WEBデザイナーの道を歩み始める
高校野球の試合中継で、WEB制作を始める
デザイナーのアルバイトを終えて、どうされたのですか?
元々の夢は、CGにも興味があったので、マンションとかをCGで描きながらPhotoshopで加工する不動産の広告チラシをに携わる。いわゆるDTP系をやりたかったんですよね。
でも当時はWidowsユーザーでして、Macも高価なので購入できず、職場で触りながら覚えるには即戦力と言えずにデザイン会社への入社が困難でした。
「DTP(ディーティーピー)」とは、「Desktop Publishing(デスクトップ パブリッシング)」の略であり、パソコン上で印刷物のデータを制作することです。
どういう判断をしたのですか?
たまたま短期バイトで、高校野球のWEBサイトを制作するバイトがあったので、これでWEBサイト制作に携わり、HTMLを覚えながら興味を持ちました。当時、プライベートでブログ制作を始めたりしていたので興味を持ちました。
DTPよりもWEB系に興味を持って方向転換をしたのですね。「これから紙の時代は終わりだ!WEBだ!って印刷業界のコストダウンが激しかったですものね」
それから、某通信グループの上場株で儲けた社員たちが次々と、インターネット加入の会社のベンチャーが増えたんですよね。ブラックな噂を聞きながらも、経験値を上げるために入社しました。
ブラックな職場環境
毎月、会社の離職者が多く、入社者も大量に入ってきて!という営業会社でした。会社はインターネットに加入していただければホームページを無料で制作しますよ!というビジネスモデルです。なので営業トークも適当に話して仕事を獲得してくるのですが、お客様は個人事業主も多く、健康系、美容室、建築系など多業界にわたるクライアントでした。クライアントも販促や集客に本気なので「無料だからといって、こんな品質では集客できんし、納得できない!」ってクレームも多かったですねー。
インターネットの営業勧誘って、とても怪しかったですものね
出戻りが多い納品物
「WEB制作で納品できたー!終わったゾー!」という気持ちになったものがクレームと一緒に出戻りで戻ってくるんですよね。当然、WEBデザイナー経験も浅いので、色使いも言われたまま酷かったんだと思います。でも全力投球で制作をやってましたね。
デザイナー1人あたり月に20社 x 5ページくらいのサイトを担当して、徹夜が続いてましたね。
うわーブラックの王道ですね
完全歩合で納品完了しないとお金がもらえないんですよね。
だから営業のヒアリングが甘いと「納得できない!デザインもへたすぎる!」と文句を言われるケースも増えてきて、社内の雰囲気は悪口が多かったですよー
完全歩合だと生計が見えてこないんですね。とりあえず納品で出戻りしないように顧客満足度を高めるように、営業に同行して自らヒアリングするようになりました。
WEBディレクションと兼務し始めたんですね
ディレクター兼デザイナーがスキルセットをUPするには最適な修行ですよ。でも1社納品できたら翌月3万円が支払われる完全歩合制だったので、徐々に生計に不安を感じて退職しました。
最適な修行方法だと思います。
次回
デザイナー経験値を積むという意図では、3ヶ月ほどで50社のWEBサイトを納品しましたね。
退職後も引き継ぎができずに制作を継続してましたが、まだHTMLも覚えたばかりでWEBは奥が深いと考えてましたね。
デザイナーの経験値を積んだ次は、東京の友人の開業お手伝いのお話ですね。楽しみにしてます。