『鹿児島』の旅

白装束の姿で入浴!古里温泉の「龍神露天風呂」 =ふるさと温泉=

2010.09.06

桜島の麓に位置する「古里温泉(ふるさとおんせん)」は、龍神様を祀った伝説の混浴露天風呂「龍神露天風呂」が有名な、歴史ある温泉地です。白装束を着て海辺の露天風呂に入るというユニークな体験は、ここでしか味わえない唯一無二の魅力です。

この記事では、古里温泉の魅力を「桜島の自然環境」「龍神露天風呂の由来」「入浴体験と温泉の効能」「スタッフのおもてなし」の4つのテーマに分けてご紹介します。鹿児島に行ったなら、ぜひ立ち寄りたい秘湯スポットです。

01)桜島の麓に広がる絶景——大自然の中の温泉

自然・景観

活火山・桜島を望む絶景ロケーション

鹿児島のシンボル「桜島」は、九州南部に位置する活火山です。その雄大な山容と青い海が織りなす景色は、訪れる人を圧倒する美しさを持っています。古里温泉はそんな桜島の麓に広がる温泉地で、豊かな自然に囲まれた最高のロケーションにあります。

龍神露天風呂からは、目の前に桜島を望み、海を眺めながら入浴できるという贅沢な空間が広がります。日常では到底体験できない絶景の中で湯に浸かる体験は、身も心も解きほぐしてくれます。夜には満天の星空のもとで入浴できることも、この露天風呂の大きな魅力のひとつです。

02)龍神露天風呂の由来と神秘

歴史・伝説

樹齢200年超の巨木・赤禿の樹に棲む龍神——昭和60年から続く信仰

龍神露天風呂の名前の由来は、露天風呂のそばに立つ樹齢200年以上の巨木「赤禿(あかはげ)の樹」にあります。薩摩長谷寺の住職・妙光上人が「この巨木には強い龍神が棲む」と告げ、「我を祀れば力を貸す」という龍神の言葉に従い、昭和60年から毎月3回(1日・11日・18日)お供えとお祀りが続けられています。

古里温泉そのものの歴史も古く、起源は奈良時代(758〜764年頃)にまで遡ります。宝暦5年(1755年)4月8日に名湯として発見され、その日が釈迦の誕生日と同日だったことから「仏の湯」とも呼ばれてきた温泉です。泉質はナトリウム・塩化物温泉で、胃腸障害・神経痛・腰痛・痔などに効能があるとされています。

03)白装束で入浴!——混浴露天風呂の独自ルール

温泉体験・ユニーク

白い浴衣を着て海辺の露天風呂へ——ここだけの入浴スタイル

龍神露天風呂のユニークな点は、男女混浴の露天風呂であること、そして白い装束(浴衣)を着て入浴するルールがあることです。冬は冷えた白装束が体に張り付いてやや寒いと言われますが、夏の入浴は最高の開放感を味わえます。

入浴料は500円(2010年当時)で、海辺の絶景を目の前に、龍神の気を感じながら湯に浸かる体験は、他では絶対に体験できないものです。訪問時に清掃中で入浴できなかった場合も、スタッフの方が温泉の見学を快く許可してくれました。清掃スタッフが会釈してくれるその姿勢に、ホスピタリティの高さを感じました。

04)訪問の注意点——清掃時間の確認を忘れずに

アクセス・注意事項

月・木曜の午前は清掃時間——事前確認が旅のポイント

訪問前にぜひ知っておきたいのが、清掃時間の情報です。月曜日と木曜日の8:30〜14:30は清掃中のため入浴できません。日帰りで桜島観光をする場合は、公式サイトや電話で事前に確認してから訪れることをおすすめします。

古里温泉へのアクセスは、桜島港(桜島フェリーターミナル)から車で約15分です。鹿児島市内からフェリーで桜島に渡ることができ、鹿児島観光の一環として訪れる方も多いです。桜島ドライブと組み合わせて、島を一周しながらこの秘湯に立ち寄るのが、おすすめのコースです。なお、桜島の噴火の状況によっては急遽利用できなくなる場合もあるため、訪問前に最新情報を確認してください。

さいごに

古里温泉の龍神露天風呂は、歴史・伝説・絶景・ユニークな体験が詰まった、鹿児島随一の秘湯です。桜島の雄大な自然を感じながら、白装束で湯に浸かるという非日常的な体験は、旅の記憶に長く残ること間違いなし。鹿児島を旅するなら、ぜひ立ち寄ってみてください。

旅とグルメが好きなUI/UXデザイナー

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