かつては夢のようだった634mの超高層タワー、東京スカイツリー。その誕生までの道のりは決して平たんではありませんでした。時に阻まれ、葛藤を抱えながらも、最終的に新たな東京のシンボルへと昇華したスカイツリーの前史をご紹介します。
Index of Contents
01)東京スカイツリーの構想
東京の新たなランドマーク誕生
みなさん、東京は日本を代表する大都市ですが、実は長らく自慢の超高層ランドマークがありませんでした。そんな中、2000年代に入り、新たな電波塔の建設計画が持ち上がりました。東武鉄道とその関係会社が、東京スカイツリーというプロジェクト名で、地上634mの超高層タワーの建設を目指したのです。
しかし、周辺住民の反対運動や経済情勢の悪化などから計画は難航を極めます。一時は事業の継続すら危ぶまれましたが、建設関係者の熱意と東京都の全面的なバックアップにより、ついに2008年に着工に至ったのです。
02)技術の粋を集めた超高層タワー
次世代への夢と希望を込めて
東京スカイツリーの高さ634mという数字には、634(ムサシ)が「夢咲き」の語源という意味が込められています。また設計や工事には様々な最新技術が投入されました。日本の技術力の結晶とも言えるこのタワーには、人々の夢や希望が詰まっているのです。
例えば、免震構造では世界最大級の免震装置が採用され、大地震に耐えうる安全性が確保されています。また電波塔としての機能はもちろん、展望施設やショッピングモールなども併設され、新たな観光・レジャースポットとして東京の顔になることが期待されました。
03)新たな東京のシンボルへ
壮大なる夢が実を結ぶ日
そして2012年5月22日、全長634mのタワーがついに姿を現しました。建設費約3,250億円を投じた東京スカイツリーは、高さでは世界一を誇り、その雄姿は東京のシンボルとして人々に希望と勇気を与えてくれます。
みなさんも機会があれば、東京のこの新たなランドマークを是非訪れてみてください。東京スカイツリーは、未来につながる夢の実現形なのです。
2012年2月29日に施工完成のニュースを聞くも大雪
2月29日に、スカイツリー施工完成のニュースを聞きつつも、大雪。
見学に行きたいなと思いつつも、天候も悪く写真撮影しても厳しい。
開業83日前だし、まだ観光には早いかな…。
翌日の3月1日。
やはり見たいな!という衝動にかられて、早朝から浅草を散歩。
昨日の雪が屋根から落ちる危険もあり、立ち入り禁止の区域も…。
参拝した後、スカイツリーに向かって歩いてきました。
実際に見た印象は、
周囲のビルの高さが気になり、想像より高さを感じなかったのが感想。
開業してからの建物内施設、展望台が楽しみですね。
施工完了翌日の東京スカイツリー
さいごに
高さ634mの超高層タワー、東京スカイツリー。その誕生には困難と葛藤の連続がありました。しかし建設関係者の夢と情熱、そして最先端の技術の結集により、晴れて東京の新たな誇りとなりました。一つの夢が次の夢を呼び、未来へと続いていく。そんな希望に満ちたスカイツリーは、まさに東京のシンボルと呼ぶにふさわしいのではないでしょうか。
スポット情報
東京スカイツリーの情報を紹介しますね
東京スカイツリー
スポット名 | 東京スカイツリー |
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おすすめ度 | 4.0 |
TEL | 03-5302-3470 |
エリア | 東京都墨田区押上 |
郵便番号 | 〒131-0045 |
住所 | 東京都墨田区押上1丁目1-2 |
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