まえがき
今回は、私の北京旅行の話である。
アルバイトの後輩であったタヌキさんが北京の大学に留学し1年経ち、
私は彼の寮を訪問して、北京で10日間の観光することに決めたのだった。
早朝から個人ツアーに申し込む
タヌキさんが中国語を使えるので、日本の観光ツアーは使わず、中国のツアーで行くことで、約10分の1の格安となる20元=300円のツアー。
当日に、バスツアーで万里の長城、明の十三陵を見るコースを選択した。
明の十三陵は、ユネスコの世界遺産に登録されている。
北京市郊外にある中国の北京昌平区天寿山に、明朝の皇帝や皇后などの墳墓が一帯に固まって存在している。
万里の長城のある「八達嶺」からも近いので、観光ツアーとして組まれることが多い。
朝5:40に起床し、地下鉄「前門駅」を出ると呼び込みが凄い。
万里の長城
万里の長城は、全延長21,196.18km。秦の始皇帝の構築した長城が認識されているが、現存の「万里の長城」の大部分は明代に作られたものらしい。
秦の始皇帝の時代の長城は版築により粘土質の土を固めて築いた建造物であり、馬や人が乗り越えられなければ良いということで、場所にもよるが多くの区間はそれほど高くない城壁(幅3~5m、高さ約2m)だったという。また現在の物よりかなり北に設置されて、その東端は朝鮮半島に及んだ。
長城への観光場所は、大きく3か所。私が訪れたのはその中でも特に有名な「八達嶺」という場所です。
バスで山道を走る間にも途中の山のあちらこちらに城壁が見えます。
「この時代の農民に生まれたら、どえらい作業をすることになるなぁ」と会話しながら・・・。
登りはツライけど、下りも物凄く恐ろしかった。
観光地では、コスプレ衣装5元=75円で借りて記念撮影。
昼食
山道をバスで抜けるため、真後ろの席の子供が「乗り物酔い」でリバース。
ボロイバスなので、山道の振動で床にゲロが広がる。うぅ匂いでモライゲロしそう~。
と苦しめられつつも、待望の昼食。
バスツアーにランチもついていた。期待の味は「めちゃめちゃマズイ!」
明十三陵(定陵)
定陵は第14代皇帝万暦帝と皇后2人が埋葬されており、は前方後円形で古代中国の哲学概念”天圓地方”に象徴されている。
定陵の造営は早く万暦12年(1584)に始まり6年後に完成する。費やされた銀は800万両にもなる。
陵墓完成時、万暦帝はまだ28歳であった。1620年になりようやく定陵は使用されることになり陵墓が完成して30年が過ぎていた。
定陵は明十三陵の中で3番以内に入る規模の大きさである。その規模は面積18万平方メートルになる。
定陵は中国の統一王朝で唯一発掘され現在は地下宮殿が一般公開されている。
私は、大事な地下にあるメインのお墓は撮らずに、ふざけた写真ばかり収めており、
写真が無いのだった。本人も残念っ。
スポット情報
万里の長城の情報を紹介しますね
万里の長城
明十三陵(定陵)の情報を紹介しますね
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