朝からグダグダ
朝7：00起きし、シャワーを浴びて準備OK。
9：00待ち合わせだったのだが、パンダさんの自己中な行動に苛々。
約束時間に遅れたはずが、トモコさんも約束場所に来ていない。
待ち合わせ場所に迷ったらしく、9：30に会う。
海外で携帯電話とか使うと法外な値段の時代ですから仕方ない。
この時、既に3人共、不機嫌な状況だったのだが…。
モンパルナス駅～テュール駅、片道156F(約3200円)。
テュール駅から「古城めぐりバスツアー(約3000円)」。
私「１日で約１万円はツライな。帰国後バイト頑張らないとアカンな」
トモコ「私もツライけど、私はユーロパスポートがあるから交通費安いのよ」
この貧乏話が、後の事件へと発展することに…。
チケット購入し、人生初のTGVに乗ることに。
TGVとは欧州の新幹線として、世界最速と言われた電車。
1998年時では、世界最速と言われたTGV
駅を降り損ねた事件
TGVに乗ってから、私は日記を書き始めたのが、これで乗り物酔いに。
そして70分後に到着予定のテュール駅のはずが…。
私「なんか電車が停まったなぁ。でも駅の看板が無いから不明」
私「でも、そろそろ70分経ったなぁ」
と思ってはいたのですが、、、
３人分の旅券を持っていた彼女から旅券を見たパンダさんが気付いた！
パンダさん「あ！テュール駅に行くには、今で乗り換えやったんだわ」
パンダさん「今の駅から各駅電車に乗り換えやったんだわ」
私「えっ？マジか？」
駅に11：40到着、バスツアーは12：00出発。
今の状況は、まったく違う方向に進んでいるが手遅れ。
朝から３人のテンションも低かったし、私は乗り物酔い中。
ただ自分が他人を頼っていた甘さが原因なので、怒るに怒れない。
12：20にTGVを降りて、別の電車でテュール駅に戻ることに。
トイレ内で無賃乗車
トモコはユーロパスで無料乗車できる。
私とパンダさんは、戻りのチケット代金が無いため、無賃乗車することにしました…。ごめんなさい。
私だけ、トイレに鍵をかけて籠城。
電車内に２つしかないトイレのため、他の乗客がドアをガンガン叩く。
それでも籠城。パンダさんは見つかって110F(約2200円)払ったらしい。
私は乗り物酔いでトイレで90分間、寝ていたのだ。
テュール駅に到着
テュール駅に着いたのは14：40ごろ。
城めぐりのバスツアーがある訳でもなく、
複数の城見学は不可。近所の城を１つ見るのが限界ということに。
3人のテンションは、超低い状況。
下記２つの選択肢を教えてもらい、
1）テュール駅から20分のブール駅近くのブール城へ
2）テュール駅からタクシーでアンボワーズ城へ
後者２を選び、タクシーに乗り、310F（約6000円）を３人で割り勘。
この時、ユウコは運転手に、日本の浮世絵らしい和紙をプレゼントしていた。
チップ替わりに日本の物を渡すと喜ばれるらしいが…。
彼女もテンション低い状況で、チップを渡す姿に感銘。勉強になった。
アンボワーズ城
ミケランジェロの墓もあるというアンボワーズ城。
場内を見学するも、「え？これが城？」という印象を受けた。
王族の城というより、貴族や伯爵の家だから？
雑誌やポストカードなどでシンデレラ城みたいなのをイメージし拍子抜け。
ただ、城のテラスから見える景色、中庭の景色は素敵でした。
タクシーから見える田園風景、パリ市街地にはない田舎のほのぼのした景色も良かった。
駅周辺を散策
17：30にテュール駅に戻った。
駅周辺の教会、川沿いなど、ブラブラ散策。
サン＝テティエンヌ大聖堂
テュール駅ちかくのサン＝テティエンヌ大聖堂の外観
サン＝テティエンヌ大聖堂の外観は装飾が細かい
サン＝テティエンヌ大聖堂内のステンドガラス
テュール駅周辺を散策
晩御飯さがし
20：20分初の電車でパリへ戻るため、晩御飯を探すこと。
トモコ「駅前パン屋は、昼に行列ができてるのを見たよ。人気店じゃない？」
そんな彼女の観察力に私は驚いた。
トモコに教えてもらったのだが、パン屋で買って、御惣菜はスーパーで買う。
するとファーストフードで食べるより安上がりらしい。
パンとおかずを買って、電車で食べたのだった。
トモコと別れ
パリに到着し、地下鉄でトモコと別れることに。
トモコとは不運続きだったが、トモコは寂しそうに「帰国したい気分だわ」と言っていた。
連絡先は交換しないまま別れたのだが…。
私は、彼女から教わったことも多く刺激を受けた。
トモコの姿勢に学んだこと
トモコは絵を心から愛しており、絵や旅、建築などウンチクが豊富。
ミケランジェロ、ダヴィンチなども事前勉強し、私らに教えてくれた。
好きなことへ一生懸命、勉強している学生だった。
欧米の建物、芸術は、その時代や社会情勢、宗教や価値観などの象徴。
勉強することで、より趣味が好きになる。そんな体言している女性だった。
また海外でオロオロする私らと違い、トラブル発生時も即断即決。
女性の１人旅をする行動力だけでなく自立した大人を感じた。
私も大学で「西洋建築」の授業を受けたのに、その知識は全く脳に残っておらず…。
「もっと勉強しとけば良かったなぁ」と思いつつも…。いざ勉強するとなると
「知識を持って旅すれば、もっと旅を満喫できるよ！」
「悪い状況の時に、いかに平静を持って対応できるか？」
を教わった１日でした。
22：00にホテルへ帰着。
ライオンさんの単独行動編
さて私たちと別行動したライオンさんは、楽しい１日だったようだ。
朝からオルセー美術館に行き、ゴッホの絵を鑑賞。
インテリアや建築コーナーも美術館内にあって、評価も上々。
それからセーヌ川の遊覧船に乗り、１時間ほど船上を楽しんだ。
寒かったらしいが…。
そして店でのランチを40F（約800円）で楽しんだ。
ステーキ、フライドポテト、パン、プリン。
マクドでも30Fは使うより、現地食のランチは快適だ！。
そのランチで、日本人主婦と出逢い、一緒に食べた。
その後、セーヌ川の南側の服屋でショッピングをし、ズボンとシャツを購入。
19：00にホテルに帰着。
私らの旅よりは満喫したと、笑顔が語っていた。
スポット情報
Infomation
アンボワーズ城
ダ・ヴィンチゆかりの城!アンボワーズ城の魅力に迫る
フランスのロワール渓谷にあるアンボワーズ城は、ルネサンス期の美しい城として知られています。レオナルド・ダ・ヴィンチが晩年を過ごした場所としても有名で、彼の遺産に触れることができます。城内の豪華な装飾や美しい庭園など、見どころ満載の城をご紹介します。
01）ダ・ヴィンチとアンボワーズ城の関係
天才芸術家が過ごした晩年の地
レオナルド・ダ・ヴィンチは、晩年の3年間をアンボワーズ城で過ごしました。当時のフランス国王フランソワ1世の招きで、1516年にイタリアからやってきたのです。城の近くに与えられた館で、ダ・ヴィンチは絵画や発明に没頭したと言われています。
現在でも、城内にはダ・ヴィンチにまつわる展示が数多くあります。彼の発明品のレプリカや、絵画のコレクションなどを見ることができるのです。天才芸術家の足跡をたどるだけでも、アンボワーズ城を訪れる価値は十分にあると言えるでしょう。
02）城内の見どころ
豪華絢爛な装飾と美術品
アンボワーズ城は、ルネサンス期の豪華な装飾が特徴です。城内には、美しいタペストリーや家具、絵画など、当時の芸術品が数多く展示されています。まるで美術館に迷い込んだかのような気分になるはず。
中でも必見なのが、二重螺旋階段。螺旋が2つ絡み合うように設計された、まるで彫刻のような美しい階段です。ダ・ヴィンチの設計という説もあり、彼の天才ぶりを物語っているようです。この階段を眺めているだけでも、アンボワーズ城を訪れた甲斐があると言えるでしょう。
03）美しい庭園も必見!
ルネサンス様式の幾何学模様
アンボワーズ城の庭園も、見逃せない見どころの一つです。城の周りには、整然と手入れされたルネサンス様式の庭園が広がっています。幾何学的な模様に刈り込まれた植物や、噴水などが美しく配置されており、当時の貴族の美的センスを感じることができます。
庭園を散策していると、まるでタイムスリップしたかのような気分になるはず。写真を撮るのにも最適なスポットなので、カメラを持参することをおすすめします。庭園の美しさを、ぜひ自分の目で確かめてみてください。
04）アクセスと観光情報
パリから日帰りでも行ける!
アンボワーズ城は、パリから電車で約2時間ほどの場所にあります。日帰りでも十分に観光できる距離なので、パリ滞在中の小旅行にぴったりです。城の最寄り駅は、アンボワーズ駅。駅から城までは、徒歩で約20分ほどです。
入場料は、大人が11ユーロ、子供が7ユーロ（2021年現在）。オーディオガイドを借りることもできるので、自分のペースで城内を探索できます。ルネサンスの美しい城と、ダ・ヴィンチの遺産に触れられる絶好の機会。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
05）さいごに
アンボワーズ城は、フランスのロワール地方を代表する美しい城です。ルネサンス期の豪華な装飾と、レオナルド・ダ・ヴィンチゆかりの地としての歴史的価値を兼ね備えた、まさに必見の観光スポット。パリからのアクセスも良いので、フランス旅行の際にはぜひ立ち寄ってみてください。みなさんも、アンボワーズ城で至福のひとときを過ごしてみませんか。
| スポット名 | アンボワーズ城 |
|---|---|
| おすすめ度 |
4.0
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| 国 | フランス |
| 地図 | |
| 料金 | ー |
| 参考サイト | |
| その他 | アンボワーズ城はフランスの歴史と文化の重要な一部であり、特にルネサンス期のフランスにおいて重要な役割を果たしました。 |
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