【2010秋・関西-3th】京都の地で黄金色に輝く!西本願寺の水吹き銀杏に注目

東本願寺から西本願寺に向かっていていると、
牛丼・なか卯の店舗が京都仕様なのに驚きながら、横目に歩き…。
東本願寺から徒歩10分程で西本願寺に到着。

世界遺産にも登録されている『西本願寺』

『西本願寺』 世界遺産にも登録

私の感想としては、阿弥陀堂と阿弥陀堂をつなぐ長い渡り廊下の風情が好きでしたね。

西本願寺とは

西本願寺(にしほんがんじ)は、京都市下京区にある浄土真宗本願寺派の本山で、親鸞聖人が開かれた本願念仏の教えをよろこぶ門信徒の心の故郷。

「東本願寺」と区別するために、京都市民からは「お西さん」の愛称でも親しまれている。

境内には阿弥陀堂・御影堂をはじめ、桃山文化を代表する建造物や庭園が今日まで大切に受け継がれており、「古都京都の文化財」として1994(平成6)年UNESCOから世界遺産にも登録。

『西本願寺』の様子

01)西本願寺の名物「水吹き銀杏」とは?

樹齢300年を超える巨木

みなさん、西本願寺の境内にある水吹き銀杏は、樹齢300年を超える巨木なのだそうです。その姿は、まさに威風堂々。枝を広げるその姿は、この世のものとは思えないほど神々しいです。

名前の由来は、この銀杏の根元から水が噴き出していることからきています。この水は、境内の池に注がれているのだとか。まるで樹木自らが水を吹き上げているかのように見えることから、「水吹き銀杏」と呼ばれるようになったそうです。

この黄色の色彩に魅せられました

水吹き銀杏(逆さ銀杏)の由来

緑葉の頃の銀杏

西本願寺御影堂前のイチョウは、天然記念物で「水吹き銀杏」とか「逆さ銀杏」と呼ばれている有名な銀杏。

「逆さ銀杏」という名前は、ある高僧が苗木の時に逆さに植えたために横に広がったという言い伝えからのようです。
素人目に見ても、手入れが行き届いていると感じます。

「天明の大火(1788年)」といわれる火災は、団栗辻子が出火、鴨川を超えて市中に延焼し京都市中の大半を焼いた。

火災から銀杏が水を吹いて御影堂などを守ったため、「水吹き銀杏」といも呼ばれることになったそうです。御神木とされるのもわかる気がします。銀杏の特徴は、保水力に優れ、炎熱干魃に耐える力抜群の樹木。

火災の際に、本当に水を吹いたのかどうか…!?
火事によって周囲が高熱になると、噴き出すように蒸発する水分を表現したのではないか?というのが有力説だそうです。

02)秋の終わりごろが見頃!黄金色の絶景

11月中旬から12月上旬にかけて

水吹き銀杏の見頃は、11月中旬から12月上旬にかけてです。みなさん、この時期になると、葉が次々と黄金色に染まり、まるで王冠のように境内に輝きを放ちます。樹齢の古い大木だけあって、その存在感は圧巻です。

寺院の建物と調和した景色は、思わず見とれてしまうほど美しい絶景。写真スポットとしても人気なので、訪れた際はカメラを持参するのがおすすめですよ。

横長に広がる黄色の銀杏と蓮の像

03)西本願寺の他の見どころ

国宝や紅葉も必見

西本願寺の見どころは、水吹き銀杏だけではありません。みなさん、境内には、京都随一の規模を誇る本堂があり、国宝にも指定されています。堂内に足を踏み入れると、圧倒される荘厳な雰囲気に包まれるでしょう。

また、紅葉の名所としても知られています。本堂をはじめ、回廊や庭園、参道など、あちらこちらで色鮮やかな紅葉が楽しめます。11月中旬が見頃となっています。

黄色に染まった銀杏(イチョウ)にウットリ

阿弥陀堂前の「水吹き銀杏」が凄かったです。
写真のとおり、あでやかな黄金色に染まっていました。
1番良い時期に、見ることが出来た気がします。

10分程、うっとり眺めながら写真撮影。

京都市指定の天然記念物に指定されており、樹齢を感じさせる大木は大迫力。幹も太いですね。

黄色に染まった銀杏にウットリ

高さ15m、枝廻り30m、樹齢約500年。
昔の人が大事に育てて、受け継がれてきたのでしょう。

とても美しく、手入れが行き届いてる気がします。

『西本願寺』の銀杏の数々

さいごに

西本願寺は、京都を代表する名刹として知られています。そんな寺院の境内に、樹齢300年を超える水吹き銀杏という珍しい大木があることをご存知でしたか?

秋の終わりごろになると、黄金色の絶景を目にできるこの水吹き銀杏。そして、国宝の建築物や紅葉の名所としての魅力も兼ね備えています。西本願寺には、京都ならではの美しさが凝縮されているのです。ぜひ、皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか。


スポット情報

Infomation

TFきりん

西本願寺の情報を紹介しますね

西本願寺

スポット名西本願寺
おすすめ度
4.0
TEL075-371-5181
エリア京都府京都市下京区
郵便番号〒600-8501
住所京都市下京区堀川通花屋町下る本願寺門前町
地図
交通手段JR・近鉄京都駅から市バス9, 28, 75番「西本願寺前」下車。
京阪バス「京都駅八条口」から311, 312番「西本願寺」下車。
阪急河原町駅から市バス207番「島原口」下車。
営業時間
休日
料金
駐車場西本願寺北境内地駐車場
参考サイト
その他西本願寺は京都市下京区に位置する浄土真宗本願寺派の本山であり、多くの観光客が訪れる歴史的なスポットです

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