(昆明湖)を中心とした広大な庭園は、まるで中国絵画の世界に迷い込んだかのような美しさ。今回はそんな頤和園の魅力をご紹介します。
01)頤和園の歴史と見どころ
頤和園とは
北京市中心部の西北約15kmに位置する清代の離宮で、現在は公園となっている。 290ヘクタールの広大な敷地には小山や人工湖が広がり、多くの建物が点在する。 清の第6代乾隆帝の時代に造園され、第2次アヘン戦争の際、英仏軍に焼き払われた後、西太后によって再建された。 1900年の義和団事件で、八カ国連合軍に略奪されたが、再び西太后によって一部のみ修復され、現在に至っている。 中国で最大規模の皇室庭園です。
皇帝の避暑地として作られた庭園
頤和園は、もともと清の乾隆帝が母親の60歳の誕生日を祝うために作った庭園でした。その後、西太后の時代に大規模な改修が行われ、現在の姿になったと言われています。園内には、昆明湖を中心に、山や川、建物など様々な景観が織りなす美しい風景が広がっています。
見どころの一つが、昆明湖の中央に浮かぶ「十七孔橋」です。この石造りの橋は、湖面に美しいアーチを描き、伝統的な中国庭園の象徴とも言えるでしょう。また、湖畔に佇む「楽寿堂」は、西太后の誕生日を祝うために建てられた豪華絢爛な建物で、必見の価値ありです。
02)庭園散策を楽しもう
四季折々の景色に癒される
頤和園の魅力は、何と言っても広大な庭園美にあります。春は桜や牡丹、夏は蓮の花、秋は紅葉、冬は白銀の世界と、四季折々で異なる表情を見せてくれます。園内を散策しながら、季節の移ろいを感じるのもおすすめです。
また、頤和園には「長廊」と呼ばれる全長700mにおよぶ回廊があります。この回廊には、中国各地の名勝が描かれており、まるで絵画の中を歩いているような不思議な体験ができます。ゆっくりと歩きながら、中国文化の奥深さに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
03)ボートクルーズも人気
湖上から眺める風景は格別
頤和園の楽しみ方は、庭園散策だけではありません。昆明湖では、ボートに乗って湖上クルーズを楽しむこともできます。ゆったりと湖面を進みながら、岸辺の風景を眺めるのは格別の体験です。
特に夕暮れ時は、湖面に夕日が反射し、幻想的な雰囲気に包まれます。まるで絵画の世界に迷い込んだかのような美しさに、思わずため息が出るかもしれません。頤和園を訪れたら、ぜひボートクルーズにも挑戦してみてください。
入口の近くには庭園が飛び込んでくる。
巨岩が芸術になっているのは日本では見かけない光景です。
清晏舫は、一般には石を掘ってつくられたので、石舫と言われている。ただし清代に乾隆帝が石舫を造ったときは、さらに政治的な意味を持っていた。彼は唐の魏征の言うところ『水はよく船を乗せ、また船を覆す』という言葉を引用し、絶対に沈まない石舫を造った。つまり清朝の政治も覆らずという象徴とした石舫を建造した。
04)さいごに
いかがでしたか?頤和園は、北京観光で外せない名所の一つです。広大な庭園美と歴史的建造物、そして湖上クルーズと、見どころが盛りだくさん。みなさんも北京を訪れた際は、ぜひゆっくりと頤和園を散策してみてください。皇帝たちが愛した美しい景色に、心が洗われるような体験ができるはずです。
スポット情報
頤和園の情報を紹介しますね
頤和園
スポット名 | 頤和園 |
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おすすめ度 |
4.0
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国 | 中国(北京) |
地図 | |
料金 | ー |
参考サイト | |
その他 | 頤和園は1998年にユネスコの世界遺産に登録され、中国の5A級観光地として評価されています。 |
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