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ピックルボールとは?
ピックルボールは、テニスやバドミントン、卓球の3要素を組み合わせた、アメリカで生まれた新しいスポーツです。
ピックルボールは、手軽に楽しめるスポーツとして、老若男女問わず人気が高まっています。
コートのサイズは、バドミントンコートとほぼ同じで、ネットの高さは地面から91.44cmです。
ラケットは、卓球のラケットよりも大きく、テニスラケットよりも小さいサイズで、プラスチック製のボールを使用します。
参考Movie
百聞は一見にしかず。動画を見たらどんなスポーツか理解が早いですよね
ピックルボールの歴史
ピックルボールは、近年カジュアルなスポーツとして脚光を浴びています。
ピックルボールは、1965年にアメリカのワシントン州選出の上院議員だったジョエル・プリトキン、ビル・ベル、バーney・マッカラムの3人によって考案されました。ベインブリッジ島の別荘で考案されました。
彼らは、子供たちを退屈させないために友人たちと一緒に考え出したものです。手軽に楽しめるスポーツを作ろうと考えたのがきっかけです。
発想元
基となったのはテニスではなく、実はバドミントンです。庭に古いバドミントンコートがあったものの、道具が見当たらなかったため、卓球のラケットで代用しました。穴の空いたウィッフルボールを使ったところ、よく弾むのでネットを下げたそうです。
当初は、バドミントンのコートでテニスのボールを使ってプレーしていましたが、後にプラスチック製のボールに変更されました。
こうして、バドミントンのルールに卓球の要素が加わったピックルボールの原型が誕生しました。
1972年には協会が発足し、1976年には初のトーナメントが開催されました。この時の参加者のほとんどはテニス選手だったそうです。徐々に競技人口が増え、一時期はシニアオリンピックで採用されるなど、ゲートボール的な展開も見られました。
その後、コロナ禍で身近な非コンタクトスポーツとして急激に注目され、ウェアやパドルもカジュアルなデザインが増え、今やホットなカルチャーとなっています。YouTubeで試合の動画を見てみると、ラリーが激しくて痛快で、良い汗をかけそうです。
スポーツって始めるのに腰が重いことが多いですが、ピックルボールは「簡単にやれそうだ!」と感じられる競技ですね。
ピックルボールの特徴
ピックルボールは、テニスやバドミントンに比べてコートが小さいため、素早い反応が求められます。
また、ネット付近の「ノーボレーゾーン」では、ボレーが禁止されているため、戦略的なプレーが重要になります。
ダブルスでプレーすることが多く、パートナーとの連携が勝敗を左右します。
ピックルボールは、体力的な負担が少ないため、高齢者にも人気のスポーツです。
ピックルボールのコート
バドミントンコートとほぼ同じ大きさのコート(テニスコートの約3分の1)で、センターネットを挟んでボールを打ち合います。ネットの高さはテニスとほぼ同じです。
ピックルボールの魅力
老若男女問わず楽しめる
ピックルボールは、子供からお年寄りまで、幅広い年齢層で楽しむことができるスポーツです。ルールがシンプルで、テニスやバドミントンに比べて体力的な負担が少ないため、気軽に始められます。また、ダブルスでプレーすることが多いため、コミュニケーションを楽しみながらプレーできるのも魅力の一つです。
戦略性が高い
ピックルボールは、コートが小さいため、素早い判断力と反応が求められます。また、ノーボレーゾーンでのプレーが制限されているため、戦略的なショットの選択が重要になります。サーブ&ボレーや、ロビングショットなど、様々な戦術を駆使してポイントを取る必要があります。パートナーとの連携プレーも勝利のカギを握ります。
フィットネス効果が期待できる
ピックルボールは、テニスほど激しい運動ではありませんが、適度な運動量が得られるスポーツです。素早い動きが求められるため、敏捷性や反射神経が鍛えられます。また、ラリーが長く続くことが多いため、持久力の向上にも効果的です。定期的にピックルボールを行うことで、体力の維持・向上が期待できます。
まとめ
ピックルボールは、老若男女問わず楽しめる新しいスポーツとして注目を集めています。ルールがシンプルで、手軽に始められるため、幅広い年齢層に人気があります。戦略性が高く、パートナーとの連携が重要なため、コミュニケーションを楽しみながらプレーできるのも魅力の一つです。また、適度な運動量が得られるため、フィットネス効果も期待できます。
ピックルボールは、今後さらに普及していくことが予想されるスポーツです。ぜひ、家族や友人と一緒に、ピックルボールの楽しさを体験してみてはいかがでしょうか。